肝生検の記録②〈検査編〉
2021年5月11日
午後2時。いよいよ肝生検です。
なんか点滴しながら、病室のベッドに横たわったまま、ベッドごと検査の部屋に移動。まるで病人みたい。いや、病人なんですけども。
心電図やらつけて、しばらく待つと主治医の先生登場。
流れるように、じゃ、まずは皮膚と、肝臓の表面に麻酔して、それからやりますよ〜って。
で、この麻酔がいたかった!
先生手際が良すぎて、「いきますよ」から刺すまでが0.5秒だった。笑
肝臓の麻酔するなんて聞いてなくて、たぶん、皮膚の次に、えぐりましたか?みたいな鈍い痛みがあったのが、肝臓の麻酔だったのでしょう。
右の肋骨になんか刺すなんて、初めてのことだから、ビクーっ!ってなったら
「じっとしててねーっ」て。
いや、無理やて。
で、肝心な肝臓採取は一瞬で、パチンっ!ってやったら終わり。それ自体は全然いたくなかった。
深さにして3センチ。たかが3センチ。されど3センチ。
しかし、検査の直後から、深呼吸できないくらい肩からみぞおちにかけて痛みがあって、急に不安になる。
最初は右側の全部が痛くて、そういえば、肋間神経痛疑惑のときと、痛みがよく似てる。疑惑が確信に変わった。やっぱりあの時の痛みはカンゾウ界隈の痛さだったのだと。
そこから2時間は、右脇腹を下にして患部を圧迫しながら絶対安静。
スマホでアニメ見たり、うとうとしてるうちに、だんだん痛みが和らいできて、安静解除。あっという間でした。
そういえば、絶対安静のときにトイレに行きたくなって困ったという体験談をみていたので、検査前は頻繁にトイレに行ってたので、事故にならずに済みました♡
お腹もぺこぺこで、夕食のスープカレーがなんとおいしかったことでしょう。
翌日、朝イチで採血して問題なかったので無事に退院です。人生どんなときも初体験って不安だけどワクワクもあって。
わたしはたった3日だったけど、長期入院している人は、コロナ禍で面会も来てもらえずできっと寂しいはず。
寄り添ってくれる看護師さんや医療従事者の方には感謝感謝でした。