とうとう買ってしまったNikonの40mmf2.0
最近とっても忙しくなったので、単刀直入に言えば、この間、新しいレンズを買ってしまった。
しまったと言ったのは、もう、考えるのが嫌になったので、手っ取り早く買えるものを選んだから。
買ったのは、40mmf2.0。
楽天ポイントを使ったら、15,000円ぐらいで買える。これぐらいならば、少しは手に入れるのが気楽になる。
ギリギリまで、名レンズとしてブロアマ写真家から薦められている50mmf1.8と迷った。でも、そちらはあと3万円余計に必要。この、3万円の壁をどうしても超える勇気が出なかった。薄弱ものだ。
楽天ポイントを使うので、マップカメラの楽天店で購入。新品を買ってもいいかなと思っていたが、なぜだか中古しかない。
それに、新品は他の店で売ってはいるが、結構高くて買う気が失せ。素直に、マップカメラで中古美品を購入することに。
Sレンズじゃないが、値段の割に描写がいいと結構評判が良いレンズ、50mmは無理だったけど、スナップ中心の僕には、この選択は正しい。と、落ち着いて心に言い聞かせ、届くのを待つことに。
これからは届いた時の写真。
レンズだけじゃと、レンズフードと、レンズフィルターも購入。
レンズフードは付属されていないので、Amazonで良さそうなものを選ぶ。金属製のしっかりとしたもので、付けていて風格がある。
マウントもプラスティックだけど、質感は悪くない。レンズのざらざらの手触りがクセになる気持ちよさ。なんだか、Nikonって感じ、と、ほくそ笑む。(気持ち悪いけど)
このレンズの一番の利点は、安さや、安い割の描写でなく、絶対的な小ささと軽さだと、付けてみて実感。
カバンにも入れやすいし、持ち上げる時の抵抗感がとても小さい。片手で持って、ぶんぶん振り回してみると、これで、いつでも街中に飛び出せるぞ!と、嬉しくなる。
Nikon Z6との相性も最高にいい。小ぶりな風体がとてもしっくりかっこいい。
陽はかなり傾いていたが、急ぎ持ち出して近所を試し撮り。
軽さと、手に収まる小ささは、撮りやすさと同じか、シャッターがとても軽く、気になったら即、撮影。
で、肝心の描写。これは、正直な話。悪くはないが…………..。確かに悪くはない。そんな、感想。
Nikon Z6のキットレンズとして手に入れたNIKKOR Z 24-70mm f/4Sの、キレのあり精細な描写と比べ、このレンズ、描写の底になんとも言えない甘さがついて回る。
確かに、いろんなレビューの中に、それなりに多く甘いだなんだと書いていたのを思い出す。 Nikonらしい、キリキリとした絵を求めてしまう人には、趣向が違う。
ただ、甘いだなんだ、ぐだぐだ言うなら、Sレンズを買えよってことだ。大人げない話。
でも、ゆっくりと写真を見直すと、ピントが合っているところは、しっかりと描写しているし、コクのある色合い、自然なボケ、などなど良いところが散見される。まったくもって悪くない。しっかりとしたレンズ。
Nikonの光学技術の粋を集めたSシリーズとは違う描写だけど、そもそも成り立ちが違い、軽さと、小ささ、そして何よりも安さで、自由に気楽に”素晴らしきZレンズ”を楽しむためのレンズだから、それを重要視して使うべしだ。
とにかく軽くて、心地よい、良いレンズだ。多分。きっと。それなりに。
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