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「古い考え」で済ませていいものか。

このところ、
「こんなことを言うと“古い考え”と言われるかもしれないけど、、」
という論調で「最近の若者は…」批判を耳にすることがよくある。

「体罰も時には必要」とか
「飲み会に行かない付き合いの悪い新入社員」とか
「やっぱり女は家事をこなして当たり前」とか
「ノマドワーカーなんて信頼関係を築けない」とか。
気合いが足りない、覇気がない、コミュニケーション能力が足りない、というような意見。

静かに耳を傾けていると、
正論を語っているようで到底納得できかねる主張も多い。

本当に正しいと思ってそう言っているのだろうか?
今までとは異なる現状に、自分たちが経験してきたことが否定されているような気がしているだけではないのだろうか?
そんな風に思えてならない。

別に過去を正当化する必要はなく、というか一概に間違っていた訳でもなく、重要なのは今現在ある問題を認識して、今後どう調整していくのかということだけだと思うのだが。

体罰を受けなくても、行きたくない飲み会に行かなくても、家事は夫婦で分担しても、好きな働き方をしても、
人として成長したり、トップを目指したり、いい人間関係を築いて幸せになることは可能なはず。

そう思うから、自己防衛的な「古い考え論」を聞く時、
「自分は古い考えの人間だから」で済ませていていいものか。
ということが頭をよぎるのです。
その場で反論することはなかなかできないけど。

変化していく社会で幸せに生きていくために、
反対意見を乗り越えることも必要なのだと思う。
批判は気にせず自分は自分で生きていくこと。
分かっちゃいるけど受け流すのにもエネルギーを使う。

だから人生の先輩として見守る側の人たちにも、もう少し歩み寄っていただけると
後に続く者たちとしては楽だよなーと思うわけです。


#日記 #ブログ #若者 #批判 #古い考え #幸せ #生き方

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