副業 700万 税金
本業とは別に「副業」としているという人は、最近少しずつ増えているようです。
副業をしても良い、とする会社も増えたからだとは思いますが、同時に副業と本業の合計金額が増えた場合のことも考えておくべきではないでしょうか。
たとえば、本業の年収が700万円程度だとして、副業で90万円ほどを稼ぎたいと考えていたとします。
そうすると、税金はどのくらい必要になるのかを知っておかなければいけません。
本業の方は会社で源泉徴収をされていても、副業は自分で確定申告をする必要があります。その場合、90万円の収入からどの程度を支払う必要があるのかを考えておくべきです。
本業の年収700万に10パーセントをかけて、そこに120万を足した金額は190万です。
それが給与所得控除ということになります。年収の700万から給与所得控除である190万を引くと510万、そこに大体20パーセントの所得税と10パーセントの住民税がかかることになる、と考えられます。
本業の年収に副業の90万円を加えると、790万に10パーセントをかけて、そこに120万を足せば199万です。
副業の90万からは9万が控除されることになるので81万の収入になり、それに30パーセントの税金がかかると考えると、81万から24万3千を引いた金額は56万7千になるとわかります。
こうなると、税金でせっかくの稼ぎも無駄になるので本業のみで頑張って稼いだ方が無駄な税金を支払わなくてもいいのでやめておいた方がいいでしょう。