和歌山大学との繋がり
本日7/16(土)、
和歌山大学サッカー部と2回目となる試合を行った。
1回目はチーム始動間もない頃に行い、
その時から比べれば、
ぼくたち南紀オレンジサンライズもかなり変わったように思う。
それは個人個人としてもチームとしても、さらに言えば認知度等を踏まえたクラブとしても。
ただ、結果は1-1のドロー。
この結果をどう受け止めるか。
今回のnoteでは、
和歌山大学(和大)との繋がりや、
ぼくの想いを綴っていこうと思う。
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まず、
前置きで語っていなかったが、
ぼく自身が和大出身であり、
和大サッカー部のOBである。
4年間所属し、
3回生の時には主将を務めた。
格上相手にはなかなか勝てず、
苦しい時期も多くあったが、
それでも2部Bリーグ(現3部)への昇格を掴んだり、
優秀選手に2年連続選出してもらったりと
本当に多くを学ぶことができた4年であった。
突如本題に入るが、
ぼくが南紀オレンジサンライズFC加入を決めた理由の一つは、和歌山大学と関連している。
それは、
「和大サッカー部を強くすること」である。
残念ながら和大は関西リーグの中でも下から数える方が早いチーム。
その原因、というか理由は、
サッカーをしに和大を選ぶ人がいないということである。
和大を卒業したサッカー部員は、
ほぼ100%就職をし、サッカーを完全引退するか、やっても社会人で軽くやる程度。
卒業して本気でサッカーを続ける人はまぁいない。
だからこそ、
大学サッカーをしながら
さらにその先を見つめて取り組む選手はいないといっていい。
その集団ではなかなか強くなれないし、
強くならないから、
サッカーで和大を選ぶ人もいない。
ただ、
指導者がいない中、
和大の選手・マネージャーは本当によくがんばっているし、全員根が真面目で、真剣に取り組むことができる。
だからこそ、
ぼくは、
この流れを断ち切るために
この流れを断ち切りたいからこそ
今、“和歌山”でサッカーを本気で続けている。
サッカーをしに和大へ来ないこと、
和大卒業後にサッカーを本気で続ける人がいないことの原因のもう一つは、“和歌山”に憧れられるチームがないこともあると思っている。
南紀が強くなり大きくなり、
たくさんの人から応援され憧れられるチームになれば、“和歌山”のサッカーは変わってくる。
さらに、
和大と南紀の繋がりが密になり、
卒業後に南紀へ加入する選手が継続的になれば
将来南紀へ入るために和大を選ぶ人も出てくるかもしれない。
そうなれば、
そもそも和歌山県のサッカー選手(大学、社会人含め)が増え、競争も激しくなり、自然とサッカーレベルも向上していくだろうと思う。
南紀と和大の繋がりが、
両方のサッカーレベル向上に関係し、
ゆくゆくは和歌山県内のサッカーを変えていくと本気で思っている。
そのためにも、
南紀は和大を圧倒できないといけない。
こんなもんか、
と思われてはいけない。
相当大学でがんばらないと
南紀ではサッカーできないなと思わせないといけない。
だけれども、
そこまでがんばってでも
加入する価値のあるクラブだと思わせないといけない。
そういう意味では、
この2回に及ぶ練習試合はそれをほとんど証明できていないのかもしれない。
まずはぼくらから変わらないと。強くならないと。
一つ言いたいのは
和大サッカー部たちの選手には、
“サッカーの道に進む”という選択肢をもってもらいたいということ。
少なくとも本気じゃなくてもいいから何かしらでフットボールは続けてもらいたいと思っている。
国立大学に来たんやから、
そらいいとこ就職するでしょ
っていう、
当たり前の概念を崩す考えも持ってほしい。
ここに、
和大を卒業して、
一旦は教師の道に進んだのに
再びサッカーに人生捧げた男がいるんやから。
ぼくには、
大した実力もないし、
大した経歴もない。
ただ、
サッカーが好きすぎる想いと、
成長し続けたい想いだけで
こうした人生を歩めているんやから。
和歌山大学がさらに上にいくには、
南紀オレンジサンライズFCの力は必要だと思う。
逆に、
南紀オレンジサンライズFCが上にいくには
和歌山大学の力も必要だと思っている。
そうした意味で、
南紀と和大の繋がりは本当に大切であり、
和大OBのぼくの実力向上、活躍、地域貢献度は、
かなり重要なものだと自覚している。
チームとしてももちろん、
個人としても自分にしかできないことを
自分らしく“姿”で見せていきたいと思う。
和大と南紀、
両方の向上により、
和歌山県内のサッカーの価値を上げていくことが、自分のサッカー人生における目標の一つである。
共にいこう!