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2022年~“可変”への気付き~

今年の漢字一字は…


です!

去年は『動』で、
漢字のごとく激動の一年でした!

今年は、『変』

一年を通して多くのことが変わりました。
それは、
自分の置かれている状況・環境だけでなく、
自分の心情も。

そして、
変わったことだけでなく、
「変わってしまったこと」があるのも確か…

さて、
今年の漢字『変』について
2022年を振り返りながら書いていきます!




環境の『変』

2022年2月、
2021年2月に加入を決断してから1年間、
始動を待ちわびていました。

そう南紀オレンジサンライズFCの始まり!

2022.2.20  必勝祈願(熊野本宮大社)

それと同時に、
“農業”も始まりました!

そこに加えて、
2021シーズンから所属していたフットサルチーム〈セットスター和歌山〉で2022年も継続して闘うことを決意しました。

全日決勝(和歌山県予選)でのゴール

サッカー中心の生活に、
空いている日は農業をし、
そこにフットサルの練習&試合。

生活は変わりまくりました!

自分で言うのもあれですが、
何もない休みの日はほとんどなし、
南紀&セットスター&自主練を合わせると週9での活動 (+農作業=肉体労働)、
竹川の身体と精神じゃなければ
きっと破裂していたでしょう。

不本意ではありますが、
そういう意味では
自身の『変人』具合にも気付いた一年だったかもしれません。笑

多忙やけど、最高に幸せ。
人生はこうでないと!




ポジションの『変』

ポジション、
これはサッカーの話。

南紀オレンジサンライズFC、
このチームで1年やらせてもらって、
ぼくのサッカー人生はとんでもないことになりました(非常に良い意味で)。

ぼくの本職のポジションは、
CB(センターバック)、
つまり守備の中心的な役職。

もう何年もCBをやっていて
南紀でも8月ぐらいまではそこでした。

しかし、
夏以降ポジションは変わっていきました。

今のポジションは、
インサイドハーフ(シャドー)
                     ↓

青丸:インサイドハーフ(シャドー)


CBとはえらい違い。
どちらかというと攻撃メイン。

自分自身、
一番自分に合ってないポジションだと思っていました。技術的にもプレースタイル的にも。

高校や大学など、
ぼくと一緒にプレーしたことある人たちは
「一番ありえへんやん。笑」
「そんなポジションできんやろ!」
と、
まぁひどい言いよう。
(間違いないけど。笑)


ただ、少しずつやけどできるようになってきた(かな?)

ぼくをインサイドハーフで起用しようと試み、実際にそこで使い続けてくれている峯上監督。

やはりこの監督は、かなり変わってる。
ネジが1本も2本もぶっ飛んでる。
でも、
そこが監督の良いところ。

先入観や、「どうせできへん」という偏見を持たず、あらゆる可能性を見出だす。

こんな指導者そうそう出会えないと思う。

監督のおかげで、
気付くことができました。

自分は変わることができると。

自分を変えることができると。

感謝です。




周りに対する『変』

次は、
変わってしまったことについてです…

つまりは良くない『変』。
 
今年一年、自分はキャプテンを務めました。

キャプテンは大学の時以来。

大学の時は監督など大人の指導者がおらず、
すべて学生だけでやっていました。

なので、
キャプテン兼監督、的な立ち位置で、
その分より多くのことを見て、
より多くのことを選手たちに求めました。

和歌山大学でのキャプテン時代(2018年)

シンプルにいうと、
当時は今より遥かに厳しかった。

ただ、
現在の南紀では監督やコーチがいて、
ぼくは無意識ながらそこに甘えていたのかもしれないと、一年の最後の最後で気付かされました。

自分の基準や求めるレベルはある。
そこは揺るがない。

でも、それを周りに求めるということがあまりできませんでした。

ここに宣言します。

甘さを捨てます。
自分に対しても、周りに対しても。

チームメイトにどう思われようと、
やってへんやつには厳しく言う。

ぼくらは遊びでやってるわけじゃないから。
少なくともぼくは本気でやってるから。


変わってしまったことではあるけど、
そこに気が付けて、
ここからまた「変わることができる」。

〈すべて〉をプラスに…

これが自分のモットーやから。




理想の選手像の『変』

こういう選手になりたい。

そうした理想や目標は元々ありました。
しかし、
今年一年でその理想に「+α」が加わりました。

その「+α」とは、

応援してくれている人を楽しませる
応援してくれている人に喜んでもらう

というところです。

南紀オレンジサンライズFCで過ごす日々…

たくさんの方に支えてもらい、
応援していただいていると実感しました。

自分の身内や関わってきた方たち、
選手たちの職場の皆さん、
南紀を知り応援してくれるようになった方々、
そしてご近所さんまでもが…


南紀に入ったからこそ
サポーターの方たちがいる心強さに気付くことができました。

そして、
大切にしたいと思うようになりました。

サッカーで魅せるのはもちろん、
ピッチ外でも何かできないかを考えました。


キャプテンとしての試合後の挨拶や、
SNSで発信する内容、
そして、
グッズ考案(たけちゃんフラッグ)、
公式戦で発行しているたけちゃん新聞など

恩返しには程遠いかもしれませんが、
“応援してくれている人のために”
という視点は今年一年で芽生えました。

左:たけちゃん新聞(マッチディプログラム)
右上:たけちゃんフラッグ
右下:ラストマッチでのプチプレゼント


今年の目標が
【とりあえずやってみる】
だったので、
比較的決断に時間がかかる自分でも
いろんなことに挑戦できました!

ここで書いた『変』、
自分の理想に対する「+α」の部分は、
今後も揺らがずに追求していきます。

それが、
自分の追い求めるサッカー選手やから。




今年の一字、『変』

上で書いてきた4つとも、
自分の中では大きな『変』でした。


そして気付くことができたのは、
自分はまだまだ《可変》であるということ。

変わることができる。

変えることができる。


ただ、自分はまだまだ。

お気付きでしょうか?

今まで書いてきた中で、
 「変化」という言葉を使っていなかったことを。

ぼくは確かに変わった。

やけど、
まだ『化』けてはいない。


「化けもんやん」

そうチームメイトや相手に言われたことは何度かあるけど、まだまだ。

ほんまもんの化けもんになれるように。
サッカー選手として今より遥かに化けれるように。

そんな心持ちで、
自分の可能性と可変性を信じて、
2023年も成長を続けていきたいと思います!


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『竹川恭平物語』

南紀オレンジサンライズFC編【序章】
これにて結びとさせていただきます。

 第一章はどんな展開、波乱が待ってるんやろうか…。乞うご期待!

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