結婚と恋愛のはざまで…
来月で籍を入れて一年が経つ。
私たちはまだ一緒に住んでいない。
4年間の遠距離恋愛を経て結婚、仕事の都合やコロナの影響で別々に住んでいる。
「夫婦は一緒に住むもの」という概念があれば、とても不思議に思われそうなこの関係だが、自分も少し不思議に思う時がある。
結婚指輪は「今日は人妻な気分。」「今日はええや。」みたいな選択制。
ほぼ旧姓を使用し、遊びやご飯も男女気にせずGO、既婚者になった自覚が無。(夫の心が海のように広くありがたい)
結婚している友達に会えば、かなり現実的な話が多い。「旦那がだいすきでぇ、幸せでぇ♡」みたいな子はいない。「距離感めちゃ大事やで」「お金どうしてる?」「仕事どうする?」「2人とも在宅の時やばい」みたいな日常的な話をする。
一方、恋愛に悩む子たちと話せば、キュンキュンエピソードやら別れた話やら出会いに億劫になってる話まで…あらゆる非日常的な話をする。
わたしは…わたしは。
わたしは今の状況を「独身ボーナスタイム」と名付けた。(パワーワードすぎるやろ)
恋愛はできないけど、既婚者という感じでもない。どちらにも属しているような、属していないようなアイデンティティを失っている。
2年間、このはざまで過ごして思うことは恋と愛のバランスの大切さであった。
きゅんきゅんドキドキジェットコースターな恋ばかりではダメだし、愛に変わって落ち着きすぎて相手に横着になるのもだめ。
既婚者になったあかつきには、わたしは何を思うのだろう。(´-`).。oO