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「この二組の違いはなんでしょう」異性愛と同性愛の違いは?

 エビングハウス効果という錯視効果を利用して、最近耳にする機会の多くなった”LGBT”に関する広告を制作しました。
 画像だけ見ると差別的表現が含まれているように見えるかもしれませんが、LGBTに対する差別や偏見を助長するものではありません。
 理解は深まってきたとは言えど、いまだに偏見の多いLGBT。愛の形がどんなものであろうと、お互いを信じ合い、幸せであるというのは素敵なものだと思いませんか?

工夫した点

 広告制作にあたって工夫した点は、使用した画像の人物の表情の部分です。
 一目見てもらえればわかる通り、左右どちらのカップルも幸せそうな表情を浮かべています。
 一般的にLGBTというのは影で隠れながら恋愛をしているイメージがあるようですが、そんな必要はない、当事者たちが幸せであるなら愛の形がなんであれど世間の目を気にする必要はないということを表現するために、悲しい表情や暗い顔をしている画像は使用しています。
 どれだけ世間から鋭い視線を向けられようと幸せに過ごしている人たちは、性別がどうであろうと素敵で格好良いと思いませんか?

制作した広告画像はこちら!

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この広告のテーマはLGBTです。
 LGBTとは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダーの総称で、同性愛者や両性愛者、心と身体の性別が違う人たちのことを指します。
 今現在、LGBTに対する差別や偏見は”昔に比べれば”少なくなっていると感じます。最近では、さまざまなメディアで取り上げられることもあります。しかし、それらは完全になくなったわけではありません。
 一般的な恋愛は、決して異性同士でするものという決まりや法律はありません。同性婚が認められている国や地域も多数存在します。しかし、世間では「異性恋愛が通常、同性恋愛は異常なもの」という偏見が存在します。
 その偏見や差別は間違っていることを広告という形で表現し、多くの方々の偏見や差別的な考えが少しでも減ると良いなと思い、この広告を制作しました。

プロジェクトを終えて

多くの人に自分の思いを一目で見て理解してもらうというのはなかなかに難しいところがあり、何度も試行錯誤して広告という形にしました。
 説明されないとわからない部分もあるかとは思いますし、広告のテーマもなかなかに触れにくいもので、特に日本では「腫れ物として過剰に扱うことも、逆にその話題に触れすぎることもタブー」という雰囲気を感じるので、多くの人になるべく不快感を与えないような広告を制作するのは難しかったです。
 この広告を通して、皆さんがLGBTやそれ以外のことで過度な偏見や差別的思考がなくなることを願っています。

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