やが君8巻のネタバレしてもいいですか?
発売されて間もないですが、やがて君になる最終8巻のネタバレをしてもいいでしょうか?
ネタバレといってもボケーっと生きている私にはうっすい考察しかできないのでそこは勘弁してほしいです。
ではネタバレはじめます。
(文字数足りてなくてトップからだとネタバレ部分が見えてしまうのでここでくだらないことかいて稼いでおきます。僕の頭の中では7巻の直続きで『侑が交通事故にあったED』と『燈子が交通事故にあったED』が絶賛連載中でございます。ほんとに下らねえこと書いてるなこいつ。あ、そろそろ大丈夫ですかね?)
「こういうのって恋人っぽくないですか?」
「だから名前をつけなくても」「ただの侑と私でいいかなって」
侑は、これまで自分が手に入れられると思っていなかった「恋人」という特別な関係を、ようやく手に入れられたから、どうしてもそこにこだわっちゃうというか、確認したくなるというか、嬉しくて舞い上がってる感じはあると思います。
同様に、燈子も、長い事嫌がっていた「自分の事を特別と思われること」「他人を特別と思うこと」に恐れを抱かなくて良いという解放感から、やはり特別に固執しているように感じます。
でも結局二人の思いは一致していて、言葉選びだけの問題なんですよね。
ちなみに、この後二人が一線を越えた後に燈子呼びになったのでは?と思ってますがどうですか
「パフェは奢らせなさい小糸さん」
「言わなくても小糸さんからそのうち伝わるかなと……」
なんだかんだ燈子への思いはずっと残っていて、少しだけでも自分(の意見)が入りたいという気持ちと、新しい女(陽ちゃん)の話をするのはなあ……という気持ちが何とも
今、陽ちゃんに気持ちが100あっても燈子に99.99はあるのが沙弥香なんだよなあ(にやけ舌打ち)
結局この子、育ちが良いから、侑関連で喜んでいる燈子は辛そうに見るけど、燈子関連で浮かれている侑はとてもやさしい目で見てるんですよ。
「堂島って誰だよ!」
「なんだよ!なんかあったら教えろよ!水臭いなぁもー」
ここって最高に百合ですよね。ゆゆ式を百合という人の気持ち※が分かった気がする。
※筆者は一時期「ゆゆ式を百合という人アンチ」略して「百合アンチ」だったことがありました。今はもうそんな適当なカテゴライズなんてどうでもよいと思ってます。しょっちゅう百合判定はしてるけどね。
「でもわたしの「好き」はたぶんそうじゃなくて」「自分で選んで手を伸ばすものだったよ」
「先輩がたくさん好きって言ってくれたから選べたんです」
他人の星ばかり見てそれに手を伸ばしていた。
他人の星なんかに手が届くはずもなく。
でもようやく自分の星を見つけることができた。
『やがて君になる』は間違いなく侑の物語でした。
っていうのはまた別の機会にまとめたいと思います。
「あの子のこと大事にしてあげて」
「はぁ……そういうことよね」「わかったわかったわよ」
自分の弱さと向き合って。
自分の思いと向き合って。
人知れず新たな一歩を踏み出すことができた。
『やがて君になる』は間違いなく沙弥香の物語でした。
っていうのもまた別の機会にまとめたいと思います。
「何になってもいいよ侑は」
「責任は取るつもりだよ?」
古い後悔に縛られ続けて。
周りの人達を気付かず巻き込んで。
でもその人たちに助けられてちゃんと自分になれた。
『やがて君になる』は間違いなく燈子の物語でした。
ってういのも(以下略)
「燈子」「楽しいか?」
「うん」
「そうか」
まとまんない
今回エモーショナルがあふれかえって感情のままに吐き出しましたが、語りたいことはもっとあるので、それはまた次の機会に。
「じゃあまたご飯にでも行きましょう」ってセリフとこの間の『舞台やが君DVD上映会イベント』での演者三人のトークと重なってとってもエモかったです。蛇足でしたね。
以上、また次はちゃんとまとめますのでよろしくお願いします。