見出し画像

なれない人になりたくて、長崎に行った話

わたしはザ・マミィの林田さんに憧れている。
なりたいなりたい!林田さんみたいな人になりた〜い!


😁💦
(もしも本人の目に入ってしまった場合のことを考えると、マジで気まずすぎるので笑顔を見せている)


なので、長崎に行くことにした。

林田さんの出身地である長崎に行けば、何かわかるんじゃないか。
目的は特にない。ただ行ってみたいだけ。

「今年中には長崎に行く」

と決めたのが、今年の2月頃だった。


わたしのいる場所から長崎というのは、
「行こうと思えばいつでも行けるけど、ちょっとやる気がいる」みたいな距離をしている。

いつの間にか、7月になっていた。

ヤバい!このまま実行しないで今年が終わるのが1番ダサい。自分が自分を許せない。
せめてもうちょっと具体的にしよう、あと証拠を残そう、と思って

「10月か11月に絶対長崎に行く」
(涼しいから)

と、ツイッターで宣言したのだった。




10月下旬。長崎旅行当日。かなり晴れた。
(ウソ。ド曇りだった。これ書いた瞬間は晴れてたんだけどどんどん曇ってった。悔しい)
(決して涼しくもなかった。悔しい)

Googleマップに言われる通りに街中を歩いていると、急勾配の階段を登るよう指示された。
ええ、登るのお?これを?本当に?
もしわたしの根性がもう少しなかったら泣いてるよ。
引き続き、Googleマップに言われた通りに進み続けると、坂道を下るように言われた。
今登ったのに!!!!
このように、多少メソメソすることもあったが、それは置いておいて。



長崎はいろんな高い所に行ける。

坂を歩くのはキツいけど、どんどん違う景色になっていくのは楽しかった。
大袈裟に言えば、距離としてはそんなに進んでいなくても、いつの間にかさっきまで見上げていた観覧車と同じくらいの高さにいたりする。これはすごいこと。不思議な感覚だった。


海が近いのも羨ましかった。

普段は「海が見たい」と思ったらおよそ2時間かかる所にいるので、昼の海はともかく、夜の海なんて数回見たことあるかないかくらい。
夜の出島ワーフは真っ暗できれいで、すっかり心を奪われており、1枚も写真を撮っていないのに気づいた時には、帰りのバスの中だった。




さて、今回長崎に行った理由である「林田さんの出身地である長崎に行けば、何かわかるんじゃないか。」だが、


な〜〜んもわからなかった。

そりゃそうだろうが。

が、長崎がとにかくめちゃくちゃ素敵なところなのがよくわかった。
ご飯も美味しいし、いっぱい坂道あるし海もあるし、普段乗れない路面電車にもたくさん乗れて楽しかった。
個人的に、歩いてるのが1番キツくも1番楽しかった。
振り返って登ってきた道を見ると、なんかやたら進んだ気がしたり、景色がころころ変わったりすることで、「めっちゃ進んでる!」という達成感みたいなものを、割とすぐ感じられるのが嬉しかったんだと思う。

ラジオやインタビューなどで話していた場所や観光地、なぜか来てしまった路地裏を巡りながら、
「林田さんはこんないいところで過ごしたんだ。いいなあ。すごいなあ」と何度も何度も感じた。
感慨深いとでもいうのだろうか。難しいけど、あ〜、林田さんって本当に生きてるんだな〜。
ちくしょう!もっとわたしに言語化の力があれば、もう少しいい感じのnoteが書けてたんだろうけど、今はまだ難しい。
何かいい表現や言葉が思いつけば、そのうち勝手に付け加えたり書き換えたりする。


そのためにも絶対また行きたい。長崎。
また行くぞ。長崎。
みんなも行ったほうがいい。長崎。
約束ね。




もしかしたら「オイ‼️林田さんについて何もわかってないなら今回の旅の意味ないやろがい‼️これは何のnoteやね〜ん‼️」とお思いの方もいるかもしれない。

わたしはそれでいい。
むしろ長崎に行くだけで何かがわかっていたら、怖くて尻餅をついていたと思う。
全っ然わかんないから、自分じゃ絶対なれないから、自分が持ってないものをたくさん持ってるから、憧れるし、好きだし、本当に心底羨ましい。
追いつけないけど近づきたい。追いつきたくはない。ずっと憧れのままでいい。
(でもね、なれるもんならなりたいよ。林田洋平に。あんな人になりたいよ〜。
なりたすぎて涙で枕を濡らす夜が、今後あるかもしれないくらいにはなりたい。)



林田さんについて何か知りたくて、読み進めた人には申し訳ない。
これは完全にただの長崎に行った日記。
わたしは行っても何もわからないことをわかってるうえで、「少しでも近づいたつもりでいたくて」長崎に行った人だ。

それでも、読んだ人の中に、多少なりとも林田さん、そしてザ・マミィに興味を持った人がいてくれたら嬉しい。




なぜなら、ザ・マミィはとんでもなく面白いので。






いいなと思ったら応援しよう!