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Canon「EOS R」で陸上競技を撮ってみた話 ③大惨敗のデビュー戦
みなさんこんばんは、まつです。
今回も引き続きEOS Rの話です。
第1回→ フルサイズに惹かれた日のこと
第2回→ なぜEOS Rを選んだのか
3回目にしてようやく、タイトル通りの「EOS Rで陸上競技を撮ったみた話」です(笑)
EOS Rに買い換えてからの約1年を時系列で振り返りながら、EOS Rのいいところ、気になるところを綴りたいと思います。
フルサイズミラーレスの洗礼を受けた初戦@2019年4月6日 東京六大学対校戦
毎年、新年度の観戦は4月頭に行われる六大学対校戦で幕を開けます。昨年は、この日が満を持してEOS Rデビューにもなりました。
観戦前は、どんな綺麗な写真が撮れるだろうと胸を躍らせていたのですが、
結果として「大惨敗」でした。
まずは、撮った写真を見ていただきたいと思います。
なんか遠くね????
トリミングにトリミングを重ねてSNSに掲載したものの、撮れた写真はこんなかんじでした。
初めてのフルサイズミラーレスで陥ったのは「被写体との距離感も、シャッターを切るタイミングも分からない」という状況です。
前回の記事でも触れたのですが、今回選んだレンズは70-300mm。望遠側は300mmしかありません。
一方、以前使っていたレンズは望遠側が250mmながら、PENTAXのAPS-C機で使用していたので、フルサイズ換算では383mm相当ありました。
焦点距離が100mm近くも違うと、画角は全く変わります。
理論的には分かっていたつもりでも、300mmくらいあれば撮れるっしょと高をくくって、撮れた写真をそこまできちんとチェックせずに撮り続けました。
その結果、あとからゆっくりチェックしたとき、被写体の小ささに愕然しました。。。
上が撮れたそのままの写真、下が必死にトリミングした写真。……反省しています。
そして、シャッターを切るタイミング。
通常の一眼レフの光学ファインダーは、レンズが捉えた景色をミラーで反射させる仕組みのため、全く時差なくシャッターを切ることができます。
しかし、ミラーレスの電子ファインダーは違います。レンズが捉えた景色が映像に変換されたものをファインダーから覗き込むため、時差が生じるのです。
もちろん、時差といっても限りなく0に近いレベルのものですが、光学ファインダーに慣れ親しんできた私にとっては、大きな差でした。
全体的に被写体がほどよい位置にくる手前で、シャッターを切ってしまっていたのです。
更には、バッテリー問題が立ちはだかります。
六大学対校戦は例年、10時〜17時くらいまで行われるのですが、昨年は12時を過ぎたあたりでバッテリーの残量は50%程度。単純計算で14時にはバッテリーが尽きます。
充電は満タンにしてきたはず。まさか買ったばかりのカメラのバッテリーがこんなに早く減るとは思わず、予備バッテリーなんて持っていません。なんという絶望。。。
後から知ったのですが(買う前に調べろ去年の私)、上述のとおりミラーレスカメラは、レンズが捉えた景色を映像に変換してファインダーに映しています。これは電源を入れている間、常に行われています。だから凄く電池を消耗するのです。
結局、終盤に行われる5000mの決勝と4×400mRは、どうしても撮りたかったので、それまでは撮る枚数を極力抑えることにしました。5000mのOPは1枚も撮れず。。。
終盤は少しだけ撮影に慣れたこともあり、5000mとマイルの写真は、この日の中ではちゃんと撮れたほうでした。
こうしてEOS Rのデビュー戦が終わりました。
買ったはいいけど、ここまで使いこなせないとは……。正直、暫く頭を抱えました。
ただ反撃の一手を打つべく、すぐにしたことがあります。
予備バッテリーの購入です。
Canon純正品(写真左)が1個7,987円に対して、互換品(写真右)は2個でたったの3,180円(2020年1月23日時点)。レビューを見る限り悪くなさそうなので互換品を購入しました。
まつの反撃は始まるのだろうか。次回に続きます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!
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