煽り運転をしないため、自身を見つめ直すよう注意喚起を促す錯視広告
近年何かと話題になる煽り運転ですが、非常に危険であり、見ていて気持ちのいいものではありません。ですので、まだ煽り運転をしていない人間への注意喚起を含め、煽り運転をやめてほしいという願いで錯視広告を作成しました。
工夫した点
・錯視とメッセージ性を両立させることを試みることを意識しました。実線「ー」と点線「--」を使い分けることにより、車に乗っている、乗っていな い、を
明確にしつつ、錯視を両立させました。
・煽り運転が起こる原因を考えて作成しました。車を運転することで、運転者は自分自身が強くなったかのような錯覚に陥ってしまいます。広告にはそれが錯覚だと気がつかせるようなメッセージを、錯視効果を用いて伝えるようにしました。
制作した広告画像はこちら!
この広告には、エビングハウス錯視が用いられています。ハートの大きさは同じなのに違うように見えるというものです。
ハートはその人の強さを示していて、一見車を運転している方がハート(強さ)が大きいように見えますが、実際大きさは変わりません。
この広告には「車を運転しても、してなくても、あなたの強さは変わらない」というメッセージが込められています。
プロジェクトを終えて
「車を運転しても、してなくても、あなたの強さは変わらない」というメッセージの通り、車を運転しているからといって、他人に迷惑をかける行為が正当化されるはずはありません。この広告を見た人が自分自身を見つめ直し、その結果少しでも煽り運転が減ってくれれば、嬉しく思います。
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