この夏でインテレオンVの帰刃化を習得したい君たちへ。
こんにちは、チーム東横線のインキャ担当 たけ@pcg_ty です。
2021年の春に登場したキョダイインテレオンVMを、皆さん覚えていますか?
僕も一度記事にしました、あれです。
これ↑
キョダイインテ使ってみたいなー。でも…
①デッキの構築がわかんないなー…
②レシピだけ見ても何をどう使うのかわからないなー…
③少しアレンジしたいけど、アイディアが浮かばないなー…
④OSRな戦い方してみたいなー…
⑤暇だから何かnote記事読んで時間潰したいなー…
そんな風に考えている方に打って付けの記事になっています!
あいっす!ということで今回はシティリーグシーズン3で使用しようと思っていたデッキ
「無限装弾巨大渦巻き〜モミ・メトラジェッタ〜インテレオンVM」
についての紹介記事となります!(BLEACHリスペクト)
少々長いのですが、全文無料で暇つぶしには最適なので、ぜひ読んでくださると嬉しいですの!
◯斬魄刀(デッキ)選択のワケ
蒼空ストリームに収録されている「エレキダイナモ」だなものモココの登場により、これまでより雷が少し増えることは想定していました。
ただ、雷のメインアタッカーが現状では・・・
①ピカゼクHP240
②ライライHP260
③ピカVM HP310
④コケコVM HP320
⑤JCSで配信された雷バレット
の5種類あたりかな〜と考えました。
そもそもこれらのデッキは、環境トップのれんウラに弱く、ついでダイナやいちげきにも弱く、総数自体はそこまで増えない(で欲しい)と考えました。ということで、雷はそもそも切っています。
同じ水タイプで考えた時、最初は白馬バドレックスを使う選択肢も持っていましたが、環境に①ルカメタ ②アーマーガア ③鋼軸一撃ジュラルドンVMが現れてきているため、向かい風と感じました。
雷を切ってしまえば、正直「いちげきウーラオスVM」以外のデッキとは互角以上に戦えるデッキであるため、これで行こう!と決意した所存です。
別に アレグラさん@kuma_kuma_are からキョダイインテレオンVMのSAを購入したからってワケじゃあないです!
◯モミ・・・だと・・・?(どんなデッキ?)
まずはレシピ。
今回はキョダイインテレオンVMと蒼空ストリーム・摩天パーフェクトで登場したチャーレムV、スイクンV、チルタリスを噛ませて組み合わせたデッキになります。
このチルタリスの特性「いざなうしらべ」は、サンムーンレギュレーションに登場していた「マグカルゴ」の「じならし」に近いものになっています。こちらはサポートのみ対象となりますが、逃げるためのエネルギーが0という点が差別点となっています。また、同じく摩天パーフェクトで登場したスイクンVや、サルヂエのヤレユータンとの相性も良いため、採用することにしました。
・インテレオンV3
最もスタートしたいポケモンですが、枠の都合もあり3枚。れんげきエネルギーを貼っておくと、次のアタッカーを育てやすいためNではなくれんげきを採用。
・キョダイインテレオンVM3
スペシャルアートを3枚しか持っていないため・・・ではなく、4枚だとデッキが重たくなるため。2体立てられたらそれが理想です。
特性「ダブルシューター」は水エネルギー1枚をコストに、相手のベンチポケモン2体にダメカンを2つ乗せる特性です。頂への雪道を採用している都合上、打ちづらい特性ではありますが、環境のデッキは大抵雪道を剥がすためのスタジアムやリセットホールのマーシャドーを採用しているため、意外と打てる場面が多いです。
・チルットライン2−2
これが今回のデッキの肝になる部分です。以前よりキョダイインテVMの強さは、140→モミでエネトラッシュなしに耐久して殴れることだと思っていました。
モミを持ってくる手段としては、これまでは「しょうしゅうしんごう」のレアコイルや、「うらこうさく」のジメレオン・インテレオンでしたが、これらには
1回切りしか使えない
というデメリットがありました。それだと、好きな時に打ちづらい、モミのためにメッソンのまま、ジメレオンのままにしておく必要が出てくる…など、プレイングにノイズがかかってしまう。チルタリスは、サポートしか持ってはこれませんが、モミ・メロン・マリィ・博士・ボスと、その時々に欲しいサポートを確実にデッキトップに置くことができることが、強みだと思いました。しかも繰り返し使える!そしてこいつを補佐するカードとして次のカードを2種類採用しています。
・ヤレユータン1
この最強の人類は、以前もなんか紹介したような気がします。最強の人類です。使用するときは さ、る、ぢ、え(迫真)と唱えると、チルタリスがいなくても欲しいカードが引ける確率が上がります。ぜひ、ご活用ください。雪道下でも特性を使うことができる点は高得点。
・スイクンV1
摩天パーフェクトで登場したカード。強力な特性「しゅんそく」と白馬バドレックスVMの「エンペラーライド」と似て非なる技「ブリザードロンド」を持っています。
特性「しゅんそく」バトル場にいる時1回使える。山札からカードを1枚引く。
🌀✳️ブリザードロンド20+
お互いのベンチポケモンの数×20ダメージを追加する。
このポケモンの登場で、キョダイインテの140で倒し切れない相手を落としやすくなりました。
・チャーレムV1
今回のデッキのわからん殺し要員。強力な技「ヨガループ」を使いこなせると、次元の超越が可能です。詳しくは後述。「さあ、飛ぶわよ!」
・フィオネ1
ベンチに下がっている生き物を無理矢理前に出させたり、前にいるけどダブルシューターでダメカンを乗せたいやつを後ろに下げる時に。
・ミュウ1
チルタリス、ヤレユータンなど、取られたくないポケモンを守るために。
・マーシャドー1
強力な特性「リセットホール」で「混沌のうねり」や、自分で貼った「頂への雪道」をトラッシュする時に使います。
・クロバットV1
このデッキはあくまでメインスタジアムは雪道
サブプランで水の塔になっているため、デデクロラインは使いづらいと判断。最低限のリカバリー、ぶん回し要員として1枚だけ採用。使うのは基本2ターン目以降に。
・レベルボール2
チルット、チルタリス、ミュウ、フィオネ、マーシャドーが該当。コストなしで好きな方選べるので採用。枚数は検討の余地あるかも?
・クイックボール4
とにかくベンチを並べたいため。
・ポケモン通信2
このデッキは、たね・進化がごちゃつくため、こっちはあるけどこっちがない!みたいな場面が多いです。そのため、手札の今使わないポケモンと、山札の今欲しいポケモンを入れ替えられるこのカードは、とても有用なカードとなります。レベボと採用枚数の相談かな。
・しんかのおこう2
採用しない理由がないです。チルタリス・虚インテVM。ノーコストで欲しいものを持ってくることができます。強い。通信と採用枚数の相談。
・リセットスタンプ1
調整の段階で、マリィ狙って打てるしいらないのでは?と思いましましたが、リセットスタンプがあれば巻き返せた…って場面が多かったため、採用。使わないときはヤレユータンやマリィで山に温存しときましょ。
・あなぬけのひも1
まひなどで入れ替えを要するとき、化学変化ガスのドガスをどかす時のために。ドガスをどかす…。
・友達手帳1
ぼっちの僕には眩しいカードです。モミ、ボスなどの中盤から終盤繰り返し打ちたいカードの蘇生に。チルタリスとヤレユータンがいれば、実質ハッピーマッチみたいなもん。
・ふうせん1
チルタリスが逃げ0なので、ミュウかヤレユータン、インテウラのあたりにつけましょう。それ以外の場面では使わないです。使用場面が限定されるカードではありますが、チルタリスが立てられない時の保険として繰り返し使える入れ替えカードの感覚で。
・エネルギー回収1
ダブルシューターでエネをトラッシュしがちなので、1枚は入れたい。トレーニングコートと応相談。
・たっぷりバケツ1
水エネを持ってくるサーチ札。トキワの森の方が好きな人はそちらを。
・マリィ2、博士の研究2、メロン2、鳥使い1、キバナ1
このデッキはチルタリスで好きな時に好きなサポートを持ち込めます。
相手の手札を流しつつ手札を入れ替えたい時はマリィ
手札が少なく、総じてたくさん引きこみたい時は博士の研究
エネルギー加速をしつつ手札総数を増やしたい時はメロン
前のポケモンを逃しつつカードを引きたい時は鳥使い
前の相手の番に自分のポケモンがきぜつさせられており、逆転に必須なカードを持ってきたい場合はキバナ
場面場面で使うカードが変わります。採用枚数も、2−2−2−1ですが、変更する価値も大いにあると思います。
・ボスの指令2
ダブルシューターでダメカンを乗せることができるのはベンチポケモンだけです。
そのため、ベンチのデデンネGXに20点乗せてからボスの指令で呼び出す。
140点を乗せてからベンチに下げさせて20点乗せる・・・など、多岐にわたる戦法が求められます。フィオネではこちらの好きなポケモンを呼び出せないため、状況に応じてフィオネと使い分けましょう。
・モミ2
NインテレオンVMとの最大の差別点にして、本デッキの「無限装弾」要素となる最強のサポートカード。本当は3枚採用したいんですが、SRを2枚しか持ってないので・・・というわけではなく、友達手帳を採用することで、実質ボスとモミを3−3にするという方向にしました。
モミ
このカードは、自分の進化ポケモン全員のHPを全て回復する。その後、回復したポケモンについているエネルギーを全てトラッシュする。
キョダイインテレオンVM
🌀✳️キョダイウズマキ70+
望むなら、このポケモンについているエネルギーを1つ手札に戻す。戻した場合ダメージを+70点する。
つまり、基本的にれんげきエネルギーで動くキョダイインテレオンVMは自分からエネルギーを手札に戻して技を使うため、モミでエネルギーをトラッシュせず、使いまわせる、耐久勝負に持ち込めるという、まるでアーマーガァVMをはじめとした鋼VMポケモンのような戦い方が可能となるのです!要は「インテレオンの霊圧が…消えない…!?」になるわけです。これは「おのでぃのおもちゃ箱」で、まじろ@hukumaru_cat さんが紹介している戦術でもあります。普段お世話になっている友人である彼らの着想を真似させてもらった形になります。参考動画。
・頂への雪道3
いくつかの大会で有名選手たちが結果を残していたキョダイインテレオン。そのほとんどがこちらのスタジアムを採用していました。ダブルシューターの特性とはミスマッチなスタジアムですが、それよりも140点を連打しつつ回復して相手を刻む、黒馬バドレックスやムゲンダイナなどの強力な特性持ちポケモンを止める役割を重視しました。それらtier1のデッキには、このスタジアムが特に効果的に働き、本来なら勝ち目が薄い対面でも、勝ち筋をかなり大きくできることが期待できます。
↑以前はこんなように考えていましたが、あえて自身の特性を殺して相手の特性を止めてしまう方が良い場面もあるなあと、色々な人の使い方、自分で実際使ってみて感じたところです笑
使ってみないとわからない!ということもやはり多いので、まずは試してみる!を大切に。
・基本水エネルギー8 連撃エネルギー4
水エネルギーは6枚などの少なめでは引けず、特性ダブルシューターのコストにし過ぎてしまうと攻撃に転じたい時にエネがない!などの、エネルギーストレスが発生してしまったため、8にしました。たっぷりバケツを増やすという選択では、そもそものエネルギーカード不足を補えないため、現物を増やすことにしました。れんげきエネルギー4枚は、れんげきウーラオスやニンフィアVMデッキとは違い、「れんげきサーチ」のオクタンを採用していないことにより、れんげきエネルギー引けない問題を極力回避するため、問答無用の4投になっています。一応サポートカード「キバナ」を採用することで、返しのターンにキバナからサーチしてくることも可能ですが、限定的な場面であるため、1つのルート程度に。
◯今回採用を見送ったカード
・れんげきウーラオスV・VM
雷を見る上では必須となるカードでした。しかし、
①基本闘エネルギーの採用がない
②れんげきエネルギーもトラッシュしてしまう
③VMになったところでHP300を超える雷・悪VMは1発で倒せずダブルシューターが必要になってしまう。
といった理由から、今回は外すことにしました。
・マオ&スイレン
こちらは回復+入れ替えを兼ね備えているサポートですが、手札をコストにする必要が痛いため、採用を見送っています。このデッキは、手札のカードを無闇に捨てたくないデッキである、ということをご理解ください。
・裏工作ライン
前述の通りです。チルタリスを採用するのであれば、裏工作は採用できません。裏工作採用型のインテレオンは、また気が向いたら載せます。というか、他の人がもうやってr
・大きなお守り、隠密フード
採用したいが枠の都合でできなかったカードです。このデッキの弱点は「ベンチのチルタリスをキョダイレンゲキでまとめて倒す」「1撃でインテレオンVMを倒す」ことです。それらを防ぐため、可能であれば採用したいカードです。隠密フードがあれば、ミュウがクイックシューターなど特性で倒されない、おまもりがあれば弱点以外はキョダイイチゲキの最大火力、ダイバースト5エネでも出されない限りワンパンされなくなります。
・回復封じ、シャドーボックスのミミッキュ
中打点を刻むこのデッキでは、相手に体力を回復されるとそれもまた、かーなーり!きつい!のです。それを防ぐために可能なら入れたい。ダメカンを乗せてしまえばJCS2021で準優勝を勝ち取った「ミュウツー&ミュウTAGTEAM GX」も無力化できる!のですが、デッキの枠及びベンチの枠の都合上、今回はお引き取り願いました・・・。
他にもご質問等あればお答えします。
◯OSRな戦術
※画像ではベンチを埋めていますが、1枠空けるようにしておくと良いです。また、対戦相手もとりあえず悪のれんげきになっています、特に深い意味はありません。
手順
①2ターン目まででキョダイインテレオンVM、チルタリスを最優先で立たせる。
②ヤレユータンを立たせ、好きなサポートに触るシステムを組み上げる。(スイクンVは状況に応じて立たせる。ベンチを開けておくため、無理に立てなくても良いです。)
③状況に応じてサポートを使い分け、スタジアムを貼りつつ、キョダイウズマキを使いけり。
④敵のGXやVMを2・3発で倒すよりも1・2発で140・280点を乗せつつ、倒し切らないでおく。
⑤ボスの指令やフィオネ「ひきよせのうず」で④でダメージを乗せた相手ポケモンを下がらせて新しいポケモンを前に出させる。
⑥マーシャドー「リセットホール」で「頂きへの雪道」をトラッシュして、ダブルシューターで④でダメージを乗せた相手ポケモンのHPを20以下に調整する。
⑦新しく出てきたポケモンにダメージを刻んでいく。新しく出てきたポケモンがGXやVMであればHPが140以下または100以下になるようにする。非GX・Vポケモンであれば倒してサイドを1枚取っておく。
⑧手順⑦で新しく出てきたポケモンが非GX・Vだった場合は、ボスの指令などでGXに140点ダメージを乗せて、HPが140以下または100以下になるようにしておく。
⑨チャーレムVをベンチに出し、れんげきエネルギーorメロン・キバナでエネルギーを2枚つけ、ヨガループで④の相手ポケモンを倒し、サイドを3枚取る。
⑨追加ターンでボスの指令を使い、⑦や⑧でダメージを乗せたポケモンをバトル場に出させてチャーレムVのスマッシュアッパー100点またはキョダイインテレオンのキョダイウズマキ140点でサイドを2枚または3枚取り切ってフィニッシュ。
文章にするとめちゃくちゃややこしいことに・・・。説明力のなさが伺えますねぇ。。。
こちらの火力がない代わりに、モミで耐久してこちらも2発では倒されないよ!というキョダイインテレオンVMの強みを生かして、ヨガループでサイド取り切れたらかっこいいよね!ってOSRプランの紹介でした。
このプランを使って、我らがチーム東横線のリーダー ガオガエン@gaogaen__ を倒して呆気にとらせることができました!
もちろん、スイクンVを前に出して戦うプランや、ヨガループを使わずにサイドを取り切るプランもあります。というか、そもそもチャーレムVでスタートしない限り、れんげきとはいえ、インテレオンVMからヨガループが飛んでくる、という発想自体があまり浸透していないと思うので、初見殺し性能はとても高いのではないかな〜と思います。
以上がデッキの紹介となります。
僕の説明力がゴミなので、うまく伝わらないところも多かったかもしれません。。。
なので、ぜひ使ってみて、インテレオンVMの様々な可能性を体感してもらえたら嬉しいです。広げよう、インテレオンの輪!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今回記事を書く上で一番時間がかかったのは、ヘッダーの画像作りでした。。。
友人たちのnote宣伝
ガオガエンの月刊ムゲンダイナ
不動遊助の月刊ピカチュウ
ポケモンカードゲームJCS2021準優勝、ネバさんのシティ0-4のすゝめ
モクナシダダリンでシティ準優勝を掻っ攫ったガマちゃんの記事
どれも面白い記事なので、どうぞご一読ください!