目、向けてますか?
「ゴミ問題に向き合いましょう!!」というメッセージを錯視効果のある広告で表現しました。
世界では、毎年100億トン超のゴミが捨てられています。
一部の人々がこの問題に向き合ったことで、日本での排出量は減少傾向にありますが、それでもまだ多くのゴミが日々捨てられています。
これから先も我々がこの問題に向き合えばゴミは減っていくし背を向けてしまえばゴミはどんどん増えていく、そういったメッセージを、 主に「大きくなって見える錯視」で表現しました。
工夫した点
ただ一つの錯視効果のみを使うのではなく、複数の錯視効果を重ね合わせてみました。
上から見た人間を肌色と髪の色の差によって動いて見えるように並べました。
制作した広告画像はこちら!
エニグマ錯視と呼ばれる静止画が動いて見える錯視と相対明度によって同じ色でも明るさが変わって見える錯視を利用し、
人々がゴミに背を向けている下側ではゴミが大きくなってその周りが暗くなるように、
その逆に人々がゴミに向き合っている上側では明るくなり、ゴミが小さくなっていくように見えます。
プロジェクトを終えて
自分の伝えたいメッセージをどのように錯視を通して広告にするか、より印象に残りやすい、錯視効果以外にも共感しやすい事柄からの比喩を使ったアピールの仕方を学びました。
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