PDエアロスペース・オンライン説明会 開催日:2020年7月18日(土)10:00〜
こんにちは。宇宙ハウスメンバーのミノウラ です。
2020年7月18日に開催されたPDエアロスペースのオンライン説明会についてお伝えします。
新型コロナウイルスの影響で、初のオンライン説明会となった今回。
本社がある愛知をはじめ、東京、大阪・・のみならず、海外からの参加もありました。
【PDエアロスペース概要】
PDエアロスペースは・・、
★宇宙機開発
★宇宙旅行および附帯事業
★宇宙輸送事業 を手がける、ベンチャー企業です。
=会社概要=
社名:PDエアロスペース株式会社
住所:(本社)愛知県名古屋市緑区有松3519番地/(R&Bセンター)愛知県碧南市港本町1番地27 ←現在はR&Bセンターを拠点にしています
創立:2007年 ←今年で創立13年を迎えます!
代表:緒川 修治
社員数:30名 ←このほか、プロボノ、インターンのメンバーと共に少数精鋭で事業を進めています
【事業内容紹介】
PDエアロスペースは宇宙事業の中でも、特に「輸送(人、モノを運搬)」の分野をビジネスの中心に捉えています。
PDエアロスペースが最終的に目指すもの・・、
それは「宇宙輸送の翼になる」ことです。
宇宙へ出ていき、
―宇宙で新しい資源、エネルギーを得る
―宇宙旅行をして、改めて地球の美しさ、儚さに気づいてもらう
ことで、私たちが住む地球を守っていきたいとも考えています。
<宇宙機開発>
宇宙飛行機(スペースプレーン)の開発
※翼を持ち、宇宙(高度100km)へ到達する航空機です
2012年に特許を取得した「燃焼モード切り替えエンジン」をコア技術に、安全で利便性に富み、安く提供出来る輸送サービスを目指しています。
※燃焼モード切り替えエンジン:構造がシンプルなパルスデトネーションエンジンを用い、今までにない、ジェットエンジンとロケットエンジンを1つにまとめる技術を実現しました。
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そして、開発した宇宙飛行機により、「サブオービタル宇宙旅行」を実現させます。
<宇宙旅行および付随事業>
宇宙飛行機は、「サブオービタル」と呼ばれる弾道軌道を描き、宇宙旅行のほか下記分野でも活躍を期待されています。
―科学:高高度大気観測/微小重力実験
―産業:新薬の開発/宇宙機器の試験
―サービス:エンターテイメント利用
上記に加え、パイロットの育成や無重力体験等、宇宙輸送分野のトップランナーとして、包括的な事業の展開を考えています。
【宇宙飛行機の開発状況】
直近では、有人機システムの実証を目的とした、無人機開発に注力します。
現在:PDAS-X06開発 ←無人機システムの実証 (最高高度10km)
2022年:PDAS-X07飛行試験 ←サブオービタル無人機技術の実証 (最高高度110km)
※開発は、JAXAや大学、企業と共同で行っています。また航空宇宙分野に関係なく、企業や団体に対し、広くプロジェクトに参画いただく枠組みも設けています。
【採用情報】
<募集職種>
●エンジン開発エンジニア(募集10名):PDAS-X07フライトモデルエンジンの開発
●スペースプレーン開発エンジニア(募集8名):PDAS-X07の詳細設計、制作、飛行試験
●技術支援エンジニア(募集2名):効率よく少人数で開発が行える環境整備(設備管理、計測、インフラ整備等)
エンジン開発エンジニア(募集10名)
スペースプレーン開発エンジニア(募集8名)
技術支援エンジニア(募集2名)
★PDエアロスペースは「スキル」より「スピリット」を大切にしています!
上記で示したスキルを持っていなくても、それは入社してから獲得すれば良いことです。自分の起点となる1つのスキルがあれば、そこから技術を広げていけば良いのです。
★既存の概念に囚われない「チャレンジ精神」を求めています!
PDエアロスペースは大手と違い人員が少ないため、社員には「横断的な開発」、「専門分野以外の多岐にわたる意見」、「既存概念に囚われない柔軟な姿勢」が求められます。
一見厳しいように思いますが、幅広い視野を持って宇宙事業に携われるという醍醐味があります。
緒川代表がよく口にするのが・・
『諦めた時点で全てが終わり、諦めずに挑戦し続けることで、道は必ず開かれる。』
何事も“出来ない”と思った瞬間に、本当に出来なくなります。
“どうしたら出来るのか?”を考えるところがスタートであり、どんなに大きな事柄も、この小さなスタートの集まりだと思います。
【採用スケジュール】
応募必要書類の提出(7月末まで)
書類審査・1次(順次)
面接・2次(8〜9月)
採否通知→雇用契約締結(9~10月)
雇用スタート(応相談)
採用ページ
※上記スケジュールは、採用説明会当日に案内した目安であり、応募された時期によって異なります。
【採用担当者コメント】
説明会後約1週間で、既に複数の方から応募がありました。
今回の説明会の手応えや求める人材像を、採用担当の渡邉さんにお聞きしました。
●オンライン説明会の手応えはいかがでしたか?
30名という当初目標には不安がありましたが、25名と多くの方々に参加いただけました。
オペレーションの問題もありましたが、おおむねスムーズに進行することが出来ました。今後、習熟度が上がっていくことで、洗練された採用手法の1つとして使えそうだなと思っています。
●PDエアロスペースは、どんな人材を求めていますか?
技術領域においては、幅広い知識・スキルを有している人材が必要だとの認識です。
具体的には、「艤装設計を行い、自ら艤装作業をする」「エンジンデザインを行い、燃焼実験を実施できる」など。
プレーイングマネージャー(プレイヤーと管理職を兼務するポジション)がこれらの問題を解決できる1案だと考えています。
一方、我々が求めるマインドセットがあり、「否定から入らない」「粘り強く諦めない」「打たれ強い」「抱え込まない」といった志を持てる方に来て欲しいです。
●オンライン説明会を通しての感想をお聞かせください。
現状はWeb会議も増えており、今後もオンラインでの取り組みは、採用活動の1つのツールとして使えると感じています。
いくつか課題があり、まだまだ改善が必要ではあるものの、説明会への参加者の中から一人でも多くの方に興味をもっていただき、入社へ繋げられたらと期待しています。
【おまけ】
●説明会中に流された動画は、たった一人のプロボノメンバーにより撮影された!?
●動画の撮影には、ドローンも活躍したそうだ!?
●動画には、他にも映画風など他の映像も準備されていた!
●緒川代表の話の際に、後ろに写っていたX06のプラモデル機のお値段は、なんと435,000円!
★オンライン説明会に尽力した一人のプロボノメンバーの話
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