少女☆歌劇レヴュースタァライト感想~キリンについての考察~
#この記事には 「少女☆歌劇レヴュースタァライト」のネタバレを含みます。
先週末、友人たちとカラオケでライブDVD観賞会をしておりまして、その中で「少女☆歌劇レヴュースタァライト」のオケライブを観たわけであります。
恥ずかしながら観たことのない作品でしたが、完成度が高いことと、演者の中に舞台「やがて君になる」の七海橙子役を演じておられました小泉萌香さんがいらっしゃった事で少し興味が沸きましたので、友人にどんな作品かを聞いてみました。
「キラめきを失うと舞台にたてなくなるんだよ」
?????
そういう訳で土曜の深夜から全12話の一挙観をすることになったわけであります。
ちなみにこの記事では特に感想は書きません。というか感想を語ろうとすると「わかります」としか言葉が出なくなる作品なので……。作品を既に観られた方なら理解していただけると思います。
話が脱線しましたが、この記事では作中のキリンについての考察をしていきますが、特に何か目新しい解釈があるわけでもなく、単純にこの感動を何らかの形にしておきたいという気持ちだけですので、リアタイしていた方々にとっては当時の議論を1Lのいろはすで薄めたような内容だと思いますから、優しい心で読んでいただけると幸いです。
①キリン初見時の感想
所謂、高熱が出た時に観る夢ってやつかな?と思いました。私の大好きなクリエイターさんで「とくにないです」さんという方がいらっしゃいまして、その方の作品と雰囲気近いなとか思ってました。
その後冷静になって、キリン=首が長い=高みの見物というところと「わかります」という台詞から上から目線の評論家野郎で倒すべき黒幕なのかなと考えておりました。
今考えると実は半分くらい正解なのかもしれませんね。
②(恐らく)作家の意図
この後の戯言の前に、恐らく作家の意図と思われるキリンの解釈を出しておきます。正直、全部の解釈を詰め合わせたのが正解かなとも思っておりますが。
・キリンとは麒麟である
2 中国の想像上の動物。聖人が出現する前兆として現れるといわれた。体形は鹿、蹄(ひづめ)は馬、尾は牛に似て、頭に1本の角があり、全身から5色の光を放つという。一説に、麒は雄、麟は雌という。一角獣。(出典:コトバンク[https://kotobank.jp/word/%E9%BA%92%E9%BA%9F-480476])
引用の付け方よくわからん……
たぶんこれが1番正解だと思います。要するに聖人=トップスターが出現する前兆ということですね。これは特に捻りのない解釈でしょう。
③私の解釈(たわごと)
・キリンとは批評家である
これは初見時の感想でも書きましたね。首が長い=高みの見物、「わかります」という台詞から上から目線の評論家と感じたわけです。別に倒すべき黒幕という訳ではなかったですけどね。
12話で第四の壁を破って我々に語りかけてくるシーンが印象的ですが、実はあそこは第四の壁を破っている訳ではありません。
第四の壁(だいしのかべ、だいよんのかべ、英: fourth wall)は、プロセニアム・アーチ付きの舞台の正面に位置する、想像上の透明な壁であり、フィクションである演劇内の世界と観客のいる現実世界との境界を表す概念である。(出典:Wikipedia[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AC%AC%E5%9B%9B%E3%81%AE%E5%A3%81])
そもそもオーディションというのは、演劇内の世界と現実世界が混在している状態です。
役と演者は確定しておらず、誰が向こう側の世界にいて、誰がこっち側の世界にいるかは曖昧な状態。あのオーディションという構造自体がフィクションの世界と現実世界の境界そのものなのではないでしょうか。
それならば、あのキリンが我々に語りかけるのはなんら不思議なことではなく、むしろあの狂気じみた話に我々がついてこれるように気を遣ってくれていたナイスガイ(ナイスジラフ?)だったのではないでしょうか。
というか観返してみたら12話でそんな感じのこと言ってましたね(照)
④私の解釈(たわごと)その2
・キリンとはヲタクである
ここほんと戯言なんでスルーしてください。
キリンって高いところの草食べようと進化した生き物じゃないですか。ヲタクが良作品を「もっと欲しい、もっと欲しい」と首を伸ばし続けたなれの果てがあのキリンなんじゃないでしょうか。
「わかります」なんて上から目線も、ほらヲタクって何故か基本的に上から目線じゃないですか(適当)
まあ、正直12話の「わぁ~……(恍惚」とか「ぅあかります!!」とかでもう限界ヲタクにしか見えなくなってしまっただけなんですがね……
⑤戯言のまとめ
さてここまで色々書いてきたものをまとめますと、
キリンとは、スターの現れる前触れであり上から目線の評論家気取りの語彙力を失ったヲタク
ということです。お前は何を言っているんだ?
うっす~い考察でしたが、いかがでしたか?「わかります」と言っていただけると幸いですが……
⑥最後に
長いくせに中身のない文章をここまで読んでいただきありがとうございました。多分この先も同じ感じの中身のない話を気まぐれで書いていくと思いますのでよろしくお願いします。