34日目 買い物
子どもの付き添いでデパートのゲームコーナーに行くことがあった。
子どもがゲームをしている間にプラプラとお店を見て回る。
見ていると必要なものがあるなと思い出し、一つ、また一つと買い物カゴに入っていく。
なぜこんなにも購買意欲が出てくるのか?
精神分析の考え方に局所論というものがあり、人には意識、前意識、無意識がある。
前意識というのは普段は意識していなくても、ちょっとしたキッカケで思い出すことでもある。
要は人は必要なことを意識しているとあっという間にパンクするので、必要ないものはちょっとしたアイテムボックスに入れておくイメージだ。
買い物するときも、必要なものをメモして行っても、グルグル回っているうちに、あれがなかった、これが必要かもと思い出すから買ってしまう。
もちろん売る側の工夫もあると思うが、買う側に前意識から意識へと思い出させることが大事なのだろう。
しかし、結局買う買わないかはその時の自分の判断によるので、自分の意志に帰属するのだろう。
それでも買ったものが日常を潤してくれれば後悔よりも満足を得られるのだから、次回も買ってしまうのだろう。
今日の仕事も潤ったアイテムを使って頑張ろうと思う。
心理カウンセリング新潟
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