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ズボラさん向け。お魚料理のススメ

はじめに

残念ながら私にとって料理とは趣味ではなく、ただ日々の生活で必要に迫られて作っているだけのもの。
なので彩りや栄養バランスを考えた素敵な料理は作れません。

でもたまに、適当に作ったのに奇跡が起きてこの美味さを世界に伝えたい!と興奮するときがあります。
ズボラな自分にとって大切なのは超簡単でなるべく時短、なのに美味しいレシピ。そんなレシピを発見もしくは開発できたときのメモがこちらです。

レシピとも呼べない意識低い系の料理メモですが、一人暮らしの人が「今日ヒマだし自炊でもしてみよっかな」と思ったときの参考にでもなれば幸いです。


魚介類のハードルが低い街、北見

北見にやって来て思うのは海産物が安いということ。肉より断然魚が安い!そして新鮮!

働いているとき、なかなか魚料理って手が出せませんでした。なにしろ週6〜7で仕事。帰りは20時過ぎで、仕事上がりに寄るスーパーには値下げされた残り物ばかりが並んでいます。
一から料理をするパワーも残っておらず、すぐに食べられる出来合いのものを買うか、お肉で適当に炒め物を作るくらい。たまには魚を食べないと、と思っても干物や切り身がせいぜいでした。

しかし今は!関東では見たことのないお魚達がキラキラとした目でこちらを見ています。
お魚だけではありません。網走湖やサロマ湖で獲れた貝類も豊富で、シーズンによっては肉よりホタテが安いことも!テンション爆上げです。

冷凍切り身のイメージしかなかったカレイは、常時3〜5種類が売り場に並び(今の時期は黒カレイ・砂カレイ・真カレイ)種類によって適した料理があることも初めて知りました。
煮物だけじゃなかったんだねカレイ。最初、どこに内臓があるのかわからなかったよ目が寄ってるから。

関東ではたまにしか出会えなかった生ホッケや生ニシンがここでは激安の大衆魚。
なので必然的に魚を食べる機会が増えます。

しかしここで問題が発生しました。


魚料理の付け合わせどうするか問題

料理のレパートリーが少ない私にとって、焼き魚や煮魚のときの副菜は悩みのタネ。一汁三菜とか実践してる人、ほんと尊敬します…!
でも洋食の時はわりと悩まない。なぜならワンプレートにすることが多いから(ズボラ)。

いっそ魚料理もワンプレートにしちゃえばいいんじゃない?

あれです、見た目華やか・でも簡単な料理代表アクアパッツァがモデルです。
一皿にどんっと大きな魚&主役を彩る野菜たち。レモンやトマトに貝で見た目華やかなメニューなのにフライパンひとつでできるお手軽さ。最高。

フライパンに魚一尾丸ごとと色んな野菜を入れて調理すれば副菜はいらない(暴論)

こう考えると魚料理のハードルがぐっと下がります。
フライパンひとつ、お皿ひとつ。洗い物も楽勝。生焼けや焦がす心配も不要です。

ズボラさん向け!フライパンひとつ・アレンジ自在なワンプレートお魚料理レシピ

用意するもの
・いい感じの大きさの魚×人数分。
・お酢やレモン、ピクルスなど酸味のあるもの。
・好きな野菜、きのこ。→なんでもOK
・オリーブ油→洋風の気分じゃない時はゴマ油
・塩胡椒。ハーブソルトおすすめ。

①魚はウロコがあれば取り、腹に切れ込みを入れて内臓を抜く。
⭐︎苦手な方はスーパーのお魚コーナーで下処理をお願いしてください⭐︎
塩をふって水分を拭き取る。

②フライパンに油を熱し、魚の表面に焼き目をつける。表面から焼いてひっくり返すと綺麗ですが、映えを気にしない人は片面だけ焼くのでもOK。ひっくり返すときにボロボロになると悲しいので。

※洋風にしたい時はオリーブオイルと共にニンニクを入れると◎

今日はにしん。身が柔らかく崩れやすいため片面焼きで。
両面焼きの場合は反対側から焼きます。
26cmフライパンでは入らないっ!ので尻尾はカット


③好きな野菜を好きなだけ魚の上からフライパンに入れる。お好みでキノコもイン。贅沢な気分の時には貝やエビを入れても素敵。

・洋風オススメ→玉ねぎ・ブロッコリー・プチトマト・パプリカ・セロリ・ズッキーニetc
・その他オススメ→ピーマン・しめじ・もやしetc

※残った生野菜、冷凍野菜のお片付けに最適です!

④酸味要員を投入。塩胡椒もしてね。
レモンなどは適当にカットして。焦げそうなら白ワインか酒を少し入れます。(野菜の水分量で調整してください。トマト入ってるなら不要です。)

※洋風以外の時はレモンではなくお酢を大さじ3。

※私がよく使うのは瓶詰のピクルス。酸っぱくて好みの味じゃなかったものなどをこの料理用にしています。液も大さじ3くらい入れます。
和洋どちらでもOK。

ブロッコリー・カリフラワー・玉ねぎ・セロリ・しめじ
+酸っぱくてそのままだと食べられなかった甘夏。
あるものでOK。洋風の場合はハーブソルトがあると◎

④蓋をして10〜15分くらい加熱。
蒸すと煮るの中間くらいの料理です。魚の大きさにもよりますが、内臓を抜いてあるので火の通りは早いです。

⑤完成⭐︎
一人一匹、大きなお皿にカッコよく盛ればワンプレートでも文句はあるまい!

映えない写真でごめんなさいだけど美味しい
今回の食材だとアジアンテイストになりました


※人数が多い場合は大きなフライパンに丸ごとを1〜2尾+切り身でも。魚の種類も混ぜてOK。
例=タイ1尾+赤魚の切り身。

なんでもありなレシピです。自由にあるもので楽しみましょう!

ハードルの低い魚料理

こうして特別な食材なしに一皿で大満足な魚料理を作ることが可能になりました。
バリエーションも豊かで今のところ飽きられる気配もなし。
完璧なズボラ料理です!

冷蔵庫の食材が乏しくても魚ともやしとごま油と酢があれば出来る
酢のおかげで魚の臭みもなく、また酢は加熱してまろやかになるので酢の物が苦手な人でも大丈夫!

洋風にする場合もわざわざハーブを買ったりしなくていいので大変気楽です。
もちろんローリエやブーケガルニがある人は入れてOK。でも、入れなくてもバレない。

なお、この料理を始めてから魚でお腹いっぱいになるため白米の消費が減りました⭐︎

終わりに

ズボラでもできるワンプレート魚料理。面倒だと思われがちな魚料理のハードルがぐっと下がりませんか。
手頃なサイズのお魚を見かけたら是非試してみてくださいね。

おしまい


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