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A.にごりは旨み

どこかで聴いた事ある台詞ですね〜。
このメモを書いた時にはよく流れていた
CMです。
しっていますか??
自分の人生、今日まで振り返ってみた時
どんな人生でしたか??
今日は僕の人生を少しだけ
振り返ってみます。

僕の人生思い出に残っている事は
いくつもありますがその中でも特に
思い出に残っているのをいくつか。

中学2年、3年で担任と大喧嘩をした思い出
高校の部活の顧問と大喧嘩をした思い出
親友と4人で沖縄に行って語り明かした夜
彼女になる前の彼女と誰にも内緒で旅行した日
バイト先で修羅場に遭遇した日
夢を諦めた日
1人で東京に出かけた日
まだまだありますが、今日はこの辺にしときます

中学生の頃、素行は悪くない方でしたが
年に一度のペースで担任と大喧嘩をしていた記憶があります。
友達を馬鹿にされた時、
一方的に怒られた時、
どちらも黙っていられずに反論しました。
すると3倍になってめちゃ叱られました。
それでも最後は
友達を思ってすごい
ちゃんと意見を口に出せて素晴らしい
と言って貰えたので時間がたった今
思い返すととても良い恩師だったなと
思います。

部活の顧問にはことごとく馬が合わず
避けられるように嫌われていたと思います。
それでも選手としての力量は認め
毎日の振り返りノートも
隅々まで読み込み、しっかりと
褒めるところは褒めてくれました。
未だに苦手な印象ですが
感情を抜いて素直に僕を認めてくれた点では
やはり素晴らしい人間だったなと。

親友と朝まで飲みながら語り明かした沖縄旅行
酔いも回って話のネタも尽き
最後はそれぞれの母親の話に。
各々が間違った道を歩み
犯罪や八つ当たりを経験していましたが
それでも見捨てずに今まで
面倒をみて無償の愛を注いでくれたアンマーは
本当に尊いものだと
絶対に大切にしようと誓い合いました。
熱い夜でした。

まだ既婚者だったその人と
娘2人を寝かしつけた後にこっそり
出発した音楽ライブ
相手の元旦那にも自分の知人や親にも
誰にも内緒で行ったライブは
今でもとっても思い出に残っています。

ドラマで観るような修羅場でした。
流石にまだここで語るには
少々勇気がいるので内容は割愛しますが
コレが修羅場か、と俯瞰していました。
我に帰ると感情が追いつかず
1時間黙ったまま突っ立っていました。
その後、約2年をかけて解決した
その問題。
人生でやって良い事と悪い事
その責任の重さを身をもって知りました。

初めて持てた自分の夢
軌道に乗ってきた頃にどうする事も
できない壁にぶち当たりました。
当時は周りのせいにして逃げて
落ち込んでいましたが
今思うと決断したのは自分自身だったなと。
あの挫折があったからこそ
自分の人生のあり方について
よく考えるようになりました。

何の予定も立てずにフラッと1人で
東京の美術館に行きました。
ココで人生を変える出逢いが待ち受けていました
後にも先にもこんな経験をしたのは
この日が最後でした。
そんな出会いのおかげで今の僕が居ます。
この先どんな形になろうとも
消える事ない繋がりを確信しています。
あの日見つけてくれてありがとう。

このように、人生には様々な分岐点があります。
生まれた頃のようにもう真っさらではない
自分だけの人生に染まり始めています。
もう後戻りはできないこの一瞬を
大切に大切に
全ての選択が間違いでは無かったと言えるように
今日も胸を張って生きていきます。

貴方にもこれまでもこの先も沢山
にごりが生まれるとは思いますが
その度にこの言葉を思い出して下さい。
『にごりは旨み』
それでは、良い夜をお過ごしください。

にしもつ いちぺい

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