fpを連れて(彼岸花を追いかける野川公園編)
もう時期は終わってしまったのですが、彼岸花を撮ってきた時のお話を。
今日の装備はSIGMA fpと以下のレンズ。
・LIECA Elmarit 90mm F2.8
・Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical Ⅲ
・Voigtländer COLOR-SKOPAR 35mm F2.5 P II
・SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM
上3つは撮り比べで使っていましたが、一番下がニューカマーですね。多分記事に出てくるのは初めてだと思います。
「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」は「ライト・バズーカ」の異名で知られるSIGMAの小型軽量の超望遠レンズです。発売後すぐに買いました。
買った当初は400mmまでいける望遠レンズなんて持っていなかったので、楽しくて動物園とかに持ち出して滅茶苦茶堪能したのですが、スナップで使うにはちょっと難しいので、段々と出番が減っていきました。
今回は野川公園に彼岸花を撮りに行こうと決めて、地図で経路を考えていた所、近くに調布飛行場があることを発見。せっかくだし、飛行機でも撮ってみるか、と持ち出したのが「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM」です。「ライト・バズーカ」を名乗るほどなので、それほど大きくないカメラバッグ(ちなみにこちらを使っています)でも、4本目のレンズとして持って行ける小ささ・軽さが良いところ。
ちなみにfpユーザーなら「DG DN版 ライトバズーカ」があります。
私は持ち合わせがないので、SAマウントのライト・バズーカを「SIGMA MOUNT CONVERTER MC-21」経由で使っています。
てな感じでレンズ4本をゴロゴロさせながら野川公園を歩きます。
こちらは倒れて役割を失った看板らしきもの。LIECA Elmarit 90mm F2.8で撮影しました。
盛大なフレア&ゴースト。こちらもLIECA Elmarit 90mm F2.8です。オールドレンズはこれが面白い。ただ、上手いこと使いこなせた試しはないんですが・・・・・・。
公園の中程に彼岸花の群生地を発見。ここでレンズチェンジして、広角番長Voigtländer SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical Ⅲに。足下の一輪に綺麗に光が当たっていたのでぐっと寄って撮影。
さらにもう一枚。これだけ群生しています。それほど広い面積ではありませんが、一面に咲く彼岸花には圧倒されてしまいます。
うって変わって望遠ライト・バズーカで撮影。圧縮効果が効いて画面の密度が変わりますね。燃えるような赤が眩しい。
背景を真っ赤にしてみました。望遠はこういった楽しみ方もできるんだなぁ、と再発見。
これもライト・バズーカで撮影です。
fpの話になるんですが、たまにハッとするような解像感を示す時があります。ベイヤー機だけど、FOVEONの息吹を感じるというか。ベイヤーでこれなんだからFFFはどうなってしまうんでしょう。楽しみで仕方ありません。
妄想に涎を垂らしながら歩いていたら飛行場の近くまで来ました。
この日は珍しく青空でした。少し夏の名残を残す雲を一枚。
飛行機は動きが速くて上手く撮れなかったので動かないフェンスを撮影。
気づけばトンボが止まっている。
ああ、季節が移ろい行きます。
いつの間にやら長袖でも寒いくらいの気温の日が続くようになりました。
季節の移り変わりの早さに驚いています。
しかし、驚いてばかりいてもいられません。そういった所をフィルム(今はデータか)に収めるのが写真をやっている人の役目の一つかと。カメラを持ち出さねば。
また近いうちに季節を捕まえに出かけようと思います。
それでは。
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