面接でほぼ絶対に聞かれる代表的な質問TOP3とその対策
はじめに
みなさん、こんにちは。クライスPMチームの武田です。
いきなりですが、皆さんは面接準備ってしたことありますか?「コミュニケーションには自信があるし、聞かれるのは自分のことなので、特に準備をしなくても大丈夫!」とおっしゃる方、実は結構いらっしゃるんです。
しかし、普段のコミュニケーションは流暢でもいざ面接となると緊張して上手く話せない。上手く話せないので相手の反応が薄くなる。するとさらに緊張が高まり、挙句の果てには頭の中が真っ白になって伝えたかったことの半分も伝えられないまま面接が終わってしまう。。これ、よくあることです。
「自分は大丈夫!」と高を括らず、面接での質問をいくつか想定して、事前に何度かシュミレーションをしておくだけでも、緊張が和らぐどころか面接での会話を楽しむことさえできるようになります。
そこで、今回は「面接で聞かれる代表的な質問」と「その回答を考える際のポイント」をお伝えしてきたいと思います。
※今回も「プロダクトマネージャーになりたい人のための本」から一部引用して解説していきます。
本題に入る前に「気を付けて欲しいこと」
面接は「面接官が聞きたいことを聞く場」である
想定質問とその回答を事前にイメージしておくことは大事ですが、一言一句文章にした「台詞」のような回答を用意することは絶対にしないで下さい。これをやってしまうと、記憶してきた台詞通りに回答することに一生懸命になってしまい、結果として面接官の質問に実は答えていない、というミスコミュニケーションが発生しやすくなるんです。
面接は答え合わせをする場でも、自分の言いたいことだけをアピールする場でもなく、(「ポイントを強調」してお伝えしたいので、あえて極端な言い方をしますが)面接官からすれば「面接官が聞きたいことを聞く場」です。その面接官が聞きたいことを無視して、とにかく自分が事前に用意してきた話したいことだけを話してしまっては、せっかくの面接の場が台無しです。
面接官の聞きたいことは何か?その質問で面接官が確認したいことは何なのか?質問ごとの意図を汲み、それに回答する形で自分のことをアピールするように心がければより良い場になると思います。
企業への本気度も当然見られている
面接のやりとりを通じて、企業への理解度や志望度の高さなどももちろん見られています。事前の企業研究を怠らず、面接での会話で企業のことを良く調べていれば、きっとそれが熱意となって面接官に伝わります。そして「ここまで自社への興味関心を持ってくれているのか!」と好印象を抱くでしょうし、面接官との会話もきっと盛り上がるはずです。
と、ここまでの前段パートの話は少しは納得していただけたと思いますが、面接に向けた準備をするとしないとでは、面接官に与える印象や面接結果に大きな差が生まれるのは明白ですよね。
面接でよくある代表的な質問例
さてここからは「面接でよくある代表的な質問例」を紹介します。企業によっては、事前課題を出した上でディスカッションするような面接スタイルもありますが、ここではあくまで一般的な面接での質問例を取り上げてます。
<代表的な質問例>
①経歴説明(自己紹介)
②転職理由
③志望動機
④現職(前職)を選んだ理由
⑤現職(前職)で最も誇れる成果(その成果までのプロセスなどの深堀)
⑥経歴書に記載してあるプロジェクトやエピソードなどの詳細内容
⑦当社で貢献できると考えていること
⑧当社に入ってやってみたいこと
⑨将来のキャリアプラン
⑩求職者から面接官への逆質問
※下記にて上記の①~⑩に関する面接官からの質問例と回答の際のポイントを記載した「面接対策事前チェックシート」を紹介します。
代表的な質問TOP3
上記の質問例の中でも、恐らくどの企業の面接でも ①経歴説明、②転職理由、③志望動機は必ず聞かれる質問です。面接に臨む際は、最低でもこの3つの質問に対する回答は準備だけでもしておいて欲しいので、ここではこの3つの質問の回答を準備する際のポイントを紹介します。
①経歴説明(自己紹介)
面接では緊張も相まって、コミュニケーションの場ということを忘れ、つい自分のアピールしたいことを話したくなってしまうのですが、会話の中で、一方的に話す相手の話を集中して聞ける限界は2分30秒と言われてます。
面接冒頭の大事な掴みの時に、4分以上も話し続けていたら…。面接官は笑顔で対応しつつも、きっと心の中では「長いなぁ…」と感じているはずです。そうならないよう、面接前にタイマーを片手に何度か練習してみて下さい。
※うちの代表のコラムを参考までに紹介します。
②転職理由
「転職理由は正直に言わないほうが良いですよね?」
この質問、結構多くの方からいただきます。
もちろん伝え方には工夫は必要ですが、結論、事実に沿ってできる限りありのまま、正直に伝えることをお勧めします。
<転職理由を伝える際の2大ポイント>
これはひょっとすると少し「勇気」のいることかもしれないですが、以下の2つを特に意識して正直に伝えれば、結果として信頼と納得に繋がります。
◆ 理由がネガティブなものでも正直に伝える
「ネガティブなことを言ったらマイナス評価になっちゃうじゃん!」と不安に思うのも無理はないですし、マイナス評価になるのを怖れて、本当の理由ではない耳障りの良いポジティブな理由を伝えたくなるのも分かります。
しかし面接官は「本当かなぁ?ネガティブな理由がないのに何で辞めるの?辞めなきゃ良いじゃん。なんで??」と、より不思議に思いながら「なぜ、どうして?」と繰り返し、納得いくまで質問をしてきます。
するとそもそも本当の理由を伝えてないので、その後の回答の辻褄が合わなくなり、結果として面接官には納得されず信頼を得られないままに次の質問へ移ってしまう(この場合はすでに大勢は決していると思います。。)。
なかなかにわかには信じられないかもしれませんが、転職理由がネガティブなものであっても、できる限りありのまま正直に伝えたほうが結果として印象は良くなります。騙されたと思ってやってみて下さい。
◆ 愚痴らず他責にせず、やれることはやったということを伝える
正直にありのまま伝えるべきとは言いましたが、愚痴が多かったり、他責にした話ばかりするのはもちろんご法度です!!周囲や環境のせいにして、周りの変化ばかりを祈る人と一緒に働きたい人はそうそういないですよね?
退職理由がネガティブなものであったとしても、その改善・解決の為にやれるべきことはやったのか。
面接官が聞きたいのはここなんです!
やれることはやったが、解決できなかったことが退職の理由になっているのであれば、面接官の理解はきっと得られるはずです。
③志望動機
企業側は、経験・スキルと同等、もしくはそれ以上に志望動機(志望度の高さや熱意含む)を重視しているって知ってましたか?それだけ大事な質問になるので、ここもしっかりと準備が必要です。
「志望動機ってどうやって考えたら良いですか??」
これも、かなりの方からいただく相談です。
志望動機を考える際に一番大事なのは、その会社が好きになるほど深く理解することです。少し乱暴な言い方になりますけど、面接の機会を得たのであれば、その企業を強引にでも「好きになる」まで調べて欲しいです。
MVV、経営者・人事担当者・広報が発信している情報はもちろん、各種媒体から得られる情報の収集、また、その会社のサービス・プロダクトに実際に触れてみたり、とにかくその企業について好意を持って調べ尽くしてみましょう(※①)
そうすればおのずと面接で伝えたくなるような志望動機が浮かび上がってくるはずです。逆にそこまでしたのに浮かび上がってこなければ、その会社の選考は無理して進めなくても良いかもしれません。
(※①)
いかにして企業への興味・関心を高めるのかについては、estieに転職された植木さんの転職活動・会社選びの軸の話が大いに参考になると思います。
ちなみに、、、
うちのチームの菱沼の下記noteに「志望動機」を考えるにあたってのヒントが数多く書かれているので、是非こちらも参考にしてみてください!
※TOP3以外に最も重要な質問「⑤現職(前職)で最も誇れる成果(その成果までのプロセスなどの深堀)」の対策は、是非下記のnoteを参照下さい。
まとめ
さて、ここまで「面接で聞かれる代表的な質問(TOP3)」と「その回答を考える際のポイント」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
このnoteを読んだけど、まだイマイチどうやって書いて良いかわからない!という方がいらっしゃいましたら、喜んでアドバイスしますので、是非ともお気軽にお声掛けください。今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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