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【仮面ライダーリバイス考察】第47話:忘れても、無かった事にはならない。
本日第47話が放送された仮面ライダーリバイス。
ギフ編が完結し残り4話で物語はどのように畳まれていくのか、そんな矢先に起きたジョージの反乱。
仮面ライダージュウガのアクションや変身演出は単純にかっこよく、それだけで満足感は充分に得られたが、それでも物語の駆け足感は否めない。
製作陣はリバイスという物語に一体どんなゴールを用意しているのだろうか。
今週も明かされた情報をもとにリバイスの今後について考えていきたいと思う。
ジョージ・狩崎の目的とは?
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唐突に裏切ったジョージだが、その真意とは何なのか?裏には真澄の呪縛があると見てまず間違い無いだろうが、具体的な動機については未だ明かされないままだ。
口では「ギフ亡き今、次なる危険因子はギフの力を使って闘う仮面ライダーだけ」と言ってはいたものの、大二やさくらがドライバーを差し出した際には「それでは意味がない」と発言している事からも【ドライバーの破棄】自体が目的ではないと推察できる。
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家族の絆を感じさせる会話に敏感に反応していた部分から考察するに、「父との関係が良くなかったジョージにとって五十嵐家が嫉妬の対象であった」事も原因の一つではあるのだろう。
その思いはいつしか歪み、父への憎悪と絡み合う事で「父の作ったライダーよりも優れたライダーを作れば父を超えられる」という結論に至った可能性はある。
仮面ライダーアギレラは真澄作のライダーであり、五十嵐家はそもそも真澄が純平(元太)にギフの細胞を移植した事で生まれたライダーなのでジョージに狙われる件についても一応の説明はつく。
ただ、玉置についてはどうか?
オーバーデモンズはジョージの生み出したライダーである為、真澄とは特に関係がないように思える。
・悪魔の力を使うライダー全てがターゲット
・玉置はターゲットでは無かったが、花を助ける為に現れたのでついでに倒した
等の理由は考えられるが、現時点ではまだわからない部分も多い。
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ジョージ裏切りの理由としてもう一つ考えられるのは、"自らの体内に潜むもう一体の悪魔を誰かに止めてほしい"というものだ。
先週の考察でも触れたが、真澄がジョージに悪魔を移植した事でジョージの体内には【真澄の悪魔】と【ジョージの悪魔】の2体が存在していた可能性がある。
であれば、劇場版で倒されたシックとは別に、もう一体ジョージの中に悪魔が残されているはずだ。
そして邪魔者のシックが退場した事でジョージの中のもう一体の悪魔が暴走を始めたとは考えられないだろうか。
そしてそれを感じたジョージは、自我の残っているうちに仮面ライダーによって自分の悪魔を葬ってもらう為、裏切りを演じているのではないだろうか。
ただこの場合には「一輝に事情を説明してライダーキックしてもらう方がよっぽど早い」「そもそもジュウガは悪魔の力に頼らないライダーではないのか」という2つの疑問への回答は必要となるだろう。
ともあれ、たとえ知らなかったとは言え一輝の記憶喪失を加速させたジョージも今後説得されてすんなり仲間側に戻ってくるような展開となるのだろうか。
ジョージの暴走がなければ、一輝の中から両親の記憶が消える事も無かったわけだが。
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悪魔との契約
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一輝の記憶喪失は幼少期のバイスとの契約に起因する。
先週は自分の家について、そして今週は両親の事を忘れ、ついに大二・さくらにもその契約内容が知られる事となった。
カゲロウは「悪魔との契約は等価交換」と言い、大二とさくらはもう二度と一輝に変身はさせないと決意する。
しかし、ここで不可解な点が一つある。
大二とさくらの変身がノーリスクで行われている事だ。
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契約の話をする以上、一輝以外のキャラクターがどのようなリスクを背負って変身しているのかも等しく描かれるべきだが、恐らく本作にそれを描く時間はもう無い。
カゲロウは「お前らもそれをわかって悪魔と契約したんだろ?」と言ってはいたが、今までの流れからしてこの件はこのままスルーされると思っておいた方がよさそうだ。
そして製作陣は一輝の記憶喪失問題をどのように解決するかの一点に物語を集約させるつもりだろう。
家族の記憶が消え始めた以上、みんな揃ってハッピーエンドは有り得ない。
順当に行けばバイスが契約解除(=消滅)し、一輝に記憶が戻るパターンとなるだろうが、仮面ライダー剣のようなラストも少しばかり期待してしまう自分がいる。(ネタバレとなるのでここでは割愛する)
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罪と向き合う者
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今週最も心を掴まれたポイントは、花と玉置のパートだ。
ギフを倒した事で、花の目的は達せられた。
そして過去にアギレラとして犯してきた罪と向き合う為、「自主する」という決断に至る。
さくらに別れを告げた際、「また会えるよね」という問いかけに対して笑顔は見せたものの、明確に答える事はしなかった花。
その背中からは自らの罪の重さを悟った者の"覚悟"が確かに感じられた。
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一方で玉置は解体となったウィークエンドの撤収作業をしていた。
花と違ってなんだかさっぱりしているなと感じはしたが、恐らく今後"真澄の秘密"に関する伏線となるであろう「拭いても取れない床のシミ」は、玉置にとっての「消すことのできない罪」のメタファーとしても機能していた。
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そしてジョージに襲われた花。
その事を一輝に連絡したのが玉置だった事から、恐らく玉置は花と待ち合わせしており、共に自主するつもりであったのではと予想する。
でなければ玉置が花を見つけられる理由がない。
願わくば奪われるのではなく自らの意志でドライバーを返却するシーンが見たかったが、 それでも2人の物語は「自主する」と決めた時点でしっかり完結している。
やってしまった事は無かった事にはならない。
それは、記憶を失っていく一輝にも重なるメッセージとして、今回の話に一つの着地点を示しているように見えた。
いよいよ残すところあと3話となったが、まだまだ五十嵐家に平和が訪れる気配はない。
仮面ライダーアギト終盤の"星座移動にまつわるエピソード"のように話自体は既に完結してしまっているように思えてならないが、まだラストスパートへの期待は捨てる事なく、最後までこの物語を見届けていきたいと思う。
(仮面ライダーリバイス公式サイト リンク)
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