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fp Lを連れて(90mmと行く、おかえり柴又編)

こんにちは。私です。

久々に写真復帰したと言うことで、「おかえり」つながりで柴又に来ました。
何を隠そう私生まれも育ちも葛飾区なので、柴又には縁がないわけではありません。子供の頃は親に連れられて葛飾の花火大会を見に柴又まで来たものでした。
と言うことで今回はfp L+SIGMA 90mm F2.8 DG DNをお供に、柴又をフラっと歩いてきました。

駅前はだいぶ変わって、チェーンのコーヒー店ができていたりしたのですが、寅さんの銅像は変わらず立っていました。旅立つ寅さんと見送る妹のさくらさんの像。映画のワンシーンに立ち会ったような感じですね。

fp Lと90mmのコンビはとても良いです。
被写体にグッと寄れる焦点距離。被写体の質感を余すことなく表現してくれる6100万画素のセンサ。そして全体にコンパクトに収まるシステム。フラッとしながら気になった所を切り取るには最高の組み合わせだと思います。

なぜかいる見ざる聞かざる言わざるの三猿。未だに所以は知らないです。
お寿司食べたいですねー。まあ、お小遣いはレンズ代に消えたので我慢の一択。

この前、山木社長が@ツイートしてくださったおかげで、結構バズったdp3 Quattroの記事でも、お気に入りのカメラはdp3 Quattroと書きました。焦点距離も75mmが一番しっくりくるというか、心の焦点距離ってやつだと思っています。
一方、今回90mmを使用して感じたのは、より被写体との距離を縮められるな、と言う点です。75mmでは寄り切れない部分でもスッと切り取ってくれます。

それに、現像してて感じるのはfp Lの解像感の高さですね。
Foveonセンサにも負けずとも劣らない、美しさがあります。ベイヤーセンサを使用しているものの、その画作りにフォビオニズムがしっかりと継承されていると感じます。「Foveonじゃないからなー」と敬遠しているFoveonユーザーの方は作例を色々見てみてほしいです。おそらく、他社のセンサでは感じられない画があると思います。

とはいえ、フルサイズFoveonセンサの登場が待ち遠しいのは私も同様です。
フルサイズベイヤーでこれだけの画像を作り出せるなら、Foveonになったらどうなってしまうのか。それはもう楽しみで仕方ありません。SIGMAさん、お待ちしております!

初詣シーズンも盛りを終えたとはいえ、まだまだ帝釈天は賑わいを見せていました。とはいえ例年よりも人の数は少ない感じ。

某ウィルスの影響がなかったらこんな道の真ん中で写真撮ってる余裕はないですから。でも、写真なんか撮れないくらいの人出を早く取り戻してほしいものです。

逆光の晴天を写してみました。完全な晴天で絵にはなってないですが、逆光耐性は見ていただけると思います。それに、こういう雲一つない空ってあんまり撮らないので逆張りでアリかな、と思ったり。それにしても、最新のSIGMAレンズだけあって、逆光にも強いですね。

帝釈天裏の河川敷です。あのテーマソングが聞こえてきそうですね。

帝釈天近くにある「山本亭」という有形文化財の建造物にお邪魔しました。
亭内で和菓子とお抹茶がいただけます。
和菓子が可愛かったので一枚。
90mmの焦点距離と50cmの最短撮影距離がこのテーブルフォトをなしてくれています。

ということで、柴又をフラっと散歩がてら写真を撮って来ました。
90mmならではのグッと被写体を引き寄せてくれる画角のおかげで、とても楽しい撮影になりました。これはやみつきになりそうですね。
さらに使ってみて改めて、そのコンパクトさに驚きと便利さを覚えます。気になった方は是非お店などでご覧になってください。
(言ったものの、某ウィルスの影響も強くなって来たので、無理のない範囲で)

ということで、今回はこれまで。
それでは。


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