同人女、嫉妬を踏み台にしたい
私の中では「〇〇が増えたら、〇〇だな」と思う基準がある。
その一つが、
【愚痴が増えたら、自分がやりたいことの生産性が下がっている】
だ。
理由として、以下のような負のピタゴラスイッチがある。
やりたいことに対してやる気が出ない。
他人の輝かしい成果に目が向いて、劣等感を抱く。
嫉妬する。
嫉妬の対象を追いかけて、脳の快楽を満たす。
自分のやりたいことを放棄して、自己嫌悪する。
何もできていない自分に焦燥感を抱く。
1〜6を繰り返す。
以上。
この状態で人と会ったら愚痴が出やすい。
なお、前提が遅れたが、今回は同人女としての記事なので、主に二次創作やSNS使用を想定して話をしている。
4の『嫉妬の対象を追いかけて、脳の快楽物質を満たす』について少し解説しよう。
嫌いな人間を見にいく行動を取る→「ああやっぱり私はこの人が嫌いだ」と思う。
脳が「思い通りになった!」という成功体験を覚え、それを快楽として認識する、ということらしい。
脳みそは大雑把なので、内容のネガポジは一切覚えずに「思い通りになったぞ!」ということだけ覚えているのだ。案外ポンコツである。
ついでに嫉妬について、私なりの所見を述べる。
嫉妬の前提として、相手への好意がある。
自分の好意に対して相手が応えてくれなかったり、羨望が強すぎたりした時に、劣等感や敗北感が加わる。
その結果、防衛反応として好意が嫌悪感に反転し、憎らしく思うことが嫉妬となる。
自分と相手の立場が近いほど嫉妬しやすく、立場が遠いほど嫉妬しづらい。
嫉妬を解消するには、相手に関心がなくなるほど、自分を磨いていくのが有効だ。
これは私の経験に基づいた分析なので、「いや私はそうは思わんが」と思った人は各自で自己分析したり、脳科学や心理学の本などで嫉妬心のメカニズムを調べるなどしてほしい。(常套句)
とにかく不毛である。
先日友人と会った時に、愚痴ばかり話してしまった。
私は一次、二次問わず創作が好きな人間だが、少し前まではどっぷり二次創作をしていた。
最近になって人気ユーザーの活動が活発になって界隈が盛り上がり、周りの反応に意識が向いてしまって自分の創作を楽しめなくなった。なので二次創作での活動は休止した。
現在は久しぶりの一次創作で慣らし運転している。
二次創作を休止したのは昨日今日の話ではない。
にも拘らず、先日会った友人と一番盛り上がる話題が二次創作だったため、苦い気持ちで活動休止しているのにわざわざ二次創作の話をして、嫉妬だらけの愚痴を吐き出してしまった。
めちゃくちゃ引きずった。一週間くらい。
これでは二次創作から離れている意味がない。
過去の投稿で語ったが、最近の私は毎日絵を描いて某SNSへ投稿している。
絵を描かない自分への焦りを解消する目的で始めた。
近日は、このnoteが思考のデトックスを目的としているのと同様、毎日絵を描くこともアイディアのデトックスになりつつある。
描き出した絵を見て、自分のアイディアを質量を知り、創作にどう活用するか考えを膨らませていく。
私は自分の絵が好きなので、日々自分の絵が増えていくのは楽しい。描けば描くほど絵は上手くなるので、自分が成長する道程を着実に歩んでいる実感もある。今の私が楽しめる最大の娯楽だと思っている。
しかし、寝る間も惜しんで絵を描くことだけを楽しんでいた時と比べると、馬力がまるで違う。
おそらく、愚痴が出るのでは、今の私に余裕があるからではなかろうか。
自分のことを一生懸命やっていたら他人のことなどどうでもよくなるものだ。
毎日絵を描くことにも慣れてきた。
この習慣を継続しつつ、自分の活動に対して、より真摯になるにはどうしたらよいか考えていこうと思う。
絵を描く習慣もろとも終わってしまっては元も子もないので、無理なく、今の生活の中で簡単にできそうなことから何か見つけたい。
とりあえず、しばらく二次創作の話題は私の中でタブーとしておこう。