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【PDAS応援者からPDAS応援者に一問一答!】 なんで理化学分析の会社が宇宙ベンチャー企業PDエアロスペースを応援しているの??  ~株式会社ユニケミー濱地清市社長~<後編>

こんにちは!宇宙ハウスの石井展子です。

PDエアロスペースを応援している人に、「なんで応援しているの?」と、素朴な質問をぶつけるこの企画、理化学分析の会社、ユニケミー社長の濱地清市さんへのインタビュー、後編です。

前編はこちら

いよいよ応援隊について伺うのですが、ネーミングのきっかけが、去年めちゃめちゃ流行ったアレからだとは。。。


■「PDASあいち応援隊」について

― 昨年の7月29日、PDエアロスペースを応援する会として「PDASあいち応援隊」という組織を濱地社長と、冷研の田立社長が発起人となって発足されましたが、今はどのような状況ですか?

発足したプレスリリースはこちら

<濱地> ほとんで宣伝していないので、まだまだこれからですね。
メルマガのコンテンツ作ったり、コツコツ進めていますが、スタートラインに立ったところです。

― 隊士資格は何かあるんですか?愛知県人限定とか?

<濱地> 確か、「楽しむこと」くらいだったかと。。。愛知県には限っていませんよ。

応援隊ページはこちら

― そもそも、この応援隊は、目指すは愛知県人のPDAS認知100%とありますが、愛知がPDASを応援する組織ですか?もしくはPDASと愛知を応援するための組織なんですか?

<濱地> あーそれは(伝え方)ちょっと修正要りますね。ご指摘ありがとうございます!修正します!
愛知県には限っていないです。ですがあえて対象を愛知と絞ったのは、
PDエアロスペースって、世界でも名前が知られているすごい会社なのに、愛知県の人には知られていないんですよ。
私はよく、様々な業界の会社の方や経営者とお話しする機会があって、
「(宇宙ベンチャーといえば)スペースX、ホリエモン、ispace、 で、(愛知は)PDASです。え、知らないの?」って調子で話すと、地元にもすごい企業があるんだと興味を持ってもらえるんですが、本当に知らない方が多い。

PDASの広報は、どちらかというと、(地元からではなく)東京から来ているって感覚があって、もちろん、日本のPDAS、世界のPDASなんですけど、もっと地域の人に知られても良いと思います。
全国的なプロモーションは、大企業や都会の方々が熱心にやっていらっしゃるから、じゃあうちみたいな愛知の中小企業が出来ることって何だろうな、と考えたときに、地元をしっかり固めなきゃとは思ったんですよ。
地元の愛知県の人々にもっと広めたい、知ってもらうことからはじめようかな、と。
あまり広報範囲へ広げずに、やっぱりこれ(PDAS)が地元愛知にあるっていう、誇りを作っていこうよ、っていうのを考えたところはあります。

ベースは、先ほど話した「宇宙の種水」のときに培った経験です。全国にプロモーションに出向いたんですけど、各地のバイヤーさんに、「地元の知名度ないんじゃ話にならない。まず地元を固めてから来なさい」って散々言われたんです。そこで、種子島の人に知ってもらうことに注力することに切り替えて。ようやく、だいぶ知ってもらって、また外へ(プロモーションに)出していこう、って思うまで、5年かかりました。

― 本当に根付いていくのには、やはり時間がかかるんですね。

<濱地> そうですね。

濱地社長

― では、なぜその地元への広報に、自らスポンサーになるだけではなく、わざわざ「組織を作る」という、ある意味面倒な、手間のかかる手段を選ばれたのでしょう?

<濱地> うーん。。PDASさんが「宇宙に行く」という目標を持ってて、それを、わが社の「コマタスクイ」の精神で、その目標に向かうPDASを助けるにはどうしたらいいのか、最初は何かしよう、何か手伝おう、ということからはじめたらこうなっていったので…。あまり面倒くさいという意識はないというか、思ったことないですね。 なんでだっけ?

<PDASスタッフO> なんで組織にしたかというと、サポーターを増やす営業活動をしていく上で、企業さんに宣伝していく上では、組織として活動しているというほうが、ちゃんとしているとみてもらいやすいし、企業や社長さんにとっても、個人でサポートするより、「企業として参画している」というほうが、影響度が高いんじゃないかというのは、あったかと思います。

<濱地> そうそう。この話は確か飲み屋で決まったんだった。やはり発想は、「どうやったら地元の人に知ってもらえるんだろう?」というところからですね。個々にてんでバラバラにやるよりは、チームにして、いわゆる「参加型」でやったほうが、参加者が増えるにつれて盛り上がって、口コミも広まりやすいし、やりやすいよね、と。
認知活動を広げていく上で、組織化しておいたほうが、「うちはPDAS応援するためにここに所属しています」っていうほうがね。
PDASがAKBだとすると、我々はそれを応援するファンだから。

― ああ、なるほど、「ファンクラブ」みたいな。

<濱地> ええ、そういうの。要りますよねー。 

― ここまで組織の経緯はお伺いできたのですが、なぜその名称が、その「ファンクラブ」とか「サポータークラブ」ではなく、いわゆる宇宙的イメージからは離れた、「応援隊」「隊士」という名前になったのですか?

<濱地> 言い出したのは(PDAS代表の)緒川さんだったかな?
確か「鬼滅の刃」ブームが来ていて、そこから採ったんじゃなかったかな(笑) やってることは泥臭いからいいよね、的な。

<PDASスタッフO> 後付けの理由になっちゃいますけど、サポーターやファンっていうと、どちらかというと受動的な感覚というか、こっちのコンテンツを待っているスタンスになりがちですけど、隊士のほうが、率先して動いて、自分たちも舞台に立つ一人として主体的に関わってくれるかと期待して…後付けですけど(笑)

<濱地> 私はあまりこだわってなくて、名称とか何でもいいんですけど(笑)
中小企業の社長さんって、けっこう「宇宙ベンチャー応援してるぜ」って自慢したいんですよ。
「入隊証」を壁に飾りたくて有料隊士になって下さった方もいます(笑)
いきなり「支援のために1億積んでくれ」って言われたら中小企業は大変ですけど、これくらいの支援だったら(\12,000/年額)自慢できる権利として、お金払ってもらえるかなー。


これがその入隊証です!

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本気隊士になるとこの入隊証がもらえる↓

応援隊隊士比較表


― 今後、どのような活動を「PDASあいち応援隊」でやっていきたいですか?

<濱地> とにかく、皆でワイワイやりたいですね。自由度を持たせて、いろんな方と交流しながら、PDASを知ってもらうための何かイベントとかもやっていけたらと。PDASさんにとっても、われわれ応援隊にとっても三方良しの精神で。少しでも愛知県からPDASを応援していこう!という機運を高められたらと思います。
イチローさんと対談!とか、目標ですね。浅田真央さんは緒川社長ルートで行けるらしいので(笑)
そういう、著名な方の力も借りながら、多くの人に知ってもらう活動を進めたいです。とにかく私自身も楽しむことですね。

― PDエアロスペースに期待することは何ですか?

<濱地> それはやっぱり、(宇宙へ)行っていただかないと!
緒川さんや社員の皆さんのすごい努力や頑張りは私も見てきて感じていますし、いろんな障壁や課題は、山ほどあると思うけど、最終的に会社経営は「結果」だと言われるところもあるので、何としてでも「行って」いただいて、虚言者じゃないと証明して頂きたいですね。
皆、夢の実現に向けて応援していますので。
PDASの皆さんには夢でなく目標として、2025年とは聞いていますが、何とか、私が生きている間に(笑)、宇宙が身近になる時代を創っていっていただきたいです。
そして私は、それを願う、見ているだけじゃなくて、どっちかというと、一緒に関わっていきたい。
少しでも仲間を増やして、一緒に行こうよ、みたいな。
だから、宇宙に行くまで死ねないかなー。
でも、命には限りがあるので。5年後(2025年)に死ねるように(笑)
PDASの皆さんは、大変だとは思うんですけど。
なかなか、(具体的に)応援できることも少ないんですけど、何とかしていこうよ、一緒にやれればなぁ、という思いはありますね、はい。

― それは、私個人としても、恐らく所属している宇宙ハウスのメンバーも、同じ気持ちだと思います。
今日は、PDASあいち応援隊について、また、外からはなかなか分からない、理化学分析事業についても、それを率いる濱地社長についても、深くお伺いできて有意義でした。
有難うございました。

<濱地> こちらこそ、有難うございました。
ところで、あれですかね、石井さんは「応援隊」に入って頂けるってことで、よろしいんですよね?
個人でなくて、むしろお勤めの会社が入って頂いてもいいんですよ。年間¥12,000で。

― え、うちは大阪ですが…。

<濱地> 全く問題ないです! あいち応援隊大阪支部から、ゆくゆくは大阪応援隊に発展して頂ければ。
ええ、私から大阪隊長に任命しましょう!

― あ、はい、大阪でもPDAS認知向上に頑張りますっ(汗)

<濱地> (PDASスタッフに向かって)あ、隊士ひとり増えましたんで!よろしくお願いしまーす!
いやぁ。1時間頑張ってしゃべった甲斐があったなぁ。


~後編終わり~


ということで、私も入隊してしまったPDASあいち応援隊。

この記事を読んで興味がわいた方、浅田真央さん、イチローさんと対談するPDAS緒川社長を見てみたい方は、この応援隊が盛り上がるかどうかにかかっていますので是非是非お申し込みください。

PDエアロスペースの、それこそ「パートナー募集」のカテゴリーにあります!ファン隊士は無料ですよ(笑)

株式会社ユニケミー
https://unichemy.co.jp/

PDエアロスペース株式会社
https://pdas.co.jp/


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