残りの大学生活をどう過ごすか
大学生になってもう2年7ヶ月が経った。
理工学部に入学し、剣道部に所属している。
部活もそこまで強くないし、頭もそれほど良くない。
何か突出した能力やスキルを身につけないといけないなと日々思いながら2年以上が過ぎている。
他の大学生はどうなんだろうか。
たくさん資格を持って、勉強ができて、就活や将来に不安なく生活できているのだろうか。
案外、周りや世間を見渡して自分と似た境遇の人がいるとは感じづらい。
みんなに何かしら強みがあるように思えて、「あの人はあんなスキルを持っててすごいな」と劣等感を抱く。
かと言って自分自身が他人からそう思われてるとは微塵も感じない。
私の友人に、京都大学医学部に在学している友人がいる。なぜかFP2級の資格も持ち、投資の勉強をし、筋トレが好きで、ピアノも弾ける。
その友人について他の友人と話していると「俺らとあいつを同じ土俵に入れちゃダメだよ」なんで言うが、私からしたらその友人自体も多才で同じ土俵にそもそもいないと思ってる。
こんなことをぐちぐち言っている間にも勉強すればいい話なのだ、人の意思はそう強くはない。
TOEICの問題を解かないといけないとは分かってるけど、ケータイを触ってしまうし、参考書をよんで知識をつけないといけないのにYouTubeを見てしまう。
だから私はこんな弱い自分を変えるために一冊の本を手に取り、読んでみた。
チャールズデュビック「習慣の力」
これは人間の習慣がどのように形成されるのか、どのように変えれるのか、マーケティングにおいて習慣がどのように影響するか等の習慣を科学的に解明した本である。
その中にこのような内容がある。
「仕事中にチョコチップクッキーを食べてしまうのが習慣化したことで太ってしまった、その習慣を変えるためにアプローチしたい」と。
その過程で行われたフレームワークは以下の通りだ
1.ルーティンの特定
2.報酬を変えてみる
3.きっかけをみつける
4.計画を立てる
これだけ見ても何がなんだかわからないと思うが解説するとこのようなことが言える。
1.習慣がどのようなルーティンのもと行われ、それはどのようなきっかけで起こるかを特定する
2.その習慣をすることでどのような欲求を満たすことのできる報酬となるのかを突き止め、習慣的な行動に駆り立てるものが何かを見極め、代替案を試してみる。
3.行動した「場所」「時間」「心理状態」「周りの人物」「直前の行動」を指針として観察することで、何が引き金となって行動するのかを調べる。
4.上の3つがわかったら、計画を立てそれをルーティン化する。
その枠組みに自分を当てはめてみたところ上手い具合に当てはまり、計画まで立てることができた。
自分自身を変えるきっかけとしてこれを続けていけたらと思ってるし、残りわずかな大学生活を有意義に過ごしたい。