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凡庸雑記「睡魔」raw現像をしているととにかく頭が疲れてしまい眠くて仕方がない
現像と睡魔
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写真を撮るのは時間を忘れて熱中できるのだが、撮った後のraw現像が眠くて仕方がない。苦痛とまでは行かないが、心身とも疲れ切ってしまう。
頭の中で戸惑いながら、あれこれ思案しつつ、出来る限り素晴らしい写真を作り出そうという、姑息な欲望のせいか、一枚二枚、Lightroomで現像するだけで、頭の栄養分がすっからかんの枯れ野原。そんな状態になる。
疲れて、眠くて、苦しくて、嫌で、面倒で、何かに取り憑かれたように、眠くて瞼を開けられないほどになってしまう。
素直に捨てれば
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それなら、面倒なくさがりで、何かを極める根気もないことを素直に認め、rawで撮ることなんて辞めて、撮って出しのjpeg一本槍で、自己満足写真道を突き進めば良いのに、”本物””本格””独創””創造”なんて、不埒な言葉に騙されて、ありもしない知性と理性と、創造性を、ハリボテの神輿に詰め込んで、愚鈍な荷車で、ゴロゴロと牛歩の如く練り引きまわす。
そんな、金と時間ばかりが、削られて、消費される、よくある迷える素人の写真道なのだ。
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現像は眠い眠すぎる
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もちろん写真を撮るのは、無常の喜びである。そして、撮ったならば、人とはひと味違った独色に染めたいと、いっぱしの夢と希望を心に宿している。
だけどだ、その最後の肝心かなめである、現像が如何にもこうにもしんどくて仕方がない。
こんなことは僕一人の病魔なのだろうか。それとも何かの因縁か。
Lightroomを立ち上げて、ハイライトやシャドウ、コントラストや、トーンカーブを単に右左するだけの、労力皆無の操作だけなのに、頭の中が、かなりの重量物を纏ったような愚鈍さ。ずるりずるりと、重い手足を動かしてようやく現像をこなしている有様。
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一片の曇りなしで操作ができればきっと
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もっと、奥深く、正しく、清く、Lightroomが使いこなせるようになったら、全てがスッキリと晴れ。青空の下、気分よくトレッキングをしているような、意識晴れやかな現像ができるようになるか。
不安と、戸惑いばかりで、すぐには解決できそうもない。写真を趣味とされる方で、こんな恥ずかしくも寂しい病魔に冒されている方はいるのだろうか。