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スリランカの旅①出発編

友人「ayaは行きたい所ある?」

時は2017年。
カナダにオーロラ見に行った翌年、次はどこへ旅行に行こうかという話になりました。

これまでの海外旅行は友人の行きたい場所にみんなで興味を持って乗り込む形でしたが、ずっとその感じなので友人から逆に質問されました。そこで私が答えた行き先がスリランカ。

スリランカに詳しいわけじゃないですが、私紅茶が大好きなのです。
日本でセイロンティーを湯水のように飲みながら、紅茶の国に思いを馳せておりました。あとカレー好きだし、食事も合うんじゃない!?

ちょっと調べてみたらスリランカ面白そうじゃん!となり、この年はスリランカ行きが決定しました。

アジア圏は初めての海外旅行で行ったインドネシア(バリ島)以来だな。
寒いイエローナイフとは打って変わって常夏の国、早速出発していきましょう。

①出発~機内食

チェックインカウンターの群れ

今回も成田空港から始まっていきます。
早速空港で浮かれて写真を撮っていたようです。
空港の店をうろついたり、人が行き交ってるのを見るの好き。

さて、スリランカまでは直行便が出ており、9時間半程度の旅路です。
これまで片道12時間とか21時間とか、乗り継ぎで7時間待ちとかをやってきた我々には最早楽勝とも言える数字ですが、これまでの旅とちょっと違うのは今回は現地ツアーだということ。

日本からついてきてくれる添乗員さんはいません。
スリランカに着いた後、現地のガイドさんと合流して連れ回してもらう形。

なんでそうしたのか忘れたけど、イタリアで食あたりしてた時から比べると随分旅行者レベルが上がったものだ…(※現地ガイドツアーにしただけで大げさ)

※なんかこの時仕事がクソ忙しかったけど「半年前に予約したし私のメンタルが死ぬからどうしても旅行に行くぞ!!!!!」と渋い顔をした先輩に宣言し、いつも通り細かいことは友人に丸投げた気がする。人生に余裕がなくて本当にすまない…

ということで友人と2人、飛行機に乗り込みます。

魚系
肉系

合計2回出た機内食。
お、おいしい…見た目も良い…夜中に記事の編集を始めるんじゃあないとあれほど…(セルフ飯テロ死)

野菜も多いしスリランカ航空いいじゃん!
でも何よりテンションが上がったのは

セイロンティーが出るってことだよ!!!
早速!うれしい!空の上でおいしい紅茶!!

お湯とティーバッグを渡される形式ではありません。
ポットで淹れた紅茶をCAさんが注いで回ってくれます。すごい…紅茶がコーヒーと同等の扱いを受けている…

フライト時間も短いので疲れきる前にスリランカの最大都市、コロンボに位置するバンダラナイケ国際空港へ降り立つことができました。

②到着

手の形は説法印

降りていきなり目に入るのがこちらの仏様。
おお…現代的なブッダスタチュー…

スリランカ、端的に言うなれば仏教と紅茶と宝石の国
いかに信仰が大事にされているかを旅の間ずっと感じることになります。

手荷物を受け取って両替屋がひしめくあたりを抜けると、現地ガイドさん達が名前を呼びながら自分たちの客を探すゾーンに到着。
無事に今回の現地ガイドさん&運転手さんと合流できました。

私達以外に一人旅の方もツアー客として合流。
団体ツアーばっかりだったからこんな人数少ないの贅沢な感じするわね…!

到着したのは現地時間の夕方くらいでした。
空港の建物を出たところでなんか嬉しくなって撮ったやつ。

今日はもうホテル行って寝るだけで、観光は明日からなんですが、ホテルに向かう道すがら早速ガイドさんがスリランカの基礎知識を解説してくれます。

・スリランカの旧国名は「セイロン」。セイロンティーはちゃんと土地の名前だった
・国民の7割がシンハラ人。ライオンの子孫という意味らしい。
・更に国民の7割が仏教徒。ガイドさん自身も敬虔な仏教徒。
・首都はスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ
・公用語はシンハラ語、タミル語。英語も習うので英語も通じる。
(※英国から独立した国)
・シンハラ語の数の数え方(忘れた)

スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ…声に出して読みたい首都名だ…
長いのにインパクト強すぎて忘れられない…

旅をリッチにしたい思いから我々はホテルのランクを上げたので、一人旅の方のホテルに最初に寄って見届けた後、次は我々のホテルに向かって出発しました。

辺りはすっかり暗くなっていて景色は全然見えなかったんですが、ガイドさんが何やら急にそこらへんの店で買い物を始めたと思ったら我々に何らかのおやつを提供してくれた(ガイドさんの奢り!)

えっこんな…いいんですか!?こんなことあるんだ…
いやでもこれ…なにこれ…?なんてやつだ…?車内灯つけても暗くてよくわからない…

なんか脂っぽい小麦粉をこねて焼いたものだったんですが、今調べてみるに「キャウン」だろうか…

有難いけど今(夕飯前)食べるやつかこれ…!?!?
手を付けないのも気まずいので、ガイドさんの淀みないトークを聞きながらちびちびつまんでいました。

③夕飯

ガイドさんに手伝ってもらってチェックインを済ませ、明日の集合時間を聞いて部屋へ。

リッチ!!

ホテルのランクを上げただけある高級感のある良い部屋でした。
スリランカではこの時リゾート開発が盛んに行われていたようです。

夕飯はスリランカカレー。
スリランカカレーとは皿の真ん中に炭水化物を盛り、種類がたくさんあるカレーから好きなカレーを好きなだけ盛るビュッフェスタイルのカレーなので、盛り付けが下手くそで美味しそうに見えないのを先に謝っておきます。

やけに寄ってる

めっちゃ美味しかったですよ!!!カレーに外れなし!
チキンカレーとか豆カレーとか、味が想像できるものは勿論美味しいんですが、「ドラムスティック」等と書かれた謎のカレーを試すのも楽しいです。

楽しいけど…ドラムスティックなにこれ…?めちゃくちゃ固い蕗の薹みたいな野菜が入ってるんですけど、皮がマジで固すぎて食べていいのかよくわからない…

煮る前は緑色

わからなすぎるものは体調のためにも食べないに限るので、外側の固い皮は放置して中の柔らかい所だけ剥がして食べるような感じだったんですがそれで正解らしい。

なんだそうだったのか…!お残しに見えないかハラハラしていたあの時間は一体…。

ドラムスティック、インド・スリランカでは一般的な野菜らしいです。ドラムスティックのように長くて固いのでこの名前。

リゾートホテルらしくプールがある

常夏の国なので夜もじっとりと暑いです。

夕飯の後でホテルの中を散策していましたが、全体的に灯りがムーディでほの暗いので庭っぽいところに出づらい。

初日なのにお土産屋さんでメンソレータムを凄まじく強力にしたような、風邪引いたスリランカの人々ご用達のバームを買った気がする。頭痛にもいいぞと店員さんが言うので…

早朝の明るい時にも散策する時間が取れそうです。初日だし今後元気に過ごすためにも迅速に寝ました。

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