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【デッキ選択と経緯】 シティリーグSeason2 ポケカステーション東京ベイ

皆さん、初めまして!

今回、初めて記事を掲載するレイネと言います!

ポケカステーション東京ベイのシティリーグSeason2に参加してきましたので、デッキレシピとデッキ選択の過程を紹介したいと思います!

<目次>

1.デッキ選択の過程

2.各カードの採用理由

3.メタ予想とデッキ相性

<本文>

1.デッキ選択の過程

今回、掲載しているピカチュウ&ゼクロムデッキの選択に至った経緯について紹介します!今回は、ナイトユニゾン発売からシティリーグの期間まで、仕事に関係する資格試験の期間と被ってしまい、満足にデッキを考える時間をとれませんでした。そこで、既に各地の自主大会やシティリーグで、上位に上がっているデッキ=強さが証明されているデッキから自身の使うデッキを決めることにしました。

■環境上位デッキの把握

下記の上位入賞デッキを環境上位デッキとしました。

・ポケカメモ杯(タッグボルト環境)

・シティリーグSeason2東京上位入賞デッキ

・シティリーグSeason2大阪上位入賞デッキ

ポケカメモ杯は、環境が違いますが、比較的強豪と呼ばれるプレイヤーが多く参加したことから参考としました。各大会で上位に入賞している「ピカゼク」・「ウルネクマネロ」・「ニンフサナ」を候補デッキとして選出し、サンプルデッキを作成し、相性確認することで使うデッキを決定することにしました。上位に入っているデッキとしては、他に「ジラーチサンダー」と「ルガゾロ」を思い浮かべる方が多いと思いますが、机上検討の段階で中打点に対し、回復し続ける「ニンフサナ」に勝つことが難しいと感じたので、今回は候補から外しました。要した時間は、自分対自分10時間と対人10時間で合計約20時間ほど。主に上記の3デッキで先行・後攻で10戦ずつ練習しました。自分対自分は約10〜15分、対人だと15〜20分くらいなので、3デッキくらいまで絞ればこのくらいの時間で練習出来ます。(ミラーは基本的に先行有利なので、マッチアップ検証は時間の無駄と考えて省略しました)以下は、戦績とゲームの流れから考える各デッキの勝率です。各デッキレシピは、参考にした上位デッキのレシピを使用しました。(一部アレンジあり、レシピは今回は省略します)

・ピカゼクvsウルネク

このマッチアップを考える際、ツイッターや他の記事でよく書かれている、ピカゼクを2枚場において対戦することは、非常に違和感がありました。何故なら、ピカゼクは2枚取られたら負けだからです。そこでこのマッチアップを検証する際は、ピカゼク側のゲームプランをピカゼク+ゼラオラ2枚かピカゼク+ゼラオラ+サンダーの運用としました。ウルネク側は、ピカゼクへの対策としてマーシャドーGXを2枚採用し、更にマーシャドーGXからイクリプスムーンGXを撃てればピカゼクへの有効打になると考えて、ネクロズマGX(暁の翼)を採用しました。実際に検証を行うとピカゼクが、ゲームプランを遂行するのに対し、ウルネク側が、ゲームプランを遂行するために要求されるカードの枚数が非常に多く感じました。戦績と体感から考えた、相性は以下の通りです。

先行ピカゼクvs後攻ウルネク 60:40

先行ウルネクvs後攻ピカゼク 45:55

・ピカゼクvsサナニンフ

このマッチアップの検証をする際、サナニンフに搭載されるフェアリーチャームとこだわりメットの対策としてフィールドブロアーを2枚採用しました。サナニンフ側は、特にピカゼクに対してフェアリーチャームやこだわりメット以上に有効なカードが思いつかなかったので、ポケギアを足して、サポ事故を減らした程度です。検証結果としては、ピカゼクがフィールドブロアーが積まれており、エレキパワーをOHKO出来るようにコントロールされると、ピカゼク側が優位と感じました。戦績と体感から考えた相性は以下の通りです。

先行ピカゼクvs後攻サナニンフ 75:25

先行サナニンフvs後攻ピカゼク 30:70

・ウルネクvsサナニンフ

このマッチアップの検証をする際、ウルネクは2つのアプローチを考えました。1つはメルメタルGXの採用、もう1つはマーシャドーGX2枚の採用です。メルメタルGXは、明確にサナニンフに強いカードなので、対策としては手っ取り早いです。一方、マーシャドーGXはフェアリーチャームUBを付けたサナニンフに攻撃を通すことが出来ますが、「桃屋」のサナニンフのようなウソッキーを採用した構築に対しては、OHKOを狙うことが非常に厳しくなります。ただ、マーシャドーGXの利点としては、ピカゼクに強く出られることがあるので、最終的に調整デッキはマーシャドーGXが2枚となりました。サナニンフ側は、対ピカゼクと同様に有効なカードが思いつかなかったので、ポケギアを足して、サポ事故を減らした構築としました。戦績と体感から考えた相性は以下の通りです。

先行ウルネクvs後攻サナニンフ 60:40

先行サナニンフvs後攻ウルネク 50:50

■デッキ選択

マッチアップ検証の結果、サナニンフはネタバレしていると構築で簡単に対策を取られることから候補から除外、ウルネクは対ピカゼクでピカゼク側がピカゼクを2枚出さないとやや不利と感じたのでピカゼクを選択しました。

2.各カードの採用理由

各カードの採用理由について紹介します。採用することが当たり前になっているコケコ♢/サンダーマウンテン♢/エレキパワー/エネルギーは省略します。また、採用を見送ったカードについても紹介します。

■ポケモン

・アタッカー

ピカゼク2、ゼラオラ2、サンダー1、コケコGX1

ウルネクとの相性で記載した通り、基本的なゲームプランをピカゼク+ゼラオラ2枚でゲームを進められるようにしています。サンダーやコケコは特定のデッキ相手で出番があるので1:1と控えめな枚数の採用にしています。

・展開役

デデンネGX2、テテフGX1、マーシャドー1

デデンネはこのデッキの核となるカードで電磁レーダーからの展開力は他のデッキにない、このデッキの利点です。そもそもポケモンを出す+6枚ドローは本来初手リーリエ+ネストボールが要求される動きです。それが電磁レーダー1枚で出来るのだから強いに決まっています。テテフは基本的に中盤にグズマを持ってくるために使うので最低限の1枚、マーシャドーはTAGチームの高いHPと相性がよく上手くタッグチームで殴るターンに出せるとタッグチームが次の自分のターンまで生き残る確率が上がります。

・その他

アブソル1

対ウルネクを優位に進めるために採用したカードです。中盤以降は刺さりませんが、序盤に出せると1ターンはウルネク側の攻撃を遅らせることが出来るので、優位に立ちやすいです。

■サポート

特に記載する内容がないのですが、どのタイミングでも撃ちやすいデンジは4枚、リーリエは中盤以降は必要ないので3枚に抑えています。シロナは、エレキパワーを抱えすぎて、デデンネで流せない場面に選択することがあると思い、1枚だけ採用しました。

■グッズ

・展開用

電磁レーダー4、ハイパーボール4、ネストボール3

電磁レーダーはデデンネ+アタッカーをおけるこのデッキで初手で1番欲しいカードなので4枚採用しています。ハイパーボールも同様に全てのポケモンにアクセスできる非常に便利なカードでどの場面で持っていても強いので4枚。これらのカードには、コケコ♢の特性のために雷エネルギーを落とす役割もあるので4枚から減らす理由はないと考えました。ネストボールはコケコ♢へのアクセスを考えると本当は4欲しいですが、枠の兼ね合いで3枚で妥協しました。

・その他

エネルギーつけかえ4

ピカゼクを2ターン目までに動かすことが前提のデッキなので、そのために必要なパーツの付け替えは4枚にしています。

フィールドブロアー2

対サナニンフのフェアリーチャームを重く見て2枚にしました。また、ミラーではハチマキを剥がすことはピカゼクのOHKOを防ぐのに有効で、対ウルネクではボードを剥がすのに有効です。

ロトム図鑑1

マッチアップ確認をしていく中でこのデッキで1番辛いのは、コケコ♢がサイド落ちした時です。そのケアのために採用したカードです。コケコ♢のサイド落ちケアで他の手段としては、レックウザGXの採用がありますが、疾風怒濤が余りにも不安定なのでロトム図鑑を採用しました。

■採用を見送ったカード

・ピカゼク3枚目

上記の通り、ピカゼクを2枚場に出す必要が無いと考えたため、3枚目は採用しませんでした。

・サンダー2枚目

サンダーはエネのついたイワンコを後1で倒す等の特定の場面でしか使わないので1枚で十分だと考えました。

・ウソッキー

ウルネクに対し、より有利に立てるため、最後までフィールドブロアー2枚目と悩みましたが、ウソッキーが基本的にウルネクにしか刺さらないのに対し、サナニンフに優位を保ちたいことと、ミラーにも刺さることを考慮しフィールドブロアーを優先しました。

・レックウザGX

上記の通り、疾風怒濤が余りにも不安定なので採用を見送りました。デデンネ展開をすると有効活用できないカードが出てくるので、何が落ちるかわからない疾風怒濤は非常にリスクが高いという結論に至りました。

・デンジュモクGX

対ナゲツケサルピンポイントなカードとして採用を考えましたが、余りナゲツケサルがいないと考え、採用を見送りました。このデッキはナゲツケサルと当たったら負けです。

・アセロラ

マッチアップ検証の結果、アセロラを撃つ=ピカゼクが生き残るなので、無くても勝てるという結論に達しました。

3.メタ予想とデッキ相性

■メタ予想

当日のメタは以下の予想をしました。

ピカゼク 30%

ウルネク 30%

サナニンフ 10%

Other 30%

ピカゼクはわかりやすく強いデッキなので、最も使用率が高いと考えました。また、ウルネクもわかりやすく強く、ツイッター等で情報収集したところピカゼクと五分と考えられている人が多そうなので、ピカゼクと同じくらいの数がいると考えました。サナニンフは話題性から使う人がいると考えましたが、ネタバレされており、構築的に対策を取られていると余り勝てないと考えたため、ピカゼクやウルネクほどは使用者がいないと考えました。実際の環境は思ったよりはピカゼクが少なかったですが、大まか想定通りの環境だったかと思います。

■最終的なデッキ相性

ピカゼクの構築を調整し最終的な相性は以下の通りと考えました。

先行ピカゼクvs後攻ウルネク 65:35

先行ウルネクvs後攻ピカゼク 40:60

先行ピカゼクvs後攻サナニンフ 75:25

先行サナニンフvs後攻ピカゼク 30:70

■最後に

最終的な戦績は3-2で奮いませんでした。負けた要因は共通して付け替えが引けず殴り出しが遅れたです。今回はかなり悔しい結果でしたが、自身の反省も踏まえて、今回のシティリーグの取り組みを振り返ってみました。また、次のステージに向けて頑張りたいと思います!

























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