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「0057夜 クセになる『Ctrl + S』」

パソコン操作の時に、ショートカットキーは使っていますか? 今回は、マウスで操作するより手早く目的が果たせるショートカットのうち、「(上書き)保存」の「Ctrl + S」を紹介します。

CtrlはControl(コントロール)と読みます。

Ctrl(Control、コントロール)キーを使ったことがない方もいらっしゃるかもしれません。Shift(シフト)キーは、英字の大文字を入力するためのキーで、ほとんどの人が使ったことがあると思いますが、Ctrlキーは使わなくても困らないかもしれません。(他に似たものにAlt(Alternate、オルタネート、オルト、アルト)キーもありますが、今回は取り上げません)
Ctrlキーは単独で使用することはなく、Ctrlキーを長押ししている間に他のキーを押すことで、特定の機能を果たします。
今日、例としてご紹介するのは、「(上書き)保存」をするための「Ctrl + S(Ctrlキーを押しながらSキーを押す)」です。SはSave(保存する)の意味です。
位置関係を見てみましょう。

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スペースの都合で左側しか載せませんでしたが、多くのキーボードでCtrlキーは(ShiftキーやAltキーと同様に)左右にあります。小指でCtrlキーを押しながら、Sキーを押すわけですね。

保存し忘れを防ぐのが「Ctrl + S」

パソコンで作業をしていて、もっとも大きな無力感に襲われる瞬間が、せっかく作ったドキュメント(文書)を保存しないで、アプリケーションを終了してしまった時でしょう。通常「保存していない文書があります」という警告が出ると思いますが、慌てていると、人間なぜか「保存しない」ボタンをクリックしてしまうことがありますし、こんな時に限って「自動保存」に失敗している人をよくみかけます。
オススメは、「Ctrl + S」を「クセ」にすることです。筆者は、昔、雷が多い地域の職場に勤務していた時代があり、ノートパソコンではなくデスクトップ型のPCを使っていた筆者は、雷の停電で、作っていた文書が消えてしまうことを経験しました。
雷が近づいたら、こまめに保存する、マウスを使うのは時間がかかる、という訳でこまめに「Ctrl + S」を使うようになりました。
では、「Ctrl + S」を図にまとめておきます。

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上の図は、「新規作成」などで「無題」の文書を作った状態から始まっています。ここで「Ctrl + S」のショートカットを使うと、「名前をつけて保存」と同じ機能です。適切な名前をつけましょう。

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さて、一度名前をつけた文書の場合は、「Ctrl + S」で「上書き保存」をすることができます。こまめに「Ctrl + S」をすれば、せっかくの更新を保存し忘れることはないでしょう。
この動作がクセになれば、精神的な負担も少なくなり文書作成の方に集中できると思います。(私がそうです)

2021年2月26日のコメント

「パソコン千夜一夜物語」では「How to」は扱わないと最初に宣言した気がしますが、まぁそのあたりは適当に。もうすぐ2月も終わり、なんとか毎日更新を続けられてきて良かったと思っています。
では、また明日!

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