人を引っ張る人は良い意味で迷惑人

こんにちは！思考中のぱやです。

本を読んだりYouTubeを見たりテレビを見たりしていると、かなりの高頻度で「人を引っ張る人」を見ることになります。例えば、〇〇を立ち上げた〇〇さんとか、チャンネル登録者数100万人越えのグループのリーダーとか。そんな人たちは共通して「良い意味で迷惑人」なのではないでしょうか。

人を引っ張るためには、自分がまずは他の人よりも速いペースで突き進んでいかなければなりません。突き進むというのは、様々な情報を得ながら、何をすべきかを判断し、それを実行するということです。

このサイクルを他の人よりも速く行うためにはどうするか。それは、他の人がやっていることを自分はやらずに、その時間を情報収集や実行することに充てる必要があります。情報収集だけでも、本を読んだり、人と会ったり、セミナーに参加したりと、時間はいくらあっても足りないくらいなのではないでしょうか。

他の人がやっていることをやらないとどうなるか。例えば他の人が娯楽のためにYouTubeを見てる時間を、自分はビジネスに関するYouTubeを見る時間に充てるというのであれば、さして影響はありません。しかし、他の人が洗濯や掃除をしている時間を、自分はセミナーに参加する時間に充てるというのであれば、話は変わってきます。

人を引っ張る人が、洗濯や掃除をしていないとどうなるか、同居者がいればその人の負担が増えるかもしれませんし、もしかしたら見かねた家族などが手伝いに来るかもしれません。必要なことを他の人と同じようにやっていては、成長速度は相対的には変わりません。となると、どうしても迷惑をかけざるを得なくなります。

時間以外にも、迷惑人と言えることがあります。人を引っ張る人は、他の人と同じことをやっていませんよね。常に自分の得た情報を基に、今は何をするのが最適なのか、慣習に頼らずに考えています。すると、その人が実行することは、常識からは外れてくる。そうなると、今まで常識の範囲内で物事を考えていた人には迷惑がかかってしまうかもしれません。

例えば、今日からこの仕事はなくして、新たに事業を始めるなどと言えば、今までその仕事に携わってきた人たちに、「環境を変えなければいけない」という迷惑がかかります。変化の時代に変化を厭わないことは大切ですが、それを嫌う人もいるわけです。

このように、人を引っ張るという人というのは、ときに迷惑人になってしまいます。「良い意味で」とつけたのは、「人を引っ張る人の近くにいる人」は、負担が大きいかもしれないけれど、常に時代の最先端にいることができるからです。「仕事としては本当に自分がやりたいことではないけれど、この人についていきたい」と思っている、「人を引っ張る人の近くにいる人」は多いのではないでしょうか。

以上、人を引っ張る人は良い意味で迷惑人でした！