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お土産が一人鉄道旅をしたことでの気付き
アラフィフ責任世代のあなたへ
おはようございます。
今日は在宅勤務の予定が
やむを得ぬ理由でオフィス出社となり
電車の中でこの記事を書いています。
その理由というのは仕事ではなく
実は9月9日の北海道出張の際に
お付き合いのある会社の方から頂いた
お土産を会社に持って行くためです。
本当は昨日オフィスで
同僚たちに配るはずだったのですが
うっかりその袋を
電車の網棚に置き忘れてしまったせいで
今日に持ち越しになってしまったのです。
北海道出張の記事は、以下をご覧下さい。
一人鉄道旅をしたお土産
このお土産
結構大きな紙袋に
入っていたため
手で持っていると
私の前に立っている乗客の
迷惑になると思い
網棚に上げていました。
これが失敗の素でした。
その後手が空いて私は
noteの記事を書くことに集中して
ハッと気がつくと
乗り換え駅に到着していました。
いつもの通勤では
リュックサックだけを
体の前に持っているだけなので
いつもの調子でそのまま
電車を降りてしまいました。
そこですぐ気がつけば
良かったものの
何と、乗り換え後も
自分が忘れ物をしたことに気が付かず
結局オフィスに到着して初めて
お土産の袋がないことに気付きました。
この瞬間の動揺と脱力感ときたら...
間抜けな自分に腹が立ちました。
とは言え、そんなことを
している場合ではない
と、我に帰り、すぐに鉄道会社に電話で
問い合わせました。
この電車、成田空港と羽田空港の間を
何往復もする電車で
4つの路線に乗り入れています。
まずは自分が乗車した駅の所属する
鉄道会社に電話したのですが
電話に出た係員の方からは
「この時間ですと
すでに◯◯鉄道の
管内を走行中なので
そちらの対応部署
にお電話下さい」
と案内され
教えられた番号に
かけ直しました。
次に電話を掛けた◯◯電鉄では
「あと10分早く連絡頂けたら
羽田空港で車内確認できたのですが
あいにくその電車は
先ほど羽田空港を出発して
成田空港に向かっています。」
「お手数ですが、別の鉄道会社に
ご確認ください。
ただし、これから電車が
走行する路線が3つの
鉄道会社の路線となるので
どの鉄道会社に確認するかは
お客様の方でご判断ください。」
なるほど、そう来たかぁ。
各鉄道会社間では
こういう忘れ物情報の
共有はしていないんですね。
確かに、毎日膨大な量の
忘れ物が発生するでしょうから
いちいち情報共有など
している余裕はなく
自分たちの管轄下にある
間だけ対応する
という運用のようです。
私はしばし考え
いくつかの可能性を
頭の中で比較検討しました。
案1:
この時間なら
今から自分が乗り換えた
駅に行けば受け取れる。
でもその場合
上司に事情を話して
仕事を中断して行かねばならない。
案2:
終点の成田空港駅で
車内を確認してもらい
見つけたら
保管していてもらう。
しかしその場合
自宅最寄駅から
さらに反対方面の遠い駅のため
取りに行くのに
時間とお金がかかる。
案3:
自宅最寄駅に
電車が到着したタイミングで
もし袋があったら取得して
保管しておいてもらう。
この場合
自分が仕事を終えて
帰宅するときに
その駅の改札で
受け取ることができる。
それなら無駄なお金も
時間もかからない。
そこで、3つの候補となる
鉄道会社のうち
自宅最寄駅が所属する路線の
鉄道会社の担当部署に連絡しました。
対応係の方は
快く、依頼内容を了解してくれました。
しばらくして、
羽田空港で折り返し
成田空港行きとなった電車が
わたしの自宅最寄駅に到着した際
車両を確認したところ
私の荷物が見つかったので
駅で保管しています。
と、電話がかかってきました。
中身のお土産は
幸い何事もなく入っていたようです。
この知らせを聞いて
ひとまずホッとしました。
そして昨夜21時過ぎ
帰宅時似無事お土産の紙袋を
受け取りました。
このお土産は
私がいない間
自宅最寄駅と羽田空港の間を
持ち主がいないまま
一人鉄道旅を
していたことになります。
乗り換え駅以降は
無賃乗車ですね(笑)
きっと心細かったのではないか?
と、何だか愛着が湧いてしまいます。
後少しで
問題の乗り換え駅。
今日は、少し小さな紙袋に入れ替えて
しっかり手に持って座席に座っています。
今日こそは
オフィスで同僚たちに配れます。
何だか自分の手から
離れて行くのが
名残惜しい感じがしてきました。