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情弱(情報弱者)にならないために

久しぶりに読み返してみたけど、やっぱり触発されることが多かったホリエモンのこちらの著書。


今、必要なのは資金でも人脈でもなく、情報だ」という書き出しからはじまるこの本。
情報は、「狩り」に行くもの、つまり、「情報とは、自分から積極的に取りにいくもの」と書かれています。

時代が激変する中で、差が生まれるのは「努力しない人たち=自分で情報を取りにいかない人たち」と言っています。

「ホリエモンは、何でも知っている」というイメージがありますが、「東大出だから」「もともと頭がいいから」ではなくて、「自分でマメに調べているから知っている」んだそう。ホリエモンでさえ、あらゆる情報を自分で取りに行っているのです。

印象的だった「桃太郎」の昔話。その内容がこちら。

「桃太郎」の昔話がある。おばあさんは、川に洗濯に行き、流れてきた大きな桃に飛びついて、家に持ち帰って割ってみる。すると、男の子が飛び出してくる、という話だ。僕はチャンスの本質は、これだと思う。多くの人は巨大な桃が流れてきたら、驚いたり、様子を見たりして、基本スルーだ。ところがおばあさんは平然と持ち帰る。桃から生まれた桃太郎は鬼退治に出掛け、宝物をおばあさんとおじいさんに渡す。運を味方につけられる人というのは、このおばあさんのように「これだ!」というものが出てきたら一にも二にもなく飛びつく。

というように、「運の良さ」とは、情報に飛びつけるかどうか。

では、自分の目の前にあるものが「桃」かどうかを、どうやって見分ければいいのだろうかという話では

気になる情報をキャッチしたとき、それが自分の琴線に触れるものであれば、まずはやってみる、飛びついてみる。そうするしか「桃」をつかむ方法はない。これまでの僕自身を振り返ってみても、それは紛れもない事実だと断言できる。

と書かれています。チャンスをつかむためには、自分の感覚に従って積極的に手を出して、つかんでいきたいですね。

あと、この本の中では頻繁に「情弱」という言葉が出てきます。この「情弱」とは「情報弱者」のことで、知っておくべきことを知らずに損をしている人のことをホリエモンは「情弱」と言っています。また情報を調べずに手つかずにしておく人は貴重なお金や時間を「搾取」され、結果的に「貧困」になるとも言っています。

ホリエモンの本はかなり辛口で共感できない部分もありますが、読んでいて単純に面白いし、なるほどと参考になることもとても多いです。

情弱(情報弱者)にならないためにも、情報は自分で狩りにいきたいですね。


ここまで、読んで頂いて本当にありがとうございました♡



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