【第99回関東インカレ】法政大学ファン的見どころガイド
※はじめに断っておきます。この投稿は、2020年のあらゆる試合が例年通り行われている世界軸を前提に書いた筆者の妄想です。予めご了承いただける方のみ先へお進みください。
みなさんおはようございます、まつです。
さて、本日から第99回関東学生陸上競技対校選手権大会(通称:関カレ)が始まります!
昨年に引き続き、勝手ながら法政大学ファン目線で見どころを紹介していきたいと思います!!
見どころ①男子110mH 2年連続のトリプル入賞達成へ
今年の見どころといったら、なんといっても男子110mHでしょう!
まずは、昨年のこの種目での法大勢の活躍ぶりを振り返ってみましょう。
昨年の法大はエントリーした3選手(𠮷間海斗選手、樋口陸人選手、横地大雅選手)全員が決勝へと駒を進め、𠮷間選手の2位を筆頭に樋口選手が5位、横地選手が6位で、見事トリプル入賞を達成!!
この種目だけで対校得点を14点も獲得し、トラック優勝の大きな原動力となりました!
この動画は何度も見ているのですが、決勝のレーン紹介で法政が3人いるのは何回見てもワクワクします! 決勝が平日だったために観に行けなかったことが未だに悔やまれます…。
そして特筆すべき点は、昨年の時点で1人も4年生がいなかったこと。
今年、法政の男子110mHにはインターハイ入賞経験もある有力なルーキーも入ってきましたが、関カレでは昨年のトリプル入賞メンバー3人全員が、昨年に引き続きエントリー入りを勝ち獲りました!
𠮷間選手は4月の六大学対校戦で優勝を果たしているほか、この1年で3人全員が自己ベストを更新しています。
2年連続のトリプル入賞達成、そして昨年を上回る得点が獲得できるか、注目です!
見どころ②男子800m インカレ完全制覇へ向けての2年目
続いて紹介するのは男子800m。
昨年この種目では、当時1年生だった松本純弥選手が、他大学の実績ある上級生たちとのデッドヒートを制し、優勝を果たしました!
このレースは現地で見届けていましたが、改めて動画で振り返ると、鮮やかすぎるロングスパートに惚れ惚れしてしまいますね。
4月に行われた六大学対校戦でも2年目にして初優勝を飾るなど、今季も好調ぶりを伺えます。
また、松本選手は関カレだけでなく日本インカレでも優勝を果たしており、両インカレで4年連続優勝という快挙を達成する可能性があります。
今年はその2年目。ディフェンディングチャンピオンとして迎える関カレでどんなレースを見せるのか、楽しみで仕方ありません!!
見どころ③男子3000mSC メンバーが変わっても昨年の再現なるか
昨年、110mHに続いてトリプル入賞を達成したのが男子3000mSC。
大接戦の末に3連覇を逃してしまった青木涼真選手が、すぐに後ろを振り返り後輩の田辺佑典選手、人見昂誠選手の入賞を称えるシーンは、法大ファン的に昨年屈指の名場面でした。
関東インカレでは2年連続の優勝を含め、4年連続入賞と圧倒的な強さを見せていた青木選手が遂に卒業。しかし、田辺選手に人見選手と、昨年入賞を果たした2選手がまだ残っています。
そして最後の1枠を懸け、中園慎太朗選手、岡内雅矢選手の両2年生がエントリー締め切り直前に開催された法大記録会で、8分台のPBを叩き出す猛アピールを見せます。どちらが選ばれるかエントリー発表まで本当に分からなかったのですが、今回は中園選手が選ばれました。
エントリーメンバー3人が全員8分台と、昨年に引けを取らない強力布陣で挑む3000mSC。今年こそ優勝できるか、2年連続のトリプル入賞達成なるか、今年も目が離せません!
見どころ④男子10000m 長距離ブロック新時代の幕開けへ
長距離種目からもう1種目。
昨年、佐藤敏也選手が日本人トップの3位を勝ち取る大活躍を見せた、男子10000mです。
迎えた今年は、新エースになった3年生の鎌田航生選手に加え、2年生の河田太一平選手と松本康汰選手がエントリーされました。
今年の3月、長距離ブロックからは先述の青木選手に佐藤選手、駅伝主将を務めた坪井慧選手に、下級生時代から主力として活躍した岡原仁志選手といったチームの中心選手が一気に卒業。今年は世代交代の1年になります。
鎌田選手と河田選手は4月の六大学対校戦の対校5000mにも出場し、早稲田大学、明治大学の13分台ランナーたちとの激しい競り合いの中で、ともにPBを更新しています。
関カレでも3人全員が他大学の強敵たちに負けない走りを見せ、入賞やPB更新を見せてくれることに期待です!!
見どころ⑤男子4×400mR キーマンは世代最強ルーキー!
最後に紹介するのは男子4×400mRです。
ここ数年は毎年決勝に駒を進めている男子マイルチームですが、決勝では直近の2年連続で8位と苦しいレースが続いてしまっています。
しかし、今年は一味違います! 昨年の高校リストトップで46秒台の自己ベストをもっている期待のルーキー、富田大智選手が加わったからです!
昨年はマイル決勝を走った選手が4継や、200m、400mHなどといった種目との掛け持ちがあり、特に2走を担った江藤拓都選手に至ってはマイル決勝が実に7レース目でした。
富田選手の加入により単純な走力の強化だけでなく、種目の掛け持ちによる負担が軽減され、全力でマイル決勝に挑めるのではないかと期待しています!
そしてマイルの決勝といえば、入場パフォーマンスも注目ポイントのひとつ。昨年は、2018年のトワイライトゲームスで4継チームが初披露した「アドリブでパフォーマンスをしても揃うのか」というパフォーマンスを見せてくれました。
今年はどんなパフォーマンスを披露するのか、入場シーンにも是非ご注目を!!
===
以上で見どころ紹介を終わります。
もっともっとほかの種目にも触れたかったのですが、エントリーの予想が難しかったり……。あれ、エントリーの予想ってなんだろう? もうエントリーとっくに出てるのに、なんでエントリーが分からない種目があるんだろう、おかしいな。
とにもかくにも、今年も4日間でどんな熱戦が繰り広げられるのか、楽しみで仕方ありません!! ギオンスタジアムでお会いしましょう!!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
※最後にもう一度断っておきます。この投稿は、2020年のあらゆる試合が例年通り行われている世界軸を前提に書いた筆者の妄想です。大事なことなので2度書きました。