自分の可能性~適応する力~
今、
あらゆる質問の中で
最も答えるのに困るのが、
「適性ポジション(やりたいポジション)どこなん?」
というものである。
この社会人サッカーの世界に入ってきた時、
自分はCBとして生きていくつもりだった。
そこが自分の適性ポジションやと思っていたから。
それにもうCBしかできないと思っていたから。
ところが、
南紀オレンジサンライズFCに加入し
ぼくのサッカー人生は大きく変わった。
なんと、
インサイドハーフ(シャドー)へ
コンバートされたのである。
(ここではあえて“された”と表現しておこう)
「中盤」「MF」
一番自分とは縁のなかったポジション。
けれども今は自分の中で
サッカーがかなり面白く感じる、
そんなポジションとなっている。
最初は“コンバートされた”
という感覚だったが、
今では“コンバートしてもらった”
と感謝している。
自分の“幅”がかつてないほどに広がったから。
峯上監督、有村コーチ、
どちらももうチームにはいないが、
自分のサッカー人生を変えてくれた恩人である。
本当に感謝しています。
そして、
インサイドハーフを経験した自分だが、
今ではFWをやったり、
サイドハーフをやったりもしている。
(元CBやったっけってぐらいに前線ばかり)
そんなこんなで
様々なポジションをやりすぎて
「自分の適性ポジション」
「自分がやりたいポジション」
が分からなくなっている。
この悩みをとある人に相談したら、
「え、じゃあ全部適性ポジションにしちゃえばええやん!」
との返事が。
いや間違いないわ、と思った。
どのポジションでも闘えるようにする、
それが自分の今目指すべきところであると思った。
“適応する力”
あらゆるポジション、環境、状況…
その場でその場でやるべきことを判断し、
問題解決へのプロセスを導く。
それを自分は「考えて」というよりも
“感覚”でやっている(ような気がする)。
そうした“適応する力”はあると思っている。
(というより、峯上さんがそう教えてくれた。)
だから、
今はただこう思う。
チームが必要としているポジション、
“weak”を消したいのか、
“strong”をさらに生かしたいのか、
それらに応じて
任せてもらったポジションで暴れてやろうと。
おそらく、
自分がさらに上のレベルへいくには、
一つ、
この“適応する力”を極めることが鍵になると思う。
自分の可能性。
それを広げることができるかどうかは、
やっぱり最終的には自分次第なんだと思う。
きっと、
これを読んでくれているあなたも、
「どうせ無理」
じゃなくて
「適応してやろう」
と自分を信じることができれば
さらなる高みへいけるかもしれません。
共に上を目指しましょう!
それではまた。