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男女差別に対して区別と混合していませんか?

私は昔から、「男らしく、女らしく」といった言葉が個人を侵害しているような気がして嫌いでした。それを差別と取る人もいれば区別と感じる人もいます。それを題材にエビングハウス錯視を使い、男女差別問題に対して訴えかける広告を作りました。

工夫した点

この広告は男女という括りではなく、個人を尊重したものとなっておりますので、文字の色をカラフルにして、個人や区別を意識しました。
また、エビングハウス錯視(同じ大きさの丸が違う大きさに見える錯視)
は他の錯視に比べて単純且つ分かりやすいので、「これ見たことある!」
といったリアクションも期待できると考えました。

制作した広告画像はこちら!

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私はエビングハウス錯視を使い、男女差別問題をうったえる広告を作りました。
この錯視を使った理由は、差別や区別と共通点があるからです。
差別と区別は似ているようで違いますし、基準も人によって異なります。
エビングハウス錯視も、違うように見えて実は同じ大きさという効果があります。
このようにどちらも「勘違いする」といった要素が含まれていると感じました。

プロジェクトを終えて

個人的には、世の中にある様々な問題から選ぶ分には、選択肢は山ほどあるので困りませんでした。ただ、それを上手く錯視と結びつけるのは少し苦労しました。
今思えば、広告画像ももう少しデザインを凝ったものにしたかったですね。
その失敗点を得て、伝えたいことを強調し、他をシンプルにするという改善策を思いつけたので、いい経験になったと言えます。

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