私の愛するポケモン、ネイティオさん[2022/12/27]
こんにちは。私です。
ポケモンに関する記事を書いていたら「ポケモンへの愛を語る」というタグを発見。これは書かねば、と使命感に駆られてキーボードを叩いています。
私の愛してやまないポケモン。それはネイティオさんです。
今回はネイティオさんについて熱く語っていきたいと思います。
まずは一言。
なんでパルデア入国拒否されたんですか!!?
というわけでね。今のところ新作のスカーレット・バイオレットには今のところ出てきません。DLCなどで追加されるかもですが、しばらくは寂しい時期が続きそう。ああ、ガラルに戻ろうかしら。ネイティオさんロス。
気を取り直し増して、ネイティオさんはどんなポケモンかの紹介と、私がなぜネイティオさんを愛してやまないかを語っていきたいと思います。
図鑑による説明
ポケモン図鑑によると、ネイティオさんはせいれいポケモンに区分されています。神聖な感じがしますね。タイプはエスパー・ひこうです。
図鑑説明を見てみるとこんなことが書いてあります。
と言った感じです。過去、未来を見られるなんてすごくないですか?
ていうか、過去と未来に関連するなら今回のスカーレット・バイオレットにピッタリの設定だったじゃないですか。なおさらなぜ出てこない!
さて、そんなネイティオさんの図鑑説明をさらに見ていくと、面白い記述もあります。
なんか可愛いですね。サン・ムーンの説明では「未来を変えるほどの力は持っていない」とも書かれているので、ちょっとかわいそうな感じもします。
でもそこが愛くるしいですね。時間に関わるポケモンというと、伝説のディアルガが思い浮かびますが、そこまで力を持たない少し不思議なポケモン、って感じが良いです。
見た目
見た目はこんな感じです。
可愛らしいと思いますか?
私は愛着があるので可愛いと思いますが、周囲の友人に聞くと、
「目が死んでる」
「どこみてるのかわからん」
「なんか怖い」
といった感想をいただきます。
特に「目が死んでる」はよく言われますね。
でも、ぬいぐるみだとわからないのですが、イラストだとちゃんとハイライトが瞳に入ってるんですよ。それでも「目が死んでる」と言われるのはデザインの妙でしょうか。
図鑑説明にも「太陽を見つめ続けている」とか「過去と未来を見通せる」といった記述がありますから、何をみているかわからないと言われる目は特徴を表したいいデザインだと思います。なので、「目が死んでる」は褒め言葉です。
対戦性能
さて、ポケモンといえば対戦、という方も多いと思います。
ではネイティオさんの対戦性能はどうか、と言いますと。
畢竟、ビミョーです。
弱いけど、対戦にギリギリ使えなくもないって感じですね。
こっから数字が並びますが、わからない人はなんとなくで流していただいて構いません。
種族値(そのポケモンの強さの数値)はHP65、こうげき75、ぼうぎょ70、とくこう95、とくぼう70、すばやさ95、合計470です。
まあ、そこそこ素早くて、特殊アタッカーかなーって感じです。
しかし、95というとくこうは格段高いわけでもなく、低く感じられます。ポケモン対戦において、火力はかなり重要です。一撃で相手を仕留められるかが鍵になってくる中、この数値はどうにも使うのが難しいです。たいてい耐久に寄っているポケモンに対しては2回以上の攻撃をする必要があります。
また、自身の耐久も高くありません。大抵弱点をつかれれば一撃で倒れます。下手すると「とんぼがえり」で倒れます。
素早さも95というのが絶妙で、剣盾で流行りまくっていたミミッキュやウーラオス(この2体はめちゃ強い)の素早さを僅かに抜けないという形です。素早さもポケモン対戦では最重要と言っていいほどの数値で、僅かでも高ければ先に攻撃できます。なので、この数値は高い方がいいのですが95は激戦区で、調整次第で先攻後攻が入れ替わります。なのでだいたい全振りするのですが、それでも先攻取れなくて一撃で沈められる場合も多くありました。
さて、そんな種族値的にはなんとも使えない感じなんですが、特性が強力です。
特性はポケモンがそれぞれ一つ持ち合わせる特殊能力なのですが、ネイティオさんの特性はマジックミラーという特性です。これは「相手に出された変化技を受けずにそのまま返すことができる」というものです。
変化技は相手にデバフ効果(攻撃力や防御力を下げるなど)をかけるものや特殊状態(毒やマヒなど)にすることで展開を作るものなのですが、それを反射できます。
自分は変化技を受けることなく、かつ相手に返すことができる。
これめちゃくちゃ強いんですよ。
しかも、特性は技ではないので、ターンを消費しません。なので、相手が変化技を打ってくれさえすれば、自分は攻撃しつつ相手に変化技をかけることができるのです。
また、ポケモン界では変化技のみで相手を完封しようとするタイプの戦略もあります。ですが、ネイティオさん(正確にはネイティオさんに限らずマジックミラー持ちですが)に関してはそれらのポケモンを逆に完封することができます。
なので、ある程度条件は必要ですが、対戦でも活躍してくれました。
覚える技も豊富で、アタッカーでもなんとかなるし、他のポケモンを補助する役割を担ってもくれる。そんな存在でした。
まあ、剣盾で伝説環境になってからは、火力勝負の舞台になったので、出番が減ってしまいましたが。本当になんで伝説6体とか解禁したんだ。
私とネイティオさん
私とネイティオさんの出会いは『ポケットモンスター金・銀』まで遡ります。
金銀初出のポケモンだったので、出会った時はワクワクしました。しかし、当時はそれほど使う感じでもなかったです。何せ当時は特性がシステムとして搭載されていなかったため、種族値のみで考えてネイティオさんはスタメン入りしませんでした。
そして、時は流れて剣盾の発売となります。久々のポケモンプレイとなりました。
フィールドを歩いていると、懐かしいポケモンが空を飛んでいます。
ネイティオさんです。
「おお、懐かしい」と捕まえ早速メンバーに入れました。ストーリーはレベルでゴリ押しできるので、エンディングまで連れて行きました。
やがて、私は対戦ガチ勢になります。
どのくらいガチだったかといえば、プレイ時間が2000時間を超えるくらいにはガチでした。
そんな中で対戦の実況動画を作ろうと思いました。
作った動画はこんな感じですね。
声出し、顔出しは憚られたので、いわゆるゆっくり実況にしました。
動画を出すにあたり、いくつか他の実況動画を見て勉強していると、たいていのゆっくり実況者は「相棒」になるポケモンを決めて実況していました。
となった時、自分の相棒枠は誰にしようか。
考えて真っ先に思いついたのがネイティオさんでした。
まずもって、私はマイナー厨と呼ばれる部類に入る人間です。
誰も使っていないようなポケモンを使って勝ち上がるのが好きでした。
そう言った点で、ネイティオさんは適任でした。
先にも言ったように、性能としてはビミョーですので使う人はほとんどいない。でも特性は強いのでギリギリ対戦にもっていけるライン。
そう言った経緯で、私の相棒はネイティオさんに決まったのです。
環境が変わり、伝説ポケモンが蔓延る中でも、ネイティオさんを使い続けました。
周りの友人から「パーティのお荷物」「一人だけ五匹で戦っている」と言われ続けても、ネイティオさんをパーティから外すことなく、ひたすらに戦い続けました。
私にとって2000時間のプレイ時間は、ネイティオさんとの時間でした。
それくらい、愛してやまない、私の最も好きなポケモンです。
最後に
新作のポケモンが発売され、そこでリストラにあってもネイティオさんへの愛は変わりません。先日、ポケモンセンターでネイティオさんのボールペンを見つけた時は狂喜乱舞しました。その喜びっぷりに一緒にいた友人はドン引きを通り越して「友人辞めようかと思った」と語るくらいでした。
皆さんにもこの愛が伝わったならば幸いです。
最後に、新作ポケモンでのネイティオさんの追加を祈って、この記事を締めくくりたいと思います。
それでは。