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引きこもりだった私へ

子どもが小2の夏休みを明けた。
私は丁度同じ歳で引きこもりになった。

最近でも落ち込みやすい私は自分歴を振り返ることがあるのですが、何故引きこもりになったのかはずっと未解決なままなのです。
ただ、小2の夏休みが明ける頃のこと。お腹が痛いとか、頭が痛いとか仮病を使って学校に行かない理由を毎日並べるようになりました。母は何故かそんな私を非難せず、そのまま受け止めてくれました。家で何をしていたかは正直覚えていません。朝は奥様は魔女を見たり、ゲームをしたり断片的には記憶に残ってます。
小3になる頃、家族全員から学校行ける?って言われて、今行かなきゃもう行けないと感覚的に思った私はようやく学校に行けるようになりました。
そんな時間をたまに思い出すのですが何がきっかけで学校に行けなくなったのかは未だにわからないのです。ただ、この経験がなんとなく学校では学べないような何かを学ぶ時間になった気はしてます。
一般的思考では学校に行ったほうが友だちとも遊べるし、学力も身に付くし行かないという選択は親としても出来ないでしょう。私自身、親になった今でもこどもが学校に行かないと言い出したらどうするべきか分かりません。
だからこそ、それを何も咎めず受け止めてくれた母(一応父も)を感謝しない日はないです。
兄や祖父がどんなに行かせるべきだと言おうと何も言わず私を守ってくれていたのを最近知りました。

遠回りなんてない。遠回りだと思うから遠回りなわけで、全ては味わうべき出来事なんだ。今起きていることは必要だから起きてるんだよ。

ってその頃の私に会えたら声をかけたいなと思います。

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