「0118夜 う〜ん、AIってすごい…」
手放しに「AIってすごい」とほめたたえるつもりは全くありませんが、「確かにこれはすごいな。使わない訳にはいかなくなるだろうな」と感じた話がありましたので早速紹介します。
人手でやっていられない仕事の肩代わりなら、、、
今日の記事紹介もITmedia NEWSからです。
AIが候補者を抽出、異動先を提案 NEC子会社が自治体向けに開発 (2021年4月21日 ITmedia)
「AI任せ」という話ではなく、「筆算ではなく算盤(そろばん)」、「算盤ではなく電卓」、「電卓ではなくパソコン(エクセルや会計ソフト)」という流れの中で、人事異動のような従来型のアプリケーションソフトウェアを適用しにくい業務にも「道具として」のAIを利用する例が出てきたという印象です。
「人事をAIに任せっぱなしにするなんてけしからん」という誤解は解かなくてはならない話ですので、元記事を読んでいただければ幸いと思います。どうせやらなければならない業務なら、作業時間を25%、17%、92%削減できるという実証実験での結果には説得力があり、魅力的だと感じます。
さて、提供価格は現時点では妥当なのだと思いますが、競合サービスが現れた時に「価格破壊」が起きれば、パブリックセクターならではの難しさが出てくる気がしています。一納税者としてはある意味「他人ごと」を決め込んでしまえば良いのですが、この大手系企業が「自治体向け」にサービスを開始したことが、吉と出るか、凶と出るか、見守りたいと思います。
2021年4月30日のコメント
すっきりしない毎日のまま、2021年は4ヶ月が過ぎようとしています。3月決算企業の業績が報道され始めていますが、「巣ごもり消費」の恩恵にあずかったインターネットサービス業界・パソコン業界は好況だったようです。
一方で今回のコロナウイルス感染症の影響で経済的に苦境に立たされている人が多いことも事実です。
好況業種の人手不足を不況業種からの一時的出向で解決しようという動きについて、昨日もテレビで報道していました。ゼロサム構造の克服こそが課題なのではないかと感じています。
それでは、また明日。