Accounting & Financeのおすすめの勉強方法
こんにちは!PDP5期生のまきです!
今回は、IFPのExamをこれから受ける後輩に向けて、
Accounting & Financeのおすすめの勉強方法・よくある疑問点について回答する形で紹介したいと思います!
PDP1年次のAccounting & Financeは、IFP4科目の内で、
「勉強を始めてみたものの、どう手を付けた良いのかわからない」という声や、
他の科目より勉強・テスト対策を後回しにしがちな科目だと思います。
実際、自分も1年生の時に困りました、、、。
そこで今回、Accounting & Finance のざっくりとした勉強法や勉強計画を立てる指針になるポイントを以下3点に絞って見ていきたいと思います!
1、全体的な授業の構成
2、Accounting & Financeで超大切な仕訳
3、Examの構成・勉強法
の順番で見ていきます!
【1、授業の流れ】
Accounting & Financeでは、主に日商簿記3級と2級の1部の内容を扱います。内容は財務会計と管理会計の大きく2つに分かれています。
Examでは全ての章からまんべんなく出題されるので、どこかの章を捨てるのは危険です!!
ではどうやって、全ての章の内容を頭にいれるのか・・・。という不安が出てくると思いますが、まずは授業内での説明を聞くのが、一番の近道になります。
授業の大まかな流れとしては、
Accounting & Financeの勉強をするうえで基礎となる勘定科目の種類を確認
↓
財務諸表のAdjustmentを書く練習
↓
キャッシュフローのAnalysis
↓
最後に管理会計の基礎的な部分を勉強します。
授業内では
①Subject Guide (以下SG)の内容の説明を聞く講義
②SG内の問題の解説を行う演習
の2種類に分かれます。
教授自身が授業内で
「先生が授業でいくら熱弁を奮って説明しても、実際に私達自身が手を動かして問題を解かないと意味がない!」
と仰るように、演習を行うことが大切になります。
わからないところは溜めずに、授業後に聞きに行くと、
“かなり” ”丁寧に” ”優しく” ”もう一度”教えてもらえるのでおすすめです。
次に、これは授業、Examのどちらにも共通する事だと思いますが、
1年生のこの時期に気になることとして、
「このAccounting & Financeはどれくらい英語力・数学力が必要なのか?」
ということだと思います。
英語力→
論述形式で答える問題の多いPoliticsやEconomicsと違い、テストでは仕訳・計算問題が多いので英語力ではあまり差が付きません!
数学力→
計算問題といっても微分や積分などを必要とする数学の専門的知識よりも、Accounting & Financeの英語の問題を正確に読み解き、簡単な計算で答えを出すことがメインになります。
つまり、数学をやってこなかった文系の人でもMath & Stats ほど、数学力で差が付きません!
英語、数学のどちらかが苦手な人でも、解法さえ身に着ければ、一番狙い目の科目になるかもしれません!
【2、仕訳】
Accounting & Financeの授業において仕訳はとても大事です!
数学で計算式を立てるのと同じくらい、Accounting & Financeでは仕訳を完成させる事は、テストの点に直結します!!
そのために、まずは簿記の基礎となる仕訳が“自力”できるようになることが大切です。
コツとしては、
勘定科目がAsset, Liability, Equity, Expense, Revenueのどの科目なのかをまず覚え、
↓
その取引でDebit, Creditのどっち側に振り分けられるか機械的に暗記するよりも、
なぜその仕訳になったのか(AssetであるCashが減ったからCredit側にCashを置くなど)を理解しながら、実際に手を動かして仕訳を自力でできるか確認を行います。
私達の代ではTACが出版している日商簿記3級の参考書を使い、日本語で勘定科目の仕訳をある程度勉強してから、英語で仕訳を行いました。一朝一夕でできるようになるものではないので反復練習が必要です!!
Accounting & Financeの授業に関わらず、IFP科目全般に言えることですが、1年次の授業で出てくる知識はできるようになったという前提で、2年次の授業で扱われます。仕訳などの基礎的な知識で苦手を残したまま学年が上がると、とても大変です、、、
【3、Examの構成、勉強法】
最後に1番重要なExamの勉強法についてです!
まずは、問題構成を見ていきたいと思います。
Accounting & Financeのテストは年度ごとに変動はあるものの、毎年ほとんど同じ内容を数字や出題方式を変えて出てきます。
大問4つの内、
・1~3問目は仕訳や計算問題中心で配点は80点(大問1:30点、大問2:25点、大問3:25点)、
・4問目の論述は配点20点になります。
次にExamの前半部分の勉強法ー計算、仕訳問題編です!
前半の仕訳・計算問題の対策は、無計画にSG を読むのではなく、毎年ほとんど同じ単元から問題が出題されるので、該当箇所を読んだ後に必ずExampleや類似問題で手を動かすことをお勧めします。
今のところ、Mark-up, Margin、新株発行、Cashflow, Ratioの計算、損益分岐点計算、Optimal use of scarce resources, Absorption costing, Marginal costing, Preparation of a budget, Variance, Capital investment appraisalから出題されることが多いです。これらの問題は必ずできるようにしてから、Examに臨みましょう!
Exam後半部分の勉強法ー論述編については、
現時点では特定の章(1章、5章、6章)からメインで出題されているので、まずは過去問に目を通してから、該当箇所から対策します。
他の章から出題された時に、自分の意見を理論的に説明する際に役立つことができることがあるので、最低全ての章は一通り目を通した方がいいと思います。
論述の内容にもよりますが、Unit1に出てくるStakeholders、Qualitative characteristics, Business structureは幅広いトピックの論述で使えるので覚えたことをお勧めします。
注意点としては!!!
私が1年生の時、論述対策を授業内で本格的に扱い始めるのは、B科目が始まる前後の時期でした。そこから論述対策を始めると、他の科目よりも論述の対策が遅いので、とても焦りました。またAccounting & Finance以外の科目の演習が始まるので、正直そこまで時間が取れません。
テスト直前になって焦らないためにも、授業ごとに論述の問題に目を通すなど対策が必要です!
どの科目にも共通しますが、「計画をたてて勉強する事が大切!!」
ということをIFPの1年を通して、思いました。
【最後に】
いかがだったでしょうか?
A&Fは、5期生(Academic year2019-20)から開講したこともあり、情報も少なく、
この先、授業構成・Examの内容に変更が出てくることが予想されます。
UoL等の情報を参考に逐次アップデートして頂ければ幸いです!
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