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ラビリンス! 「0026夜 迷宮です、確定申告サイト」

知り合いから、「インターネットで確定申告したいのだけど」と相談を受けたので確定申告のサイトも見に行きました。もちろん、go.jpの公式サイトのみですが、ラビリンス(迷宮)でした。

国税庁の特設サイトがあります

「令和2年分 確定申告特集」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tokushu/index.htm

まず着目はwww.nta.go.jpの部分。go.jpなので日本の政府機関のサイトであることがわかります。こういう場合は、公式サイトであることが大事ですね。
ntaはNational Tax Agency(国税庁)です。ここも念の為、気にしてみておきましょう。

あれ、昨日検索した、「利用ガイド」が見つからない!

昨日は、出先の時々利用する知人の事務所のパソコンを使わせてもらい、【確定申告書等作成コーナー】ご利用ガイドを検索の結果開いて、PDF化、相談者に送りました。今朝、自宅から電話で説明をしようと思って自宅パソコンから検索しましたが、なかなか同じページを見つけられず。俺ってスキルないなぁと苦笑しながら、送ったPDFのフッタにURLが印刷されていたので、ようやく辿りつきました。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/st/guide/use
良かった、良かった。「特集サイト」からリンクがどう貼ってあるかも遅ればせながら確認しました。
それにしても、サイトの構造が複雑だと思います。昨日見たページが、今日は見つけられない、公的サイトでこれはよろしくありません。お気に入り、ブックマークをすればよいということではないでしょう。(筆者のブラウザもブックマークだらけですが、たくさん登録するほど当然見つけるのが難しくなります)

ICカードリーダライタが必要ですって

さて、せっかくインターネットで確定申告ができるということで、「パソコン千夜一夜物語」の筆者としてはおおいに期待したわけですが、マイナンバーカードとか「ICカードリーダライタ」という機器(数千円程度の市販品)が必要だということで、なんだかなぁです。「ICカードリーダライタ(長いよ!)」の代わりに、対応するスマートフォンのアプリケーションでも良いということですが、これもスマートフォンを持っていなければなりませんし、機種が対応しているかどうかの確認なども大変なのはないでしょうか。(筆者は自分のスマートフォンが対応しているのか調べていませんが、調べる手間をかけようという気力がわきません)

ユーザ目線で、つまりは住民・納税者目線で

サイトが迷宮化しているというのは、ユーザへの配慮が足りないということでしょう。政府機関や自治体サイトであれば、住民・納税者に対する配慮が充分でないということになります。それから、ICカードリーダライタの調達負担というのも、住民・納税者目線なのか、配慮の不充分さという意味で同根なのではないかと思いました。

2021年1月26日のコメント

気がつけば、2021年の最初の月も残りが少なくなってきました。緊急事態宣言が出されていて、景気が悪く、窮屈な毎日ですが、踏ん張りたいと思います。では、また明日。


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