LINEがどうやらヤバい日本語AIを作ろうとしているらしい
https://caz-lab.com/2020/11/27/72/
↑ブログです
どうやら、皆さんおなじみのLINEが、日本語に特化した対話や作文、翻訳に使えるAIを開発するらしいですよ!!
LINEのリリース記事によると、700ペタフロップス以上の性能を備えたスーパーコンピュータを活用して、超巨大言語モデルの土台となるインフラ設備を年内に実現するとのこと。
その設備に学習させる日本語は、1750億以上のパラメーターと、100億ページ以上の日本語データ。これは現在世界に存在する日本語をベースにした言語モデルのパラメーター量と学習量を大きく超えるものとなります。
これによって何ができるかというと、例えば僕が毎日コツコツと書いているこのブログ。タイトルと文章の書き出し部分を記載するだけで、あとはそれをもとに最も正しいと判断した文字列を作成してくれるんですって!超便利!!
次のステージでは、世界中の小説を学習して、本屋大賞レベルの小説とかすぐ作れるでしょうし、近い将来には、AlphaGOが人間のプロ棋士を破ったように、敏腕弁護士とディベート大会をして打ち負かすような未来も近い。そして、日本の裁判は全ての法令と判例を理解したAIが判決する。
本当に5年後世の中はどうなってるんでしょ。
楽しみなような怖いような。
そうなった時に、僕ら人間はどう生きていくべきなのか。
でも、これは確かなことだと思うのですが、AIは村上春樹にはなれない。
著書の「1Q84」では、主人公が公園の滑り台で、空を見上げた時、2つの月が浮かんでいた。
いやいや、月は一つでしょ!!ってAIは判断しますよね。村上春樹の頭はエラーしていると。
でも、僕はこのシーンで鳥肌が立ちました。心が激しく揺さぶられたのを思い出します。
また、どこかで聞いた話なんですが、「機械が腕や指をもった時が人間を超える時だ。」
でも、人間の腕とか指とかって、単なる器用な道具なだけでなく、温もりや湿りっけや、その人の人生が凝縮された暖かさがあります。
結局、機械には理解できない非合理的な美や、わびさび。愛情や悲しみ。
これらを沢山感じれる人生を過ごすことが、これからの人間には求められているんじゃないかな。
そのためには、たまにはSNSを遮断して旅に出てみるとか、昔の友達に逢いに行くとか、情報が全てのAIとは違うインプットを行って、自分の生臭さみたいなものをより鍛えてみるといいかもしれません。
さあ、今日は花金。外でパーっと飲むことはできませんが、たまには昔を思い出して、大切な人とお話してみる。そんな夜もいいんじゃないですかね。
いい週末を。