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えるちかいちごの組み立て方

『えるちかいちご』とはIchigoDake専用、いちご型の基板のはんだづけキットです。名前のとおり、LEDチカチカ(通称えるちか)を体験できます。
プログラミングをするといちごの粒がおいしそうな黄色にキラキラ光ります。

[注意]
・表面実装用の電子部品を使用しますが、一般的な表面実装のはんだづけではありません。
・電子手芸キットなので一般的な電子工作のスキル外の方法でとりつけます。

[用意するもの]
◇えるちかいちごキット
下記のものが同梱されています
・えるちかいちご基板
・ピンヘッダ(L型・2.54mmピッチ)
・黄色チップLED(OSYL1608C1A)
◇はんだごて
◇はんだ
◇ニッパー
◇ラジオペンチ
◇ピンセット(1608のチップ部品がちゃんとつまめるもの)
◇フラックス(必須ではないですがあると大変捗ります)
◇テスター(間違えた時用)
◇ひどい仕様でも決してあきらめない心

[組み立て方]
①LEDのとりつけ
LEDは基板に向けて光るようにとりつけます。部品取り付け面からみて下向きにつけます。下に拡大図を示します。LEDの色んな向きを間違えずにつけてください。
【注意】はんだづけですが、凸型をしたLEDをひっくり返してつけるので、端子が基板から完全に浮いています。端子と基板の金属部分がはんだブリッジで導通するようにつけてください(一般的に推奨されていないやりかたです)

②ピンヘッダの加工
(1)ピンヘッダを9本ずつ2セット作ります。
(2)基板の金属部分を参考にしてL字ピンヘッダの長い方を切ります。
特にD1に近い部分は短めに切らないとショートしてしまうので注意してください。
(3)ラジオペンチで3番目・5番目・7番目のL字ピンヘッダを一度引き抜いて、向きを変えて元に戻してください。プラスチックの部分が折れやすいので注意して加工してください。(一般的にピンヘッダはピンを抜くこと前提で作られていません)
(4)L字ピンの短いほうの先端の高さがデコボコになっていないか確かめてください。もしなっていた場合はテーブルなどに軽くおしつけて高さを揃えてください。

③ピンヘッダのとりつけ
ハジの1箇所だけ位置合わせように金属部分を予備はんだをしてからピンソケットをのせてはんだづけします。長時間こてをあてるとブラスチックがとけてしまうので注意してください。ランドとピン両方にしっかりはんだづけがされていること。IchigoDakeを治具がわりに使うと便利です。

④えるちかいちごをIchigoDakeにとりつける
ソケットの下2つ分あけてとりつけます。(図)

⑤プログラミングをする

えるちかいちごのLEDの接続は下記のとおりにペアになっています
out2とout9
out3とout11
out4とout1
out5とout6

【動作テスト】
(1)OUT9,1
(2)OUT2.1 9が消えて2がつく
(3)OUT11,1
(4)OUT3,1 11が消えて2がつく
(5)OUT1,1
(6)OUT4,1 1が消えて2がつく
(7)OUT6,1
(8)OUT5,1 6が消えて2がつく
(9)OUT0

つかなかったとき、それぞれに対応しているLEDとピンがちゃんとはんだづけされているか確かめてください。

【サンプルプログラム】LED8個がバラバラにふわふわ光ってみえるよ。

10 T=256:LET[22],9,11,1,6:FOR I=2 TO 5 :[10+I]=1<<RND(4):OUT[20+I],1:NEXT
20 FOR I=2 TO5
30 PWM I,ABS([I]),T:WAIT-30
40 [I]=[I]+[10+I]:IF [I]>T GSB100
50 NEXT:GOTO20
100 [I]=-T:[10+I]=1<<RND(4):OUT[20+I],RND(8):RTN

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