fp Lを連れて(中川の河川敷を辿って編)
こんにちは。私です。
写真を撮るのにいいスポットはないかなーと探していましたが、なかなかピンとくるものが見つからず、近所の中川を辿って歩いてみるか、となりました。こういう目立つスポットがないところでスナップしていくことも一つの上達の道。
写真はすべてfp L+90mm F2.8 DG DNで撮影しております。
川までの道、何もないと予想していたんですが、あるじゃないですか、良い感じに錆びた扉が。フォビオニストはこの辺を見逃しません。塗装の剥がれ具合と錆のバランスが適度で垂涎ものですね。
こう言った凹凸のある塗装の壁もいいです。
もう壁だけで楽しい。
地面から生えてた猫じゃらしを撮影。
fp LのビューファインダーEVF-11は縦方向にチルトするので、地面スレスレでもファインダーが覗けるのがいいですね。
川辺にやって来ました。この日は結構風があって、波が立っていました。
fp Lは波の陰影も写してくれるのでただの水面も芸術性を持つ気がします。
写真撮りあるある。落ちてる手袋撮りがち。
これは落ちてるというより括り付けてあったので、何かの用途に使うのかも知れません。
90mmでも距離があれば大きな木も画角に収まります。
この辺の距離感がまだ掴めていないですね。
こう言った小さな蕾(?)も90mmの焦点距離と50cmの最短撮影距離があればこれだけ近く写せます。本当に撮影が楽しい。
磨りガラスのに映った影と油絵の具を塗り伸ばしたような汚れがいい味を出しています。
破壊された犬の看板。これは泣きたくもなるわ。
何かの木の種子でしょうか。綿毛の一本一本まで解像してます。
F2.8なので、やや背景が煩めでしょうか。とはいえ、このサイズのレンズにこれ以上の性能を求めるのは酷でしょう。2.8のピントの厚さは時に武器にもなりますしね。
風向き見るやつ(名前忘れた)。ちょうどよく風が吹いてくれたのでいい感じに流れてくれました。
錆が呼び込んでくる柵。手前から奥までずずいっと錆びてます。
すごいスピードで駆け抜けるボートを慌てて撮った一枚。咄嗟だったので水平が撮れてませんが、これはこれで疾走感出てよくないですか?
この橋を渡って対岸へ。中川のクネクネと曲がった部分を通って来たので、まだ行程の半分ほどです。
横断歩道の塗装のひび割れもいい感じに写してくれます。
こちらの3枚はカラーモードのパウダーブルーを使用しています。
この絶妙な色はLightroomの調整では中々出ないですね。正に独特。
この辺りで散歩しているお婆さまに話しかけられます。
晴れてると富士山が見えるそうで。そのまま20分ほど話しながら河川敷を歩きました。写真を撮っているとこういう出会いもあります。
川から離れて工事中のビルを撮影。遮幕の陰影が美しい。
なぜかオールドカーが沢山止まっている駐車場を見つけたので一枚撮らせてもらいました。埃かぶっていて、写真としてはとてもいい感じです。ナンバーも付いていなかったので完全にコレクションなのでしょう。
というわけで中川河川敷を辿って来ました。
意外と色々と撮高があって楽しかったです。
それでは。