言葉の弾丸
初めまして。
私はいじめ・悪口をテーマにしました。理由はこの世の中からいじめを無くしたい想いと、私が過去にいじめられたからです。
私は小学生、中学生のときに幾度といじめを受けてきました。みんなのようにできないから、少しみんなよりできるからと周りの人は何かある度に理由を変えて私をいじめてきました。当時私が受けてきたいじめは暴力より悪口の方が多かったです。私は気付きました。人は力を振りかざすより先に口が動くことに。学校で「暴力を振るえば先生に叱られる」それを恐れたいじめっ子達は悪口までに留まっていたのでは、と私は思います。
悪口は自分が絶対に言われたくないことを他人に言う時に使われます。会話の中でちょっとした弾みに言った言葉が相手を傷つけることもあります。悪気が無くても。言葉とはとても素晴らしいものですが同時に、恐ろしいものでもあります。言葉とは使い方を変えればどんな凶器よりも鋭く、危険なものになります。言葉はときに人を救います。しかしときに人を殺します。
悪口の恐ろしいところは何と言っても人の心に病を掛けるところです。悪口は言わば、ウイルスと同じです。人は悪口を言われたら心が病んでしまい、悪口を言われたことがトラウマに変わり、やがて鬱になり、最悪、死ぬという選択をしてしまいます。また、悪口は人に感染し、集団いじめに形を変えます。感染パターンは二つあります。一つはいじめっ子が悪口を言い、周りの人に「あいつは◯◯なんだよ」とありもしない事を言いふらし、他人を洗脳させる場合と、二つ目は、いじめっ子が悪口を言い、周りがその場の雰囲気、流れにまかせて野次を飛ばすと言う場合があります。何より、身体に受けた傷はいずれ治るが心に受けた傷は治すのが難しいのです。
いじめ、悪口によって命を絶たれた若者は一体何人いることでしょう。ありもしないことを言われ、それを信じ込んでしまった人間達による誹謗中傷、罵詈雑言を集中砲火された結果、何も信じれなくなり自殺をしてしまった人たちが。私は悲しい。いじめはこの世から何よりも断つべし悪行です。私も何度も「学校行きたくない」「もう嫌だ、死にたい」と思いました。でも家族が私を支えてくれました。そのおかげで私は生きています。何も信じられなくなる前に、まずは身近な人、信頼・信用できる人に相談しましょう。
もし、あなたの周りで「◯◯って人は▲▲なんだよ。」と言っている人がいても、それをすぐに信じないでください。まずは本当にそうなのかと、事実確認をしてください。もし相手の方の言っていることが本当だとしても、一緒になって言わないでください。Twitterやブログなどにつぶやかないでください。匿名だからといって何書いてもいいわけではありません。自分の心の中で(◯◯ってそうっだったんだ。)と思うだけにしてください。強要はしません。ですが、本当に自分の行っている行為が正しいことか、間違っていることかを考えてから行動しましょう。
いじめの無い平和な世界になるように、少しずつでもいいので自分の行いが本当に正しいことなのかを改めて、行動することを心掛けましょう。私たちがこれから小学校・中学校に上がる子供達、社会に出る若者達に教えるのです。言葉は本来、人を傷をつけるための道具じゃないと、言葉は人に希望、勇気を与えるものだと。
私のこの切実な想いがどこかの誰かに共感してもらえればとても嬉しいです。
■ 工夫した点
書いた悪口を全部英語にしたところです。本当は日本語も混ぜたかったのですが、フォントが対応できなかったので仕方なく英語だけにしたのと、英語にしたら海外の方にも見てもらえると思ったからです。国境を越えていじめを解決したいという私の想いが海外の方にも共感してもらえますように。
■ 制作した広告画像はこちら!
悪口を銃の弾に模倣しました。私がこの画像に込めた想いは、悪口も銃弾も心に刺されば痛いよ、という意味です。また、外国は銃問題があるのでそれの解決になればいいなと思いました。国を超えて、万人に私のこの想いが伝わることを願います。
■ プロジェクトを終えて
この課題を終えて、世界における数々の問題と向き合えたことに嬉しく思います。いずれ世界からいじめがなくなることを信じて私も日々、精進して参ります。頑張りましょう。