掟破りの小型軽量手頃大三元をNikonが!「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」を発売へ。
[Nikon | ニュース | 報道資料:「ニコン Z マウントシステム」対応の標準ズームレンズ「NIKKOR Z 28-75mm f/2.8」を発売]
Nikonの新レンズにビックリ
こりゃまたほんまビックリ!や。
Nikonの節操の無さ。脇目も振らず振り切って、ヤレること何でもかんでもやっていこうと言う、良く言えば覚悟なんてもんを感じてしまう。
このレンズ。そう、前にも書いたとこがあるけど、SIGMAやタムロンが大三元なのに小型で軽く、そしてお手頃価格。ズバリお手頃変則レンズとして世に出している。
隠し球のレンズは大手メーカーは手を出さない
普通、f2.8の標準ズーム、俗にいう大三元はデカくて重く、価格が高い。メーカーも使う側もそれがわかっている。わかっていて買う特別な人のためのレンズ。
それがだ、それなのにだ、ちっちゃくて安い。もちろん写りも十分。広角側を少し狭くし28からにしたことで、この割り切りでこうなった。これは売れないわけがない。
僕も、Nikonに転ばなければ、α7IIで我慢できていれば、割り切りと忍耐力と写真は機械じゃないんだよという真実が素直に解っていれば、確実に買っていた。SIGMAの方を。
ただ、あくまでもこのレンズ、どれほど評判が良くても、買い手が付いても、変化球、隠し球、だからだろうか主流のカメラメーカー直では製造していなかった。
大三元は出しているが、どれもが、最高の写りと、最大の実体と、最強の価格を備えた選ばれた人のためのレンズだった。
業界掟破りを堅物Nikonが
それをだ、あの、堅物として世中にその名を轟かせた、Nikonがカメラメーカーの中で先立って発表したのだから、驚いた。
最近のNikonはいったい何が中身で起こっているのか、Z9ではメカシャッターを無くしちゃうし、今回もレンズメーカーを敵に回すような、小型で安い大三元に手を出したり。こっちとしちゃ、SIGMAが使えなくて涙を飲んでいたのに、Zレンズで同じようなものが出たから、万々歳なのだけど。
写りがいかほどのものか今から心配でも楽しみ
実際の写りが気になるが、きっとZレンズだから、満足いくものだと思う。と言うか願っている。そうでないと困る。いろんなレンズが出揃ってきたが、このレンズが本命になりそうで、期待がぐんぐん高まっている。
少し心配なのが、S lineレンズでは無さそうなこと。普及レンスとして、Sよりも少し描写が落ちるかもしれない。そうだとしても、今のところ出ているレンズで、ノンSだったとしても、かなり写りがいいので心配ないのかもしれない。
発売は来年2022年2月。楽しみに待ってますよNikonさん。