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見た目は子供、頭脳は大人、その名は…2人目編

起きたら身体が縮んでいた
すると、いつものように幼馴染の梅澤美波が来てしまった
正体を隠す為
星野流星という名前を西野飛鳥に変え、
美波に世話をしてもらうよう頼んだ


流星は自分に向けられた視線を感じながら生活していたある日のこと…

プルルルル、プルルルル

ピッ

西飛(流星):もしもし

結衣:流星…
急で申し訳ないんだけどあの人のところに行って欲しいの

西飛(流星):誰?

結衣:設楽先生のところ

西飛(流星):え〜、嫌なんだけど

結衣:あなたの大好きな白石先生もいるわよ

西飛(流星):ん〜〜どうしようかな
あの人底知れぬ怖さがあるんだよね

結衣:最近、流星のこと監視しててもらってたの

西飛(流星):そうか…
だから視線を感じたのか

でも、

その2人とは別にもう1人俺を監視していた奴がいる

結衣:それは知らないわ
2人にしか頼んでいない
もしかしてその人が流星を小さくしたのかもしれない

西飛(流星):じゃあ誰だ?

結衣:見知らぬ人

西飛(流星):………

結衣:それか…

あなたの知ってる


"身近な人"


西飛(流星):おい!それはやばいだろ!

結衣:あくまでの話
予想でしかない

西飛(流星):なんとかしてその人と話したいな

結衣:まずは、設楽先生のところに行きなさい
治るかもよ

西飛(流星):そうだね
ありがとう!また明日

ピッ


西飛(流星):身近な人…
それか俺に恨みがある奴…
なんか知らないうちに恨まれるようことしたかな


また明日考えるか

スタスタ


??:私と会ったらどんな反応するかなぁ
殺されちゃったりして…
ふふ🤭



次の日

西飛(流星):美波ママ!外で遊んでくる!

美波ママ:気をつけるのよ

西飛(流星):は〜い!

美波ママ:大丈夫かしら

今度携帯でも持たせようかしら

それと星野ママにも連絡しとこっ


西飛(流星):まずは連絡するか

あ、もしもし
設楽先生

設楽:おっ!流星か

西飛(流星):そうだよ、久しぶり

設楽:で、なんだ?

西飛(流星):驚かないんだ

設楽:何に対してだ?

西飛(流星):まぁ知ってるから驚くこともないのか
最近見張られてたし

設楽:気づいてたのか?

西飛(流星):白石先生もいたでしょ?

設楽:凄い観察力してるよ

西飛(流星):まぁね
それでさ、今から行くから

設楽:はいよ!
やりたいこともあるし

西飛(流星):なんかやるの?今教えて!

設楽:それは来てからのお楽しみだ
待ってるぞ

西飛(流星):はいよ!

ピッ

よし行くか!


ガチャッ

西飛(流星):設楽先生来たぞ

設楽:おう!きたな
でも、本当に小さくなってるとは…


この人は俺のお父さんの知り合い
設楽統先生

人体に関する研究をしている人で元は芸人
世間からは凄い評価されている人

最近、ノーベル賞も獲ったらしい
まぁ俺も幼少期の頃からお世話になってる人だ


西飛(流星):本当に困ってる
まじで面倒くさい
言葉も変えないといけないしさ

設楽:白石!流星がきたよ〜

西飛(流星):げっ!


そして問題児が…

ガチャッ

ドドドドドドドドドドドドドドー

白石:流星〜

ギュ〜

西飛(流星):うゲ〜〜

この人は設楽先生の助手の白石麻衣先生

美人なことで有名で
アイドルもしていたらしい
確か乃木坂46
そんなこと言ってるが俺が知らないわけがない
何と言っても俺は乃木坂46が大好きだからだ
でも、正直言って白石先生より推しの西野七瀬か齋藤飛鳥のどちらかが良かった…
そんなことを口にしたら絶対に殺されるから言ったことはない


西飛(流星):苦しいよ、麻衣さん

麻衣:あら、本当にこんな小さくなってしまって
でも、可愛すぎ
食べちゃいたい!

西飛(流星):うわっ

麻衣:また幼少期の流星と出会えるなんて最高!

設楽:白石!そこまでにしとけよ

麻衣:は〜い…


設楽:で、流星ただ会いにきたわけではないんだろ

西飛(流星):どうにかならないか?この身体

設楽:わからないことが多過ぎるから
まずは身体検査をしよう



それからはいろんなことをした


血液検査、レントゲン、胸部CT、心電図など



西飛(流星):で、どうだった?

設楽:今の所、おかしいところはない!と言いたいところだが

明らかに脳に異常が出ている

西飛(流星):脳に!?

設楽:というか、記憶がある時点でおかしいと思ったんだが…

小脳が発達し過ぎている

西飛(流星):どういうことだ?

設楽:小脳は筋肉へ運動のコントロールする働きがある
これでわかるか?

西飛(流星):もしかして、急に体が小さくなった時にも小脳が伝達しないとならない

設楽:そういうことだ!
そして、もう一つ
その身体が急に小さくなったら脳は…

西飛(流星):耐えられない

設楽:でも、耐えられてる


西飛(流星):なら、どうして

設楽:これはよく調べないとわからないのだが
見たことないものが脳に出来てる

西飛(流星):はぁ!?

設楽:これは新種だな

西飛(流星):俺、もしかして人間じゃないの?

設楽:そうかもな!ニヤッ

西飛(流星):終わった…

設楽:でも、この脳の名前なんにしようかな?

麻衣:見たことないなら真新しいということで


「真脳」


ってどう?

設楽:そうしようか

また次来た時にもっと調べよう!詳しく

西飛(流星):あぁわかったよ
疲れたし帰るわ…

またな

設楽:気をつけてな!

ガチャッ


西飛(流星):人間じゃない…のか



星野流星くん

西飛(流星):なんだ?誰だ?


お、お前は…


そこには2度と会いたくなかった

井上和がいた


西飛(流星):何故お前がいる!?

和:あれ?覚えてたんだ!うれしいなぁ

西飛(流星):2度と俺の前に現れんなって言ったよな

和:私が何したっていうの?

西飛(流星):ふざけんなよ
お前は……

和:それより気づかない?


西飛(流星):!?
小さくなってる


和:そう私もあなたと同じく小さくなったの!


西飛(流星):てか、なんでお前が俺が小さくなってんのを知ってんだよ!

俺はお前と小さくなってから今日初めて会った!
何故だ!

和:それはどうしてかなぁ?

西飛(流星):答えろ!

和:そんなに怒らないでよ
久しぶりの再会なんだから

西飛(流星):ふざけんな!
俺はお前と会いたくもなかったんだからな!


和:はぁ
しょうがない
言うか…
これ信じてもらえるかなぁ〜




「私が流星を小さくした張本人だから」

To be continued…

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