ゲーム好きとゲーム依存症の違い&ゲーム条例の問題点に対する広告

ゲーム好きだからといってゲーム依存症になるわけではない!!
ゲーム条例の施策に賛成した方々やゲームに対して偏見を持っている親御さんにゲーム好きの自分が個人的な考えや思いを訴えます。今回はそのうちのいくつかを書きました。

■ 工夫した点

工夫した点は5つです。
 1. 赤い棒部分にミュラーリヤー錯視を使用しました。
  ミュラーリヤー錯視とは→ミュラーリヤー錯視
 2. 赤い棒を依存度ゲージとして使用しました
 3. 背景は夕方や朝ではなくわざと夜にしました
  →ゲーム好きと依存症の双方がゲームをプレイする時間帯が夜ではない   だろうかと思ったから
 4. プレイをする人物は男女両方にしました
  →「男性のみにしてしまうと依存症の人は男性が多い」
 「女性のみにしてしまうと依存症の人は女性が多い」
 といった、偏見を生んでしまう可能性があるから

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まず、ゲーム好きと依存症には決定的な差があります。
それは自分の生活とゲームを両立させられるかという点です。
個人的な考えとして、どうして依存症へとなってしまうかというと、昔からゲームを遠ざけられていてそれが大人になって欲求として爆発してしまったという経緯があるのではないかと思います。他には、ゲームでしか人と繋がれないといった理由も当然あると思います。

でも、依存症に近い人だっているじゃないかという指摘もあると思います。そうですね、私も依存度やゲームに対する好き度はほぼ一緒なのではないかと思っています。では、ギャンブル好きとギャンブル依存症の違いは?酒好きとアルコール依存症の違いは?明確に答えられるのは医療関係者と依存症の方が近くにいる方だけではないでしょうか。依存症になるかならないかは本人と周りの環境が重要だと思います。
私自身ゲーム好きで不登校だったときはゲーム依存症一歩手前まで行きました。ですが、今では学校生活が楽しくただのゲーム好きです(課金をする程度には...)!

そんな中、2020年4月1日に香川県で通称「ゲーム条例」が施策されましたね。このニュースには私もとても驚かされました。Twitterでは学生やゲーム好きの社会人の方々がとてもざわついていました。ワイドショーでもコメンテーターの方が「ゲーム依存症の定義はちゃんとあるのか」、「時間制限は家庭の中で決めればいいのでは?」といった意見を言っていたのをよく覚えています。ニュース番組でもゲーム依存症といった病名はまだないと出演していた医療関係者の方が言っていました。
つまり、ゲーム依存症という言葉を使っているのはゲームが「悪」だという偏見があるからです。実際、悪い方向に作用することもあると思います。ですが、今の時代ではeスポーツといったプロゲーマーという職業が存在します。それを目指す子供に対してゲームばっかりやるな!強く言うのは一旦やめて、少し見守ってみてはどうでしょうか?親から見て依存症に見えてしまったり、実際に学校生活に支障をきたしたら依存症だからやめさせるといった行動に出ればいいのではないでしょうか。

ゲームに触れさせたくない。もう、そういったことは困難な時代です。触れさせたくないのではあれば、お子さん自身がゲームに触れたくないと思わせる強硬手段や自分も一緒にプレイしてみてその体験談を子どもに聞かせるといったことも重要です。高嶋ちさ子さんはSNSの怖さを自分でやってみたからこそ、その怖さを子どもに伝えられたと以前テレビ番組でおっしゃていました。
偏見を持たずに、ゲームが怖いものかどうかは自分で確認をしてみてください。そのうえでご家庭で方針を決めるのがいいのではないでしょうか?

■ プロジェクトを終えて

思ったよりも錯視効果をうまく広告に落とし込めたなと思いましたが、伝えたいことを広告に反映できていないことや伝えたい部分がわかりにくくなっていることが悔しいです。

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