【公共広告案】いまだに埋まり見えない多くの地雷

 現在(2018年)地雷での被害を受けた人は6897人です。そのうち死亡したのが3059人で、負傷者が3837人。不明が1人です。そしてこの被害者の半数以上を子供が占めているのです。
 なぜそれほどまでに被害を受けた人が多いのか。それは地雷が安価に大量に生産でき、地雷の多くが見えないところに埋まってしまっているからです。見えないとやはり除去は難しいのです。
 ではどうすればこの現状を変える、認知させることができるのか。と言う意味を込めて作ったのが今回の公共広告案です。


工夫した点

 今回の公共広告の画像で工夫した点は2つあります。
 1つは錯視効果の軸となる中央の画像を地雷に模した簡単な形にしたことです。今回使った錯視効果はその中心を見ることで錯視となるので、地雷を少しでも想起させることができれば良いなと思い、このようにしました。
 2つ目は、これまた地雷の工夫です。画像の下部に書かれている文章に「見えません」と言うものがあるのですが、これの「見」の字を地雷によって隠し、本当に見えないと言う感じを強くしました。

画像1


制作した広告画像はこちら!

画像2

 この広告は中心の地雷をぼ〜〜〜っと見つめていると周りの丸がだんだんとグレーになっていき見えなくなってしまうと言うものです。
 この周りの丸を地雷に置き換えて考えてみることで実際の地雷のように地雷が見えないと言うことが簡単に体験することができるのではないか。そしてその問題がもっと認知されていくのではないか。と言う想いを込めた広告です。


プロジェクトを終えて

 ここまで記事を読んでくださりありがとうございます。
 今回のプロジェクトを終えて、広告は相手の目を引くものであることがとても重要。と言うことを学び、これは広告以外にも応用を聞かせることができるのではないか?と思いました。
 例えば私は普段趣味でイラストを描きSNSに投稿することが多々あるのですが、これも「パッ」と見た時にこのイラストいいなと思わせる、関心を持たせることがとても重要で、それをすることによって目に止まるイラストになるのかなと思いました。

 それでは👋

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