痴漢の事件に関わった時、意識すべきこと。
冤罪 - 無実であるのに犯罪者として扱われてしまうこと
痴漢と冤罪には、深い関係があると考えています。
痴漢犯罪は、証拠が限りなく少ない状態での判決となるため、推定有罪から逮捕となるケースがほとんどです。しかし、現場、裁判などで無罪を主張しても勝てる見込みは全くといってない状況で、今現在誤逮捕判決が下されたケースはたったの一件のみです。
このように一度痴漢と叫ばれてしまったら、自分がしたしていないに関係なく、犯罪者として扱われてしまいます。
だからこそ、現場でしっかりと見極めて欲しい。痴漢も、冤罪も、あってはならないからこそ、その時にしっかり見極めて欲しい。痴漢に限らず、誤逮捕が減ってほしい。そんな思いを込めて制作しました。
※決して痴漢を擁護しているわけではありません。あくまで冤罪、誤逮捕の認識を目的に制作しています。
工夫した点
この広告画では、左上が『痴漢された』と報告した方を慰める様子と、右下には白で無罪を表した落ち込んでいる人が、責められる様子を再現しました。
制作した広告画像はこちら!
↑錯視で冤罪の加害者被害者それぞれの大きさが異なって見えるようにしました。
痴漢冤罪。決めつけで批判するのではなく、しっかりと現場の方々が見極めてほしいという思いを込めた広告です。
プロジェクトを終えて
課題解決に向けた広告の制作の難しさや考慮しなければいけない部分などがとても多く苦労しましたが、色々な視点で自分の作品を見るということが大切だということを学びました。